技術開発 ワークショップ 森林資源

 


 

 

 

技術開発

 

 

 

木工加工技術

組合員の木工所3事業所は主に地域の工務店等を主要顧客として建築建具の

造・取り付け工事を行っている。いずれも業歴は長く特徴のある新製品を

開発する技術を有している。また、CAD等を利用したNC加工も行っており

量産化も可能である。

 

 

素材開発・加工技術

木材は種類により強度や含水状況を中心とした加工後の精度の持続性、表面

の経年変化、加工の容易さなど、それぞれの特徴がある。木材は通常、製材

・乾燥等の加工の後、製品の部材として利用するが、特別な加工を施すこと

により素材の弱みを軽減したり特殊な形状にすることで木材の「湾曲LVL加

工」や「圧縮加工」が可能である。この特殊加工を施した素材を利用するこ

とにより独自のデザインを有した製品や強度を高めた製品を開発することが

可能となる。

 

 

商品開発

素材開発 ( 木材の圧縮加工・湾曲LVL加工の研究開発 )

杉は高津川流域では最も森林面積の多い木材である。杉は加工しやすくまた

温かみがあるという特徴がある反面、比較的柔らかい素材であるため傷つき

やすいというデメリットもあり、この特徴により製品化する場合も利用用途

が限られてくる場合も多い。

杉は圧縮することにより強度が増す素材であり、現在島根県産業技術センタ

ーの協力の元、杉材の強度試験を行い圧縮比率と強度はほぼ比例することが

判っている。今回の取り組みではこの杉の圧縮加工を試験段階から実用段階

に進め新製品の素材や部品として活用し、また杉の「温かみ・柔らかさ」

という特徴を前面に出した商品開発を行うことを目的に「湾曲LVL加工」に

ついても、技術を活用し研究開発を行い新製品開発に反映していく。

 

 

 


 

 

 

 

 

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