4月のイベント
▼  11日前後:宵の明星とすばるが接近。 美しい金星とプレイアデス星団が近づいて250㎜程度の望遠レンズや標準レンズでアルデバランを含めて撮影するのがお勧めです
▼  22日:月とすばるが接近。 月が細いので、一緒に見る・撮影することができるでしょう。望遠レンズがあれば250㎜-300㎜程度で。 <
▼  23日:月と金星が接近。細い冴えた月と金星の寄り添う姿は見ものです。写真撮影にもトライしてみましょう。

冬の狩人オリオンが眠りにつき、安心した獅子が空高くから見下ろしています。北の空にはおおぐま、東の空にはおとめ。 冬のような明るい星は少ないのですが、北斗七星の柄からアークトゥルス、スピカにかけての大曲線、春の大三角(アークトゥルス、スピカ、デネボラ)を見つけられるでしょうか? 北斗七星のミザール(2重星)でスマホで疲れた目の視力チェックをするのもいいでしょう。

 春の空には天の川が流れておらず、銀河を見やすい季節です。おとめ座には銀河団があり、デネボラの下辺り(〇印)に密集しています。M84M86の辺りはマルカリアンの鎖と呼ばれている銀河です(下に写真添付)。大きさが何万光年もあり、数千億個の星を含む銀河も高速で移動し、その総合重力によって銀河同士が引き合い、衝突します。詳しいお話はこのサイトの別ページで。

4月の星空

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