七福神とは
インドの大黒天・弁財(才)天・毘沙門天の三神と、中国の布袋尊・福禄寿・寿老人の三仙、そして恵比須神を指します。このうち恵比須神のみが日本固有の神(水蛭子(ひるこ)、後の事代主神(ことしろぬし))です。事代主神の娘姫蹈鞴五十鈴姫命が神武天皇の「正妃」となり、この辺りから神話から歴史へと変わっていきます。
恵比須
「商売繁盛」の守り神、「交通安全」の守り神、水難除けの神様。
大黒天
慈愛同仁、寿福円満、開運招福、商売繁盛の神様、京都の鬼門守護の福の神。
弁財天
七福神の中で唯一の女神様。美や音楽、技芸、学問の神様、鎌倉にある「銭洗い弁天」のようにお金を増やしてくれる神様。
毘沙門天
インドの財宝福徳の神様、仏教では多聞天の名をもつ四天王の一人で、北方守護の役目を担う最強の神様 。
布袋尊
実在の中国のお坊さんで、半裸の大きな太鼓腹に和やかな笑顔で楽天的な生き方をした福徳円満の福の神。
福緑寿
寿老人と福禄寿は同一の神のよう。
寿老人
寿命を支配する神。