騎甲機

アーテック王国が開発した戦闘兵器。

精霊の力を宿した宝玉を動力としている。

騎甲機は精霊王の力を宿している騎甲王と、下級精霊の力を宿している騎甲兵の二種に分けられる。


騎甲王

精霊王の力を宿した宝玉をもつ騎甲機。

操者となるには高い魔力と、宝玉に宿された精霊王に認められる必要がある。

アーディスT世が諸外国からの脅威に対抗するために作り出し、諸外国との和平が成立した後、アーディスU世がアーティック王国の各地に封印した。

すでに失われた魔法や技術が使われているため、現在の騎甲機技術では、騎甲王を製造することはできない。

光・闇・火・水・土・風・雷・氷・岩・森の10機の騎甲王が存在して、それぞれの騎甲機には、精霊王の力によって特殊な能力が備わっている。

騎甲王は精霊王の力によってつくり出される「精霊翼」の力によって飛行能力をもっている。

この「精霊翼」は可視できるが実体化されてなく、「精霊翼」の大きさが飛行能力の高さに比例している。

騎甲兵の装備武器と違い、騎甲王の装備武器には魔力は装填されていない。

これは騎甲王の宝玉に宿されている精霊王の魔力が武器に装填された魔力を打ち消してしまうからである。


光 シャイニングス

闇 ダークネスト
火 ファイラム
雷 サンダール
水 アクフォス 氷 ブリザーダ
土 グランダ
岩 ロックダム
風 ウインザム 森 フォレスル


騎甲兵

騎甲王がアーティック王国の各地に封印された後に開発された騎甲機。

下級精霊を宿した宝玉をエネルギーにしているため騎甲王ほどの性能は無いが、騎甲兵は魔力が低い者でも操者となれ、操者となるのに宿された精霊に認められる必要もない。

下級精霊を宿している騎甲兵の宝玉では「精霊翼」をつくり出すことができないため、飛行能力はもっていない。

騎甲兵の装備武器には、魔力が装填されていて、武器の攻撃力を上げている。

騎甲王と違い、機体の改修・改良が可能なため、標準機の他に、バージョンアップ機・カスタム機・エース専用機なども多数存在している。

新たな技術の導入によって騎甲兵の性能や、武器に装填される魔力の量はどんどん上がっており、近い将来、騎甲王に匹敵するバージョンアップ機や新型機が誕生するのではと言われている。

(アーティック王国)

ファイタル アーマナイル
アーチャル スカウタル




第2世代騎甲兵



アーティック王国とエルディア帝国との戦い後
、アーティック王国が開発した騎甲機

ナイティア

(エルディア帝国)

アーティック王国の騎甲機のデータを手に入れたエルディア帝国が開発した騎甲機。

性能的には、アーティック王国の騎甲兵と同等の性能である。

下級精霊を宿している宝玉の力も大差がないため、「精霊翼」をつくり出すことができず、飛行能力はもっていない。

アーティック王国の騎甲兵と同じく、標準機の他に、カスタム機・エース専用機などが多数存在している。

ドワーダ エルフル
ゴブリダ


第2世代騎甲兵


アーティック王国
とエルディア帝国との戦い後に
、騎甲帝として開発されたスカイセル・グランダ・マリールの機体を、機体能力をマイナーダウンさせ、騎甲兵の宝玉でも動けるようにした量産タイプ

量産型スカイセル/マリール/ランドル





(トゥラーン諸国連合)

第2世代騎甲兵

アーティック王国とエルディア帝国との戦いから3年後、王国や帝国の騎甲機の技術の流出によって新たに開発・製造された騎甲機。

ガナード スナイト
ソーディア ガンブレーダ



(シェロ商業都市同盟)


第2世代騎甲兵

アーティック王国とエルディア帝国との戦いから3年後、王国や帝国の騎甲機の技術の流出によって新たに開発・製造された騎甲機。

クロリア ドリッケン
ウイッパー


邪騎王

邪騎王と呼ばれているが、本来は11機目の騎甲王(邪の騎甲王)として開発された。

実験中に暴走を起こし、調査の結果、邪の宝玉には意思があり、操者となったモノは宝玉によって操られてしまうことが判明したため、アーディスT世によってアーティック城の地下深くに厳重に封印されていた。

だが騎甲王同士の戦いの影響で封印の一部が解けてしまう。

操者となった者の憎悪に呼応し、宝玉に邪精霊たちが吸収され続けている。

そのため、宝玉に吸収され続けている邪精霊たちの怨念によって宝玉の力は無限に高まっていく。


邪 シャドニア



騎甲帝

エルディア帝国が作り出した高性能騎甲機。

破壊された邪騎王シャドニアの邪の宝玉のカケラをエネルギーとしている。

シャドニアほどの力は無いものの、機甲王の性能は凌駕している。

ただ、その力を出せば出すほど、操者の生命力を削っていくため、長時間の戦闘は不可能である。

空・陸・海の3機の機体が製作され、それぞれに特殊な能力が備わっている。

「精霊翼」を作り出すこともできるため、飛行能力ももっている。

新生アーティツク騎士団と帝国軍との戦いが激化していく中、次第に操者の命を蝕んでいく。

後に生命力が尽きかけた操者に邪の宝玉のカケラが埋め込まれ、戦闘のみしか考えないバトルドール(戦闘人形)にされたことで、戦闘機能がさらに上がり、戦闘時間に関する弱点もなくなった。


空 スカイセル
陸 ランドル 海 マリール


エルディア帝国が4番目に開発した騎甲帝。

カイザーがアーティック王国侵略の切り札として製造した帝国軍最強の騎甲機。



魔 デモニッシュ



騎甲将

各国で開発が続けられている高性能騎甲機のこと。

ただ、現時点では、どの国も開発に成功してはいない。

騎甲兵と同じく、下級精霊が宿された宝玉が使われているが、国ごとで様々な方々で宝玉の魔力を強化していて、精霊翼を作り出すことがてきる。

騎甲兵と違い飛行能力をもっているため、騎甲兵と区別するために、各国共通で飛行能力をもつ騎甲兵のことを騎甲将と呼ぶようになる。



パラディア フェザリオ
バンザー キャノーク