どんど焼き
2014年1月11日

 これは吉賀町柿木村福川地区の自治会館前広場で、毎年行われている「どんど焼き」のようすで〜す。

とんど焼き、どんどん焼き、どんと焼きなど呼び方は様々なようです。当地でも「とんど焼き」と呼ばれることが多いようですが、一般に「どんど焼き」が多いようなのでこの呼び方で記載しています。

 雪の中自治会役員さんたちが前日に作った立派な「どんど」が出来ています。  新年の挨拶も聞こえてくる中、戸数約80戸の福川地区の人が正月に飾ったしめ飾り、習字などを持ち寄っています。
 焚き火が焚かれ、お茶、ぜんざい、酒なども用意されています。  分館長さんは慣れた手つきで焼きそばの準備中です。
 焚き火は燃えさかり、竹筒の中身の液体は丁度良い加減のようです。  焚き火を囲み談笑しながら、焼きそば、ぜんざいを頂いています。
 いよいよ点火です。午(うま)年生まれの人が数カ所にそれぞれ点火場所にガストーチで点火します。「はいそこで〜す!そこに点火してください」  勢いよく上がる煙、ヒノキの葉がいい煙を出しています。遠くで見守りながら尚歓談は続きます。消防には「火入れの届」も出されています。
 崩れ落ちたどんどは更に勢いを増し、遠くからでも熱を感じます。  家から持ち寄ったモチを竹竿の先にモチを挟み焼きます熱いです!
 
 今年のとんど焼きは昨日降った雪があり、強烈な熱で雪が溶け水が溜まり、水の上で焚いているようです。
この福川地区の「どんど焼き」は伝統ある行事という事でもなく、今回で6度目だという。疲弊していく過疎の地区で何かみんなが集まることはないかと始められたのだとかいう。
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