・ | ・イノシシ猟 |
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「シシを捕った」、「シシに畑を荒らされた」など、当地ではイノシシのことを「シシ」と言う。 1月25日、積雪は約30センチほど、軽トラックの荷台にイヌを乗せて数台の車が近くの林道に入って行く。 場所はちょうど用があり出かけようと思っていた対岸らしい。しばらくすると猟犬の激しく鳴く声が聞こえてくる。どうやら獲物を見つけて追っている様子である。猟師も仲間と連絡し合い、追っているらしい。この積雪の中を追いかけるのは大変なことだろうと想像する。 |
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川を渡しすでに内臓を取り出していた40kg?ほどのシシ |
トラックまで引っ張って運ぶ猟師 |
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お手柄のワンチャン |
小屋に参加者全員集合して解体、分配、慰労会? |
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小屋の中ではドラム缶で作ったストーブが赤く燃えていた。十分温まりこれから解体されるのだ。シシ猟は冬季の山村の数少ない娯楽でもある。 このシシ猟、私が子供の頃とは少し違ってきている。昔は車を持っているものも少なく、歩いて集まっていた。そのためせいぜい数地区の猟師が集まっていたようだったが、それでも人数は多かった。 現在は林道もあちこちに出来、4WDの車で簡単に移動することが出来る。猟師の減少と電話、携帯の普及で遠方から駆けつける。猟犬には発信機が付けられ、猟師の連絡も高性能な無線機、携帯電話と進化している。 そのうちの猟犬にはGPS付きの発信機に変わり、ノートパソコンの画面を見ながら車で追跡するようになるのだろうか?、それともワナで生け捕ったシシに発信機が背負わせ、群れごと捕るようになるのだろうか?。 |
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