黄色四角の中
拡大すると40個ほどの銀河が写っています。
春の名物
 春は天の川が見えません。その代わり、星の真砂に邪魔されず、銀河や星団がきれいに見えます。特におとめ座には銀河団があり、その一部は鎖状に並んでいるので、「マルカリアンの鎖」と呼ばれています。その周辺をモザイク撮影しました(下図)。北斗七星周辺のめぼしい銀河も撮影したのでご覧ください(左からM5「子持ち」、M101、M81)。
 また、この辺りには大きな球状星団(M3)があります。双眼鏡でもぼやっとして恒星とは違うことがわかるでしょう。春の南の超低空に見える、最大級のオメガ星団も撮影することができました。低空の大気の影響で画質が劣りますが、M3と大きさを比べてみてください。


※緑丸がすべて銀河
※四角枠がマルカリアン周辺