長崎古道トレッキング
2013年5月26日、エコビレッジかきのきむら主催のトレッキングに参加した時の記録です。
 長崎古道とはその昔、旧柿木村と無休六日市町七日市を結ぶ往還であり、おそらく昭和初期まで使用されたであろうと思われます。柿木方面、福川方面から登ってきた道は六間道付近で一つになり、尾根を峠まで登り七日市へと通じている。
他に江戸時代初期に参勤交代にも使用された長崎新道もあり、混同しやすいが、古い時代に見られる尾根を通る道の特徴をもっている。

 今回はこの古道を峠まで往復、帰路その途中にある大ケヤキにも立ち寄ると言うコースで開催された。
 下図のMapは
今回のルートは赤で示している。ピンクの線は長崎新道を表している。
 
今回は都合により峠までの往復です。
08:00
集合場所のエコビレッジから登山口までマイクロバスで移動する。
09:30
 2度目の休憩、この場所は展望が開け絶景、普段見ることのない「とびのこやま」の裏側に感動?
 見慣れた「とびのこやま」を裏側から見た姿、そこから登ってきた尾根が続く。画面左稜線の上に浮かぶ丸い山は青野山、とびのこやまの右裾野の町並みは柿木。かつて柿木は「見迎村」と言われていた。峠を下りてきてこの場所で、見迎えてくれるように見える集落、「見迎村」の語源になった風景ではないだろうか?

 
10:45
 峠はもうすぐ、造林地の道は消失しているところもあるが、適当な勾配で登っていく。
 峠に到着したのは11:10頃、GPSはN34°24’36.21”E 131°51’56.38” 標高は762mを示している。
 峠での昼食、木漏れ日の差し込む快適な環境での弁当はおいしい。画像は出発前に行った簡単な自己紹介の様子。
12:47
 下山途中立ち寄った、稜線から100mばかり降りたところにある大ケヤキ、先ずは記念写真
神が宿るのではないかと思われるほどの存在感、この森の主なのです。
 計測中、地面から1.3mでの周囲は5.45m?でしたか?



大ケヤキの表皮。数百年の時間が作り出した神秘的とも言える不思議な模様。
名残惜しいほどの別れ、400年以上ここに生き見守ってきた大ケヤキ、「ありがとう」の言葉でこの場を後にする。 

全員無事下山、「エコビレッジかきのきむら」までバスで移動。解散式、恒例の雪山賛歌の替え歌はやはり大ケヤキ。
「♪お山のケヤキよごきげんよろしゅう♪また来るときにもわらっておくれ♪」
今回はHPで公開する予定が無く、画像も少なくてすいません(-_-)
Upload:2013.7.25