Copyright (C) 2004 Totokian Allrights reserved.

 
<close>
 
BACK  NEXT
 

2019.10.28 今週のジャンプ「鬼滅の刃」感想

一般的にネタバレが厳しく問われる状況になったようなので、「鬼滅の刃」の感想を、Twitter共々、別のリンク先で公開することにしました。

リンク先です。クリックしてね→ 鬼滅の刃 第180話感想

ネタバレ注意。自己責任でお読みくださいね。

今夜はこれからハロウィンのイラストを描き進めようと思っています。
間に合うのかしら…。
明日は自治会の会議あるし。
間に合わなくても仕上げようとは思ってます(←すでにヘタレてる模様)。


2019.10.21 今週のジャンプ「鬼滅の刃」感想

表紙の腕は、黒死牟のものだろう。
罪の炎に焼かれ、爪を立て堕ちながら執着するのは、成りたかった弟・縁壱への羨望。
哀しい。
哀しくて空しい。
対照的に、死んでゆく鬼殺隊の二人は潔く温かくて、惜しくてたまらない。
師匠としてずっと鬼化した時の玄弥の様子も見てきた悲鳴嶼さんには、玄弥が今生きているとしても、もうどういう状態なのかが冷静に判るから。
せめて兄を傍に置く優しさ。
有一郎は、弟・無一郎を愛するあまり、その死を怒り嘆く。
無一郎が、自分の生きる意味をちゃんと知っていて、それを成し遂げて生き切ってくれて、それを兄に言えて、良かった。
兄が、それでも俺は、と泣いてくれて、本当に良かった。
意識が戻った時、鬼のように崩れていく玄弥を見た実弥さんの衝撃は、辛過ぎて言葉に出来ない。
言いたかった気持ちを兄に伝えて、散っていく玄弥。
自分への信頼を投げうってでも、あれだけ玄弥を守り通そうとしていた実弥さんの、血を吐くような叫び。
それでもまだこれは通過点なのだと告げねばならない、急がねばならない悲鳴嶼さんの辛さ。
人間である鬼殺隊士は、命にも肉体にも限りがあり、鬼の力を持って生き永らえてはいけない事が鉄則であることは解っていても。
死んで欲しくなかった。
この二人も、しのぶさんも。
そして煉獄さんも。
いや、今まで鬼に殺された、鬼のために自死した、たくさんの人々も。
無惨はきっと、黒死牟のことですら、自分が生き延びるための使い捨てのコマとしか思っていない。
自分が再生するまでの時間稼ぎにさえなってくれたら良いのだろう。
無惨の前にもまだ、上弦の肆・鳴女がいて、彼女の操る迷路がある。
物語の結末は、まだ迷路の先にある。

感想の文章では、ですます調をやめてみました。
まあ今回だけかもしれませんが。

今日は手術後の経過診断と患部の消毒のため、地元の病院に通院しました。
手術を受けた病院は隣県で遠いので、これからは地元(と言っても臨市)のかかりつけの病院に通えることになって、ちょっと楽になりました。
しかし消毒の後が痛くて。
患部だけじゃなくて、痛覚が連動してんのか、患部の左目の下あたりから左下あごの歯までが全部痛くて。
もちろん痛み止めをつけてもらってやってるわけだけど、ひーひー言いながら運転して帰るわけです。
帰宅後も、1~2時間痛い。
これが2~3週間に1回これから続くんだなあと思うと、覚悟せんとな、と思います。
ああ、思い返すと今も痛いわ。


