2023写真コンテスト
皆様から趣向を凝らした感性豊かな作品を応募いただきました。
5名の審査員に審査をお願いし、また津和野町長さん、教育長さんに選んでいただいた結果は下記のとおりです。
1 みんなの星空賞 「大楠の尻尾」 齋藤律希さん
2 カノープス賞 「カノープス」 白岡まゆみさん
3 幻想世界賞 「天文台から見た冬の星座」 白岡まゆみさん
4 トワイライト賞 「夜の公園」 白岡まゆみさん
5 町長賞 「いつもの風景」 大垣加代子さん
6 詩的で賞 「つながる」 木村緑さん
7 教育長賞 「宇宙のどこか」 木村緑さん
8 天体部門優秀賞 「別れ際」 木村賢次郎さん
9 星景部門優秀賞 「にぎやかな夜」 木村賢次郎さん
10 天文台部門優秀賞 「天文台部門優秀賞」 大垣七海さん
11 アイデア賞 「ちび天文台」 大垣七海さん
12 おやすみなさい賞 「私的周南」 木内幸恵さん
13 ノスタルジック賞 「私的周南」 木内幸恵さん
14 芸術賞 「私的周南」 木内幸恵さん
15 夏の夕暮れ賞 「天文台 夏」 木内幸恵さん
16 夏の夕暮れ賞 「天文台 夏」 木内幸恵さん
17 光と影賞 「天文台 夏」 木内幸恵さん
18 芸術賞 「天文台を覗くは誰そ彼?」 木内麻莉乃さん
作品はここをクリック
この彗星は2022年3月にパロマー山天文台で発見され、変わった特徴を持っています。公転面が地球の軌道と直角に近い(およそ110度)のです(下図参照)。縦横で近づくのは珍しいですよね。次に出会うのは5万年後ということです。
地球に最も近づくのは2月の中旬。そのころには4等か5等くらいにまで明るくなるといわれていて、夕方から夜半にかけて北の空に現れ、とても見やすくなります。上の写真はアマチュア用の望遠鏡に中古のカメラを付けて撮ったもの。小望遠鏡や双眼鏡をお持ちならば、北極星の近くにぼやっとした青緑色の彗星を見つけられるでしょう(Vicsen社の”Comet
Book"などのアプリなどでその日の位置がわかります)。是非夜空を見上げて、5万年かけてやってくる訪問者を歓迎してあげてください。
視野の中に明るく見える4つの寄り添う星はトラペジュームと
呼ばれています。回りの水素ガスが集まって星を誕生させた
ところです。
この星雲は、オリオンの三ツ星の少し南にある小三つ星の真ん
中の星の場所にあります。双眼鏡で観察してみましょう。