次世代型バルキリー


VF1SOL-S/VF1SOL-J/VF1SOL-A

2010年に実験的に運用された試作型の新型バルキリーで、通称「スクランブルバルキリー」。スーパーパックにさらに追加の新兵装のミンメイ・キャノを備える。ミンメイキャノンは特殊音波兵器で、サウンド発生装置と投影装置により特殊なフィールドを形成する。


VF-1AR / VF-1JR / VF-1SR

通称「アタックバルキリー」。2036年に開発されたVF-1とVF-2SS バルキリーIIの中間に位置する改良型。頭部形状以外VF-1と変わらないが、主にバトロイド時に推力を偏向して機動性を向上可能なブースター下部ユニット可動式の「スーパーパック II」が標準装備されている。


     VF-1AR

      VF-1JR


          VF-1SR

SDP-1 スタンピードバルキリー

通常のスーパーバルキリーやストライクバルキリーではゼントラーディ艦を相手では火力不足であることが指摘されていた為、攻撃力に特化した変形可能なアーマードバルキリー的な機体として開発された。スタンピードパックを装着するには、頭部や腕部の取り替えなど機体の事前改修が必要である。ガウォーク形態は存在しない。。



VF-2SS バルキリーII
往年の名機、VF-1 バルキリーの発展形である統合軍の主力可変戦闘機。2072年に登場したVF-2の改良モデルとして、2081年より部隊配備された。巨人族との格闘戦を想定し、機体はVF-1より二周りほど大きい。宇宙空間専用機で、通常装備として対艦攻撃用レールガン1門を搭載したスーパーアームドパック(SAP)を装着する他、支援用の自動攻撃兵器スクワイアーも装備する。





VF-2JA イカロス
大気圏内専用に開発された可変戦闘機。CCV技術導入により、空中機動の特化が図られている。バルキリーIIとは開発元が違うため変形システムが異なり、機体も一回り大きい。色はスカイブルー。





VA-1SS メタルサイレーン
ロールアウトされたばかりの最新鋭可変戦闘機。月面フェスティバルでレプリカ機がデモ飛行を行った後、マルドゥークとの決戦でネックス機が実戦投入された。バルキリーIIやイカロス以上の優れた火力と推力を持つ他、バトロイドでの格闘能力もより強化され、ファイター時の機首部をプラズマスピアとして使用する。更に第4の形態として、近接戦闘用のガンドロイドモードを持つ。




VF-XX ゼントラーディアン・バルキリー
VF-2の前身として、2060年代に開発された可変戦闘機。ゼントラーディ系バトルスーツの関節や動力伝達系技術を導入した異形のフォルムを持つ。Episode 5で1カットのみ登場する。




ガウォーク・ロイド
低空での運用やガウォーク形態での運用を前提に、変形機構を廃したバルキリーの亜種。デストロイドとガウォークの中間的な存在として設計された低コスト機。





VC-079 SNNバルキリー
2079年にタチカホフ社が発売した民間用の複座型可変機。報道機としても利用され、大気圏脱出用ブースターを装着すれば宇宙空間への急行も可能である(SNNテレビ社有機は本社ビル内のカタパルトから発進する)。両翼には大型カメラが搭載されている。非戦闘用のため、変形はファイターとガウォーク形態の2形態のみだが、高い機動性を誇る。










次世代型デストロイド


LDR-04 マーベリック

ゼントラーディー軍との抗争の際、満足に相対できる艦船は少なく、艦船の攻撃力不足を手助けする、遠距離専用の安価なデストロイドが急遽要求され、開発されたのがマーベリックである。同系列のファランクスに比べて、ミサイル発射数は劣るが、火力においては遜色のない兵器であった。

大型3連ミサイルランチャー×2
40㎜対空ガンランチャー×1
3連ミサイルポッド×2



トマホーク Mk.II

トマホークを発展させた重装撃破型デストロイド。「トマホークII」とも呼ばれる。両肩に長射程ビームキャノン2門、両腕にビームキャノン2門とレールガン2門、両足にはグレネードランチャーを備えるなど、火力がより強化されている。脚部にはローラータイヤを装備し、機動性が向上している。マルドゥーク軍との戦いで実戦参加する。






ディフェンダー EX

ディフェンダーを発展させた対空迎撃用デストロイド。両腕に対空用レールガン2門を装備。左腰にはミサイルポッドを、右腰には2連装の実弾砲を装備している。頭頂部にはカメラやアンテナを含む複合センサーユニットが搭載されており、探知能力に優れる。移動用ローラーには射撃時の姿勢安定プレートが付いている。





ファランクス(改)

ファランクスを発展させた近接防御用デストロイド。改と言っても形状は原型機とは大きく異なり、左右の腕に六角形のミサイルブロック(対空ミサイル14発×3)を2基ずつ装備する(計168発)。ブロックはそれぞれ独立して仰角を変えることが出来る。脚部にはローラータイヤを搭載している。





ジャイアント・モンスター

モンスターを発展させた超大型デストロイドで「モンスターII」とも呼ばれる。全高25mに届いている。
機体上部の大型砲塔に長砲身キャノン砲6門(従来のモンスターシリーズの主砲はいずれも4門だった)を装備し、砲塔全体が水平方向に可動する。両腕部には中型キャノンを4門ずつ計8門装備、腰部にはミサイルポッドを装備しており、非常に高い攻撃力を有する。
脚部には大型のホバークラフト機構があり、重力制御装置と併用して地表を浮上移動する。また、宇宙空間ではリニアレール方式で甲板上を移動する。しかし機動性は決して高いとは言えず、長距離砲撃用の移動砲台のような役割を果たす。また、作戦時にはトマホーク型の護衛機を必要とする。