冬の狩人オリオンが眠りにつき、安心した獅子が空高くから見下ろしています。北の空にはおおぐま、東の空にはおとめ。 冬のような明るい星は少ないのですが、北斗七星の柄からアークトゥルス、スピカにかけての大曲線、春の大三角(アークトゥルス、スピカ、デネボラ)を見つけられるでしょうか? 北斗七星のミザール(2重星)でスマホで疲れた目の視力チェックをするのもいいでしょう。
春の空には天の川が流れておらず、銀河を見やすい季節です。おとめ座には銀河団があり、デネボラの下辺り(〇印)に密集しています。M84やM86の辺りはマルカリアンの鎖と呼ばれている銀河です(下に写真添付)。大きさが何万光年もあり、数千億個の星を含む銀河も高速で移動し、その総合重力によって銀河同士が引き合い、衝突します。詳しいお話はこのサイトの別ページで。
4月の星空
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