2019.10.12 46号のジャンプ「鬼滅の刃」感想

縁壱さんの物質を透過する視界は、彼の物事の受け止め方や思考、そして運動能力を常人とは異なるものにしていただろうと思います。
植物のような静かな微笑みの人格者であっても、意識そのものは別次元、別の進化した人種のようなものだったのでしょう。
巌勝さんにとって、双子でありながらその能力が自分にも等しく与えられなかったことは、とても納得できるものではありませんでした。
縁壱さんは巌勝さんにとって、己の半身であり、半神でした。
家も妻も子さえいらない。
縁壱さんだけが欲しかった。
縁壱さんの次元に、自分も辿り着きたかった。
別次元の意識を持つ縁壱さんには、おそらく兄の懊悩も仲間たちの焦燥も、真に理解することは出来なかっただろうと思います。
そしておそらく巌勝さんはそんな縁壱さんに対して、一度も自分の正直な気持ちを告げたことはなかったでしょう。
憧れの存在だったから。
太陽であり、神だったから。
そして縁壱さんが巌勝さんを、ずっと変わらず慕ってくれていたから。
死ぬまで。
縁壱さんの遺骸を断ち割った時、その懐にあった笛を見た時の、黒死牟の涙。
胸が痛い。
自分の心さえも思い通りにならない苦しみ。
憎しみの一言で言えるものではないことを、きっと本人も解っている。
他者と比べることでしか自分の存在価値を計れなかった巌勝さんの、その相手が、最愛の弟だったってことなだけ。
愛しいから、その笛を今まで持ち続けてきたのでしょう。
亡き弟に語り掛けるその声は、苦しく、哀しい。
あなたは幼年では縁壱さんの生きる支えに、後年は生きる意味になっていたんだよ、と伝えてあげたい。

日の呼吸が炭治郎の先祖に伝えられたのは、縁壱さん自身も予期せぬ偶然のことだったんでしょうね。
もしくは、痣者の寿命を過ぎた後に伝えられたので、黒死牟も無惨もあり得ないだろうと見落としたか。
それは巡り巡って今、巌勝さんの救いとなってくれれば、と思います。
縁壱さんの遺産として。


2019.10.11 台風の前

台風が通過する地域にいらっしゃる皆さんが、どうか危険を回避できますように。無事でいられますように。


2019.10.07 今週のジャンプ「鬼滅の刃」感想と近況お知らせ

継国兄弟は、双子でありながらそれぞれが、お互いの心を理解し得なかったんですね。
兄は弟の、おそらく痣に起因する特殊な視覚に影響された思考と、それを基盤にした学習能力の高さ、その結果を体現する身体能力の高さ、精神面の豊かさに、始め気づかず、気付いた後はくすぶるように嫉妬し。
弟は、兄が自分を憐れんでいるのを愛情と受け止め、ただただ信じ。
ただ、気味が悪いと思いながらも兄は、慕ってくる弟を一度も拒絶することがありませんでした。
それは同情心からであったり、長男で後継ぎとしてのプライドを保つためでもあったでしょう。
でも弟にとっては、母以外で唯一兄だけが、厚意を自分に向けてくれた肉親でした。
信じ慕うには、充分でした。
たとえ、耳が聞こえないと思われていた弟に笛をやる、そんな子供の単なるミスなのかそれとも故意なのかわかりかねる兄の行為も、実際には耳の聞こえる弟には、兄が自分が聞こえることに気づいてくれているんだ、というポジティブな受け止め方に変換されたのかもしれません。
幼い年で母の病や兄の立場のこと、いろいろな事情を踏まえて行動し、潔く身を引く弟の行為は、劣等感を持つ兄にとっては上から目線と変換され、嫉妬心は憎悪へと変わっていきます。
嫉妬心も憎悪も、相手に対する憧れがなければ、生まれてきません。
この兄弟は、お互い相手の考えは解っても、心は最後まで理解できなかったのではないかと。
哀しいな…。

さて私事。
今日退院し、無事帰宅しました。
実は10月1日から今日まで、副鼻腔炎の手術のため入院していました。
9月上旬に、昨年晩秋から気になっていた症状が悪化しまして耳鼻科に行ったのですが、症状とは違う病巣が発見されて、入院手術と相成りました。
経過は良好で、今日やっと家に戻ってきまして、こうしてサイト日記の更新も出来るようになりました。
まあ入院中も、回復に障りのない程度に、Twitterの方でがつんがつんツイートさせて頂いてたのですが(笑)。
ていうか、ほぼそれで時間つぶしてた(∀`*ゞ)テヘッ
ともかく、サイトの方を詳しい事情を言わずにお休みして済みませんでした。
一応防犯上のことも考えてまして。
実際は、実家の者に家の様子と愛猫のお世話を頼んでいたので、問題はなかったのですが。
休み中もweb拍手をぽちっと押して下さっていた方々、有難うございました。レスが遅れまして大変失礼しました。
またぼちぼちやっていこうかと思います。
よろしくお願いいたしますv

 
BACK  NEXT
 
<close>