平成24年8月3日(金)〜5日(日)『第6回夏休みサブミ宿泊体験』が開催されました。
すばらしい左鐙の環境の中で、子ども達の最高の笑顔をみることができました。
楽しかった3日間の様子を皆さんにもご覧いただけるよう、
現在準備中ですので、もう少しお待ちください。






「夏休みサブミ宿泊体験」についてお話しします。


「左鐙の将来を考える会」は、左鐙地域である行事等に参加させていただいていますが、
「将来会」が主催する主な行事の一つに毎年夏休みに開催している
「夏休みサブミ宿泊体験」があります。この左豊かな自然の中で
子ども達と一緒に2泊3日でいろんな活動をしています。
毎年町外からも、県外からもたくさんの子ども達、ご家族が参加してくれますが、
なんといっても一年の間にすっかり成長した子ども達に会えるのは本当にうれしいことです。
昨年7月の宿泊体験が5回目の開催となりましたが、最初の宿泊体験開催時に
中学生・小学校高学年だった子ども達が、高校生・中学生となり立派な「サブリーダー」として
がんばってくれました。

このように、子ども達の成長を間近でみることができるのも楽しみの一つです。
そしてなんといっても、この「宿泊体験」の活動をサポートしてくださる左鐙地域のみなさん、
子どもと一緒に参加してくださる保護者の方、子ども達の見守りや、
楽しい思い出を一緒に作ってくれる、たくさんのボランティアスタッフが支えてくれています。
ケガや事故もなく、楽しく活動できるのはたくさんの方々に助けられているからだと、
本当に感謝しています。

毎年親子でさんかしてくださる家族もあり、子どもだけではなく大人も一緒に楽しめる
活動をしていますが、昨年の活動内容を写真や映像で紹介します。
これを観てみなさんも是非、お子さんと一緒に、ボランティアスタッフとして参加してみませんか?
一緒に楽し〜い思い出をたっくさん作りましょう。


23年度に開催された「夏休みサブミ宿泊体験」の様子を紹介します。
2011年7月開催分の案内を見たい方は
こちらをクリック
   
PDF 2012年8月開催分の案内を見たい方は
こちらをクリック
   
PDF

なが〜い夏休みに入ってすぐの2011年7月22日(金)〜7月24日(日)に開催した「夏休みサブミ宿泊体験」。
24名の子ども達が大集合!
今回は横道にある宿泊体験施設「杣の里よこみち」が舞台。大自然に囲まれ、の〜んびりした時間が流れる、普段は静かなところですが、この3日間は子ども達の笑い声がたくさん響いたのではないでしょうか。「杣の里よこみち」の皆さんにもたくさん支えていただきました。本当にありがとうございました。
まずは、今回、活動の拠点として協力してくださった、「杣の里よこみち」を紹介させていただきます。

杣の里よこみち

    杣の里よこみちを紹介します
 杣の里よこみちは旧横道小学校の校舎を利用しています。写真には写っていませんが、向かって右側には体育館が今でも残されていて、今回の宿泊体験でも利用させていただきました。宿泊施設内も当時の様子を残している部分もあります。看板の写真にも少し写っていますが、近くを横道川が流れ、安蔵寺山のふもとの大自然に囲まれた静かなところです。ここで働く従業員のみなさんも地元の方で、みなさんを温かく迎えてくださいます。山菜料理、猪肉料理、山菜料理、そば等、田舎ならではのホッと落着く食事がいただけますし、そば打ち体験もできます。
 詳しくは「杣の里よこみち」ホームページをご覧ください。

           連絡先
 住所 島根県鹿足郡津和野町左鐙37番地
 TEL 0856-76-0004
 FAX 0856-76-0010
 HP  http://www.sun-net.jp/~soma-st/


7月22日(1日目)

