「百姓天国」inつわのトップへ!  「あぜみち通信」2007へのリンク

今年もアイガモ農法やります!
2007年「アイガモ」によるコメ作りにチャレンジします!
25アールの水田に50羽のアイガモを放ちます。
外敵(ヘビ、タヌキ、イタチ、テン、キツネ、カラス、サギ)に襲われることなく育ってほしいものです。
今年で6年目の試みになりますが、成功するよう祈ってね!
3年を過ぎると
「アイガモ米」として認定してもらえるのです!

 アパパとママのイガモ日記2007 

月 日 天候 2007年のアイガモ日記 写真もあるよ
5月31日 曇り空の元、元気に田んぼにデビューしました。
早速近所のオッサン達が来てお祝い?をいってくれました。
「何年目になるかの〜」
「今年で6年目になるけ〜、儲からん道楽じゃけ〜」
「ほいでも、カモが田んぼで遊ばにゃ〜さびしいけ〜の」
「ちいと(少し)こまい(小さい)気がするが、寒ぶ〜な〜かの〜」
「やはり自然のものじゃけ〜、強いものいね」
ここ数日、しばらくはギャラリーが増えてきます。
5月24日 アイガモが田んぼにデビューするまでは、いろいろな作業が待っています。
まず、田んぼの周囲にネットを張ります。
これは、外敵(キツネ、タヌキ、イタチ、犬等)が侵入しないようにするためです。
過去被害にあったことはありませんが、重要な作業です。
今日1日かけて周囲250mの田んぼに、無事ネットを張り終えました。
ネットを張る前には、2.5m間隔で1.5mの竹杭(支柱)を立てます。
支柱にネットを結びつけると、裾部分を田んぼの土の中に押し込んで行きます。
これで外敵が侵入できませんが、アイガモも脱出できません。
残った作業は2.5m間隔の杭に縦横糸を張り巡らします。
これも重要な作業で、空からカラスや鳶、鷺等がアイガモを襲うのを防ぐためです。
今日の作業はネット張りで終わりです。
2007年
5月23日
早朝、大阪からクロネコヤマトが運んできました。
益田市のヤマトまで取りに行きました。
生きの良いのが「ぴよ、ぴよ」鳴いて、ご主人様を待っていました。
こんなにかわいい! 砂糖水を飲まします 田んぼに出るまで
我が家に着くと田んぼに出るまでの飼育小屋で、慣らし飼いをします。
昨年までは、2カ所で40a「アイガモ農法米」を作付けしていました。
今年度は、他の役職が多忙につき残念ですが25aの田んぼ1カ所に削減しました。
田んぼでネット張りの準備をしていると、
「今年は、忙しそうなけ〜、アイガモはやらんのかと思うたが安心した〜ね」
デイサービスの車からこんな声援を受けました。
「来週からアイガモが田んぼに出るけ〜、見に来んさいよ!」

50羽が箱に入って
遠路はるばる
草取りに?
やって来ました
2006年のアイガモ日記
7月10日 松江市のJAくにびきにおいて「つわの冷麺」の発表会が行われました。
                          (右の記事は2006.7.11付 日本農業新聞より)
TV、新聞社等マスコミ各社が取材に訪れて、試食会も開催しました。

夏季限定の「つわの冷麺」はお中元等この夏の好適品です!
取材に対して、次の3点を強調しました。

1.米の消費拡大!
2.中山間地助成金農業の活性化!
3.津和野観光と農業を結びつけた商品開発!

