活動内容
 世界最小(1.9p)のトンボであるハッチョウトンボが1998年(平成10年)、8年振りに益田市馬谷で発見され現在も生息を続けています。絶滅危惧種で、現在県下でも唯一現認されているのは、ここだけと言われています。
前半は、馬谷小学校の児童を中心に活動が続いていましたが、今は、会長役の私と休耕田地主さんご夫婦(大屋地区)の3名です。
 かつては全国どこでも生息していたトンボですが、大変弱くて環境の変化に適応出来ない昆虫です。今では、失われた生息地も少なくありません。是非とも、末永くこの益田の地に生息出来るように保護の手が必要です。観察(毎年5月から8月末)を継続して7年になります。特に地主さんによる生息地管理の努力に頼っているのが実情です。5月中旬頃から羽化します。週2〜3回は観察を続けます。通常8月末まで次々と羽化します。最大時は80匹生息します。しかし、年によっては、極めて少ない時もあり、実態が不明な部分も多いようです。とにかく観察が大切です。休耕田の管理について、雑草を繁茂させないことなどは是非会員でやりたいものです。

会員数
  3名  ※会員募集中!(至急、先着20名程度)

2005年度の報告

活動年月日 内容 参加人数 備考
2005年6月5日 「ハッチョウトンボを守る会」発足会 18名
2005年6月1日〜8月20日 観察を継続 5名 ※将来にわたって継続予定

2006年度の活動予定

活動年月日 内容 参加人数 備考
通年 標本づくりを完成させる

その他
 生息地の詳細などについては、下記にお問い合わせ下さい。

連絡先
住所 〒698-0032 島根県益田市水分町18-10 高津川大学事務局気付 世界最小ハッチョウトンボを守る会
電話 0856-24-8661