       「宿泊体験」の始まりです。
 
開校式を行い、いよいよ「宿泊体験」の始まりです。
子ども達は4つの班に分かれます。この3日間一緒に力を合わせて活動していく仲間です。各班の小学校高学年の子ども達が”リーダー”となり、みんなを引っ張っていきます。中学生・高校生の子ども達は”サブリーダー”として見守ります。
 各班に3日間自分達が使う食器やコップが渡されます。もちろん自分達で管理します。食べた後の片付けも自分達でしますよ。この時からもうすっかり仲間です。
        みんなで力を合わせて・・・。
 開校式の後、ゲームをして交流を深めます。最初はぎこちなくても、すぐに仲良くなれる!やっぱり子どもの力はすごいですよね。
 交流会の後、班ごとに「かかし」を作りました。みんなでどんなかかしを作るか相談して、一緒に作ります。難しい部分は大人にも手伝ってもらいながら、力を合わせてがんばりました。みんなで作ったかかしはその場に立てられ、2日目の夜の”かかしコンテスト”に備えます。時には、洗濯物干しにもなって大活躍しました。
 宿泊体験が終わった後も左鐙のあちこちの田んぼでかかしとしてがんばってくれましたよ。
        お待ちかねの夕食です。
 
1日目のメニューはバーベキューです。お肉はもちろん、京村牧場の牛肉!野菜もお米も左鐙産!地産地消です。県外・町外から参加してくれた子ども達にも、左鐙っ子にもおいしい物をたっくさん食べてほしい!自信を持っておすすめできる食材ばかりです。
ご飯は羽釜で炊いたご飯です。おこげができたりと、炊飯器で炊くのとまた違ったおいしさです。
 子ども達もスタッフもみんなでワイワイ楽しく、おいしくいただきました。
           ドラム缶風呂です。
 夕食後はお風呂タイム。女の子達は杣の里内にあるお風呂ですが、男の子達で希望者はドラム缶風呂です。女の子でもドラム缶風呂に入った子もいましたよ。なかなか体験できることではないですよ。
 子ども達を笑顔で見守り、面倒みているのは「数兄さん」です。いつもニコニコ笑って子ども達のことを見守ってくれる数兄さん。だから大人も子どもも、みんな大好きです。
 このドラム缶風呂、2日目の川遊びでも大活躍しました。その話しはまた後ほど・・・。
        もうすぐ一日目が終わります。
 ちょっと観にくいかもしれませんが、みんなで左鐙を舞台にした映画・「左鐙パラダイス」を観ました。どっと笑いが起きたり、しんみりしたり、やっぱり本当にいい映画です。
 上映後は就寝です。1日目は杣の里の外の校庭にテントを設営して、テントの中で寝ました。興奮してなかなか寝付けない子、すぐに寝入ってしまう子、それぞれでしたが、2日目に備えてぐっすり休みました。
 子ども達が寝ている間も交代でスタッフが見回りをして、見守りました。




7月23日(2日目)

        夕食の野菜を収穫します。
 朝6時に起床してみんなでラジオ体操。みんな目が覚めたら「むっちゃん」手作りのおいしい朝食をみんなで食べます。もちろん食材は左鐙産。
 そして車で10分ほどのところにある京村牧場へ移動し、牛の世話をして牧場体験。畑に行って夕食の食材の野菜を収穫しました。なすびやトマト、ピーマン、オクラ、無農薬で京村じいちゃんの愛情がたくさんつまった、おいしい夏野菜をたくさん収穫しました。