インタビューでは、
「このつわの冷麺を食べて、暑い夏を乗り切ってください!」
「食欲が湧かないときでも、のど越しの良さが自慢の麺ですから最適です!」
質問には、
「島根県の新しい品種キヌムスメを今年は栽培しましたから、キヌムスメを宣伝しますよ!」
「今年もアイガモが田んぼで活躍していますから期待してください!」

「つわの冷麺」「津和野らあめん」どうぞよろしくお願い申し上げます。
7月8日 前線が停滞したのか、大雨です。
午前中にアイガモの引っ越しも無事完了しました。
ただ、数羽戻ってきません。その内帰るでしょうが・・・・・。
午後、長女の嫁ぎ先に産着を持ってお祝いに伺いました。
ちょうど1月になります。
道中の雷と雨脚の強いことといったらありません。
夜帰宅すると、早速アイガモの様子を見に行きましたが、大雨の中元気よく泳いでいます
7月7日 夕方からアイガモを出す田んぼの準備です。
代掻きをが終わっている転作田にネットを張る準備です。
「はあ、お役御免かいの〜」
「明日の昼頃にはアイガモも引っ越しじゃけ〜」
「台風が来る言うとるが、しゃ〜な〜か?・・・」
「コシヒカリは追肥をせにゃ〜いけんのじゃが、台風が逃げるまでおあずけじゃ〜ね」
「この台風が逃げたら、梅雨明けかもしれんの〜」
「セミがジ〜ジ〜鳴き始めるいね」
暑い夏が来ますように!
6月28日 稲がぐんぐん大きくなり、中で活躍するアイガモが見えにくくなりました。
「アイガモが見えんようになったの〜」
「稲がかすかに動きよる所におるんよ」
「今年のアイガモは、躾が悪いけ〜、隊列行進がなっとらんの〜」
「いつ見ても分列行進じゃの〜」
「あっちの田んぼは、大分稲が無うなっっとるが餌はやっとるかいの〜」
「ち〜と、荒びようがひどいで」
ご指摘の通り、遊び場になったところの稲が無くなっています。
一度水たまりが出来るとそこから徐々に拡がっていきます。
あと2週間でお役ゴメンになり、田んぼから上がります。
6月21日 アイガモも大きくなりました。
50羽のアイガモが一斉に移動すると、バシャバシャと水音がします。
いつもの通路は稲が踏み込まれて、今は何もありません。
田んぼの中も餌になるような雑草もなくなり、クズ米がたくさんいります。
日に日に大きくなっていくのが分かります。
稲も姿が大きくなってきたので、アイガモが首を伸ばして周囲を伺うときにしか見ることが出来ません。
今年の特徴は、集団生活が苦手らしくひとかたまりになりません。
あっちこっちでアイガモが自由に泳ぎ回っています。
大別すると3集団になっています。
これで困るのは、田んぼから引き上げるときにまとめて捕まえにくいことです。
6月20日 我が家から行ったアイガモくん3羽の様子を見に行ってきました。
電気ネットで囲まれた中、元気に泳いでいました。
毎年、臺さん所有の田んぼ3aで行っています。
子供達が植えた田んぼですから、機械が植えたようにきれいではありません。
大きな株になった稲や、所々遠い間隔の所もありますがスイスイ泳いでいます。
3羽しかいませんが、仲良く楽しくやっています。
畑ヶ迫小学校も小規模校ですから、何か環境が似ていますね。

立て看板です!
6月18日 アイガモもぐったりです。
真夏日になったため、水に浮かんで涼を取っています。
今日から飼料もクズ米に変わりました。
最初は胡散臭そうに近寄りませんでしたが、1羽が突き出すと寄ってきます。
口いっぱいに頬張ると、水飲み場に直行します。
この繰り返しをして、腹が一杯になるとまた田んぼの中に出ていきます。
しばらくすると陸に上がって休憩です。
「夜中に泳ぎ回るんじゃね〜」
「タヌキやら来てもすぐ逃げ回るけ〜、このくらい大きゅ〜になったらしゃあな〜け〜」
近所の人との会話です。
6月13日
午後、町内の畑ヶ迫小学校から先生と児童の代表が、アイガモを引き取りに見えました。
今年も3羽のアイガモを田んぼに放ち、飼育研究するそうです。
「わ〜、今年のは大きい!」
「名前を付けよう、何がいいかな・・・・」
最初は恐る恐るでしたが、写真のように抱っこして可愛がっていました。
学校の近くの田んぼには、電柵ネットが張ってあります。
近況報告をかねて、時々様子を見に行ってみるつもりです。
6月11日 「アイガモがネットに引っかかって死にそうになっとるよ・・・・」との電話です。
「泥落とし言うて、飲みにいっておらんのですが・・・・」
「2羽ほどかかって血も出とるようなよ、簡単に外せる場所じゃけ」
「それなら行って外しますから、わざわざすみませんでした」お礼を言って出かけました。
防鳥ネットが風で中に入ったため、アイガモの足に絡みついていたそうです。
朝起きると、上記のような報告がありました。反省!
6月10日 曇晴 アイガモも大きくなって、食欲旺盛です。
山盛りの飼料が、あっと言う間になくなります。
畑ヶ迫小学校から「今年も児童がアイガモをやりますからよろしく」との電話です。
「今年のアイガモは丈夫ですから安心してください」と返事しておきました。
来週の火曜日に先生と児童の代表数名が取りに来られます。
6月5日 広い田んぼ一面に出て泳ぎ回っています。
陸には避難小屋があり、飼料がたっぷり準備してありますが食べた様子がありません。
ということは、田んぼの中に食べきれないほどの餌があると言うことです。
50羽が集団で泳ぐと波を打ちますから、さながら戦艦が出撃した感じです。
稲の生長と共にアイガモも成長していく様子がはっきりと分かります。
まだまだ小さいですから少しすると羽休めに避難小屋に帰ってきます。
体が温まると、また出陣していきます。
6月4日 ついにネットの入り口が開き、アイガモが田んぼ一面に出て行きました。
「カラスが2羽電線にとまってこっちを見みとるで」
「最初に諦めてくれたら大丈夫なんじゃがね〜」
泥落としで集会所に集まって昼食会を開いているときの会話です。
来たときよりも大きくなっていますから、田んぼ一面あっと言う間に動きます。
オタマジャクシが逃げ回っていますが、明日にはほとんど食べられてしまうでしょう。
早く通行する近所の人や子供達になれればいいんですが・・・・。
6月2日 25aの田んぼにも50羽のアイガモが出ました。
最初の1時間くらいはなかなか水に入りませんでしたが、集団のボス?が
恐る恐る入ると後続も右にならえ!で突入しました。
そうなると水取りですから陸へは上がってきません。
オタマジャクシや蛙になりたてのおたまじゃくし?を喜んで食べます。
うじゃうじゃいたオタマジャクシが、あっと言う間に食べられてしまいました。
水の中に潜ったり、稲を突いて遊び回っています。
夜、無事に過ごすことが出来たら、もう大丈夫です。
6月1日 25aのアイガモ田のネット張りも順調に進み、鳥除けのテグスも張り終えました。
2.5m間隔で打った杭から杭へ縦横碁盤状に張ります。
この作業が重労働?です。
明日は全アイガモが田んぼに出陣します。
通りがかった採石を運ぶ大型ダンプから声がかかります。
「稲のためより、大きゅうしてから方が目的じゃろ〜が」
「そね〜なこた〜な〜よ、早う出して田の草を取ってもらわんとやれんけ〜」
「最初はかわいいがの〜、情が移ったら喰えんものいの〜」
5月31日 先週の水曜日に我が家に来てから1週間が経ちました。
まだ少し早いかなと思いましたが、田んぼにデビューしました。
15aの田んぼだけですが、日中の強い日射しもあり、すぐ水の中に入っていきました。
最初は羽毛も水をはじくことが無く、濡れぼそっていました。
水に入る陸に上がるを繰り返す内、不思議ですが水をはじくようになりました。
「お!出てきたか、かわいいもんじゃの〜」
「最初はこの周辺で馴らして、3〜4日経ったら田んぼ全体に出すけ〜」
「12〜13羽しかおらんじゃな〜・・・・」
「試験的に出したけ〜、明日補充するけ〜、
これが今晩から明日の晩にイタチやらにやられんかったら、しゃあな〜け〜」
「そういの〜、イタチやらキツネやら、カラスやら鳶やらおるけ〜の〜」
みんなの期待を一身に集めて、小さな体で頑張ります!
5月30日 アイガモ田にネットを張る作業も今日で2日目です。
25aの田んぼもほぼ張り終えました。
「何時から入れるん?今年は遅いね〜」
「近日中には出せると思うんじゃがね〜」
アイガモも早くデビューしたいと思いますが、自然は厳しい?ですから。
あと1日で完成です。
5月29日 今日からアイガモ田の周囲にネットを張っていきます。
田んぼの一部に慣らし飼いのために、特別に囲います。
「1人で大変じゃの〜」
「それ〜ね、こういう仕事は手間(補助員)がおらにゃ〜はかどらんけ〜」
「今年はカモ(アイガモ)を何羽入れるんか〜」
「こっちに20羽、あっちに50羽入れる予定なんよ」
「はあ、来とるんか〜」
「家の所で飼うとるけ〜」
「また目の肥やしにさせてもらうけ〜」