好き嫌いしないで、しっかり食べようね。
         ヤマメのつかみ取り。
 牧場から戻ると今度は川の遊び。「横道川」に放たれたヤマメをつかみ取りします。逃げるヤマメを追う子ども達。上手につかめる子どももいれば、ちょっぴり怖くてなかなかつかめない子もいますが、みんな夢中で追いかけて、つかみ取りをしました。
 写真ではなかなか伝わらないかもしれませんが、「横道川」は本当にきれいなんです。何度みても「わぁ、きれい」と言ってしまうほどのきれいな水です。”清流日本一の川”にふさわしい川です。この少し上流に午後の活動の舞台でもある「安見プール」があります。
           ちょっと一息・・・。
 昼食は杣の里のみなさんが作ってくださったおにぎり、かきあげ、野菜たっぷりのお汁、みんなでつかみ取りしたヤマメの塩焼き、おいしくいただきました。
 みんながご飯を食べて午後からの準備をしている間、写真向かって右側ではドラム缶風呂を焚き、向かって左側では本日のおやつ、バームクーヘンを作っていました。
このドラム缶風呂、なぜ午後の活動に必要なのか・・。
それは、「横道川」の水は夏のあつ〜い時でも冷たいんです。そこでこのドラム缶風呂が大活躍するんです。
               川遊び。
 午後からは「安見プール」で川遊びです。「横道川」に夏の間だけできる天然のプールです。安蔵寺山から流れる雪解け水が流れているので、上記にあるように本当に冷たいんです。でも本当にきれいな川なんです。
 バディを組んで、必ず一人にならないようにし、子ども達には全員ライフジャケットを着用させて、AEDもすぐ使えるように、そして川の周りに大人の監視役をつけて、安全に楽しく遊べるようにしています。どんなに冷たくてもどんどん川に入って行く子ども達。元気な笑顔がたくさん見られました。
       体が冷えたら、ドラム缶風呂。
 上記でも紹介したように、「安見プール」は夏でも本当に冷たいんです。泳いで寒くなると、あったか〜いドラム缶風呂が冷えた体をあたためてくれます。
 冷たいので「もう、泳がない」と言うかと思ったら、休憩が終わると安見プールに入っていきます。ドラム缶風呂は常に行列で、大盛況でした。
 バームクーヘンも焼けて、みんなでおやつタイム。とてもおいしかったですよ。その後はスイカ割りをして、食べました。安見ばぁちゃんの”しそジュース”と”梅ジュース”もおいしかったです。
            みんな、真剣です。
 午前中に収穫した野菜をたくさん使って、夕食は「夏野菜カレー」です。各班ごとにお米をといだり、野菜を切ったりと、しっかり仕事もしますよ。自分達で野菜の切り方を考えたり、相談したり、大人に助けてもらったり、みんな真剣に取り組んでくれました。中には嫌いな野菜もあって、「これもカレーに入れるの?」と確認する子どもも、大人もいましたよ。もちろん、好き嫌いはなしです。
 嫌いな野菜が入っていても、そんなことすっかり忘れてみんなよく食べました。夕食の後はキャンプファイヤーですので、みんなで準備にとりかかります。
       いよいよ、キャンプファイヤーです。
夜になったら、キャンプファイヤーです。毎回の楽しみは何と言っても「火の神」です。キャンプファイヤーの点火をしてくれる「火の神」を子ども達は楽しみにしています。今回もいつ点火するか・・、子ども達の応援を受けて無事点火してくれました。
 点火したら、にゃー先生によるゲームやレクでさらに盛り上ります。その後、柳井さんご夫妻が珍しい楽器をたくさん紹介してくださり、演奏もしてくださいました。そして、1日目に作った”かかし”のコンテスト。この宿泊体験のキャンプファイヤーはいろんな楽しみがあります。
           復興を祈りながら・・。
 キャンプファイヤーもいよいよクライマックス。トーチ一本一本に火が灯ります。
 昨年3月、東北地方を襲った地震と津波、そして原発問題、思いもかけない災害が東日本を襲いました。震災に遭われた方々の一日も早い復興と、来年の宿泊体験でまたこうしてみんなに会えることを祈って、2日目の活動がすべてが終わりました。
 ちょっとわかりにくいかもしれませんが、みんなの足元にあるキャンドル、昼間、空き缶に好きな模様に穴を開けて作ったものです。近くでみると本当にきれいですよ。