15aのアイガモ田
作付けしてある品種は
「キヌムスメ」です。
5月28日 5日目です。
飼育小屋での生活も半分立ちました。
来たときよりも大きくなり、足腰?が丈夫になってきました。
例年に比べて鳴き声がおとなしいような気がします。
どういう訳か、猫の「ミーコ」が興味を示しません。(おかしい?)
ツバメも負けじと?巣作りに励んでいます。
明日から天気が回復するらしいので、ネット張りを始めていきます。
5月27日 雨曇 雨の中、ネットを張るための杭を立てていきました。
孟宗竹(1.5m)を適当に割り、2.5m間隔に立てました。
15aのアイガモ田
今年も例年通り、15aと25aの水田2カ所で行います。
植え付けた品種は、新品種の「キヌムスメ」です。
午後からネット張りの予定でしたが、雨が上がったため田の圃場で作業しました。
アイガモが4羽圧死しました。
弱肉強食?の世界ですから、どうしても成長が早いものが勝ちます。
集中的に暖を取るとき、下敷きになって弱いものは命を落とすことになります。
そうして強いものだけが田んぼに出ていきます。

25aのアイガモ田
5月26日 今日からアイガモ農法田にネットを張ろうと思っていましたが、雨で中止です。
気温も低く、アイガモも縮こまっています。
5月25日 2日目です。
元気いっぱい動き回っています。
昨年から我が家には「ミーコ」という猫が住み着いています。
ですから、猫は隔離?するしかありません。
飼育している箱はコンパネですから丈夫ですが、やはり気をつけませんと・・・・。
水パレットに入って遊んでいますが、寒くなると集団で輪を作って暖を取っています。
少しずつ慣れてくると、夜間の暖房も切ります。
2006年
5月24日
今年もアイガモがやってきました。
40aの田んぼに70羽放ちます。
10日間は我が家で飼育して、大きくなったら田んぼにデビューします。
我が家に来ると、「よう来たね〜、大ききゅ〜になりんさいよ!」と歓迎です。
砂糖水を飲ませて体力の回復をしてやります。
飼育箱にスクモ(籾殻)をたっぷり敷いておきます。
スクモを突いたりしていますが、すぐ丸くなって暖を取っています。
2005年
10月17日
「アイガモ農法米」の田んぼに堆肥を散布しました。
10aの田んぼに2トン、25aの田んぼに4トン散布しました。
散布したのは、「津和野ビーフ牧場」の方々です。
パワーショベルと堆肥散布機であっと言う間に散布完了です。
aoki@crest.ocn.ne.jp kazututa@ybb.ne.jp kazututa@ybb.ne.jp