がんばろう!日本
 向かって左側の写真は、仙台の七夕飾りです。写真ですから伝わりにくい部分もあるかもしれませんが、大きくて本当にきれいな七夕飾りです。
 この七夕飾りは、宿泊体験でスタッフとしてお手伝いしてくださった保育士の方が、震災の後に東北へボランティア活動に行った際、地元の方から頂いたものだそうで、宿泊体験に参加してる子ども達や、私達に見せたいと持って来てくれました。さっそくこうして飾りましたが、きれいだという感激とともに、被災された方々の気遣いが本当にうれしかったです。キャンプファイヤーの時、東北へボランティアに行った際の話しと、この飾りの話しを聞くことができましたが、改めて人と人との絆の大切さに気づく時間でした。


7月24日(3日目)

       いよいよ最終日です
 朝6時に起床したら楽しくラジオ体操をして、3日目の朝食はホットドッグを作りました。パンにソーセージやトマトなどの野菜や、シーチキン等はさんで牛乳パックに入れて焼きます。おいしかったな〜。それから、八木岡さんが薄く伸ばした生地をフライパンで焼く”ピタパン”を作ってくれ、自分の好きな具材をはさんで食べました。”ピタパン”もおいしかったよ〜。
 朝食後は3日間お世話になった杣の里よこみちの部屋をみんなで掃除をしました。みんな一生懸命掃除をしてくれました。
      みんなで最後の食事です。
 掃除、片づけ、そしてみんなで集合写真を撮ったあと、そうめん流しをして楽しみました。スタッフの数兄さんを中心に竹を組んで、流れ具合もきちんと確認して、いざ本番。真ん中の竹はところどころの窓からすくう、上級者向けのコースでした。そうめんの他に、ミニトマトや、ブドウ、みかん、パイナップル、ゆで卵も流れてました。果物類は争奪戦で、奥側のみんなのところまでに届かないことも・・。「流れてこんよ〜」という声も聞こえてきたり。周りで見ているだけでも楽しくてお腹いっぱいです。
             閉校式。
 3日間の活動の締めくくり、閉校式での一場面です。みんなそれぞれ感想を話してくれますが、毎年キャンプファイヤーついての感想がよく聞かれます。これには”火の神”も喜んでいると思います。感想の発表では、たった3日間ですっかり成長した子ども達を見ることができます。そんな子ども達がみれるのは本当に幸せなことですね。また来年もこの子ども達の笑顔に会いたいと改めて思います。
 写真の二人は高校3年生ですが、スタッフとして、みんなのお兄ちゃんとして、本当にがんばってくれました。
          また、来年も・・。
 閉校式のあと、左鐙婦人会のみなさんが作ってくださった”柏もち”をいただきました。これがまたおいしいんです。21年度の「宿泊体験」では婦人会のみなさんの指導のもと、”柏もち”を作りました。本当にありがとうございます。
 一緒にがんばってきた友達ともお別れです。たった3日間とはいえ、共に活動してきた分すぐに友達になれる子ども達、すごいなと感心します。
 私達にたくさんの笑顔を見せてくれた子ども達に私は感謝の気持ちでいっぱいです。ですから、また来年もみんなの成長した姿と笑顔に会いたいなと思います。

「夏休みサブミ宿泊体験」に参加してくれた子ども達、保護者の皆さんの笑顔と楽しんでくださっている様子が見れることが本当にうれしいです。また、左鐙地域の皆さん、ボランティアスタッフとして参加してくれる皆さんの協力がありますので、3日間を大きなケガや病気もなく無事に終えることができ、心より感謝しています。本当にありがとうございます。また次回もたくさんの子ども達、保護者のみなさんが参加してくださることを楽しみにしています。そして、「スタッフととして参加したい」という方も大歓迎。みなさんと一緒にたくさんの楽しい思い出を作っていきたいと思います。
「夏休みサブミ宿泊体験」に参加したい、
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