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2013.02.25 今週号のジャンプ「NARUTO」感想。

またいつものごとく(以下反転表示)、私の先週の感想は間違っていたようで、柱間さんもマダラも、二人とも真剣勝負だったのですね。
「本気でやるのは久しい」というマダラの言葉から、これまでは、長く共に里のために他里の忍たちと戦って来た事がわかります。
そうして、写輪眼の使い過ぎで失明の危機を迎えたマダラに、双子の弟くんが自分の瞳を差し出し、マダラは再び光を取り戻した、というところまでは、以前に回想の中で表されています。
以下は、私の勝手な想像です。
その際、柱間さんを里長に推す彼の側近の者たちが、邪魔なマダラの人望を削ぐため、マダラが弟くんから瞳を奪った、という噂を流します。そして弟くんは口封じのため殺されます。
怒りにより変貌したマダラは、皮肉にも柱間さんに届く力を得ることとなり、今の戦いに至った…、と考えてみました。
う~~ん、それにしては柱間さんが、戦いの中で口元が少し笑っているし、なんだか平静過ぎる気がするので、この想像もまた当たっていない気がします。
ま、それは置いといて。
ナルトの尾獣化の時もそう思ったのですが、今回の柱間さんが仙法を使う時の顔つきも、何だかとてもウルトラマンの造形に近い気がします。
それは私の中で、ウルトラマンの姿が、どこかしら観音菩薩像に似ているように思えているからかもしれません。
美しいなあ…。
そんな、本気モードになると神々しくて、天然モードとの差にギャップ萌えを誘う愛くるしい柱間さんですが、幼少のみぎりのあの髪形、あれはもしかして、もしかせんでも、自分で切ったのですかね?
すげーザクザク!
今週号では、技のデパートみたいな前半よりも、むしろこのラストの髪のざっぱな切り方に驚きました。
雑すぎでしょ!
後で母ちゃんに、ぜったい怒られるぞえ。
多分、弟・ちびっこ扉間さんにも怒られると思います。
扉間さんはというと、子供の頃の髪は、きっとお母さんに切ってもらっていて、ものすごい「きちんとしたおかっぱ」な気がします。
俳優で言えば、高嶋政伸さんの子供の頃の写真、みたいな感じ?(以前テレビで拝見しましたが、見事なくらい完璧なおかっぱでした。そしてお顔は今のままでした)
扉間さんの切れ長すぎる目元から、重ねて想像してしまいます。
感想同様、間違っているかしら?ま、いいや。
ともあれ、子供時代の柱間さんとマダラ、幼い二人の次号以降の天然なやりとりを、とても期待しております。
しかしここまで話を掘り下げていて、いいのかな?
間に合うのかな?
サスケにこうして話している内に、戦争が終ってしまうのではないかと心配です。
年寄りの話は長…ゴホッゴホ! …いやいや、時間の許す限り、話して頂きたいものです。
読者としては貴重な昔話、聞きたいのはやまやまなのです。

頑張れ柱間さん。早口で、「…ぞ」は入れたままで、お願いしますv


2013.02.18 今週号のジャンプ「NARUTO」感想。

サスケが(以下反転表示)万華鏡写輪眼になっていた理由は、私が先週号の感想の中に述べていた火影たちへの警告のようなものではなく、イタチさんの事を想う悲しい心の表れだったのでしょうか。
黒目に戻ったサスケの瞳は、素直で全く揺らぐこともなく、真っ直ぐに初代に問いかけています。
かつて大蛇丸にも、サスケは同じ瞳で問いかけた事があったのですね。この二人にもそういう語らいの時があったから、大蛇丸は今、サスケのために火影たちとの話し合いの機会を設ける気になったのかもしれません。
里に利用されても、里を守ろうとしたイタチさん。
里を一度潰そうとしながら、今はサスケのために、里の長たちとの話し合いの機会を作っている大蛇丸。
二人には、共通点がある気がします。
「里」というものに対しての視点が、客観的かつある種の愛情(大蛇丸の場合は愛憎か)に満ちている点で、似ているからでしょうか。
初代の中には、すでにサスケの問いへの答えが明確に有るようで、その内容に対する判断は、サスケ個人の受け取り方次第です。
ただ、初代には強い信念があり、今もそれを大切に思っていらっしゃるように見えます。
それと同じように、イタチさんも大蛇丸もそれぞれに里に対する思いを、持っているような気がします。
初代の力に対し大蛇丸は警戒し緊張しますが、初代の仁の心は、その大蛇丸をも暖かく包み込みます。
歴代の火影をもうならせるほど、飛び抜けた破格の力を持つ初代ですが、むしろその心の器の大きさが力として表れて、先走ろうとする二代目・三代目を止め、四代目に尊敬の念を抱かせます。
その心があるからこそ、サスケがもしかしたら第二のマダラになるかもしれないことを、「本当の意味」で理解出来るのでしょう。
なんという安心できる笑顔!
そして初代は、他の者たちにはただ憎まれる存在となってしまったマダラの、本当の悲しみを知っています。
この人にしか、真実のマダラは語れないのでしょう。それほど初代とマダラの二人と、他の者たちとの実力の差は、隔たっているのだと思います。
マダラ本人も、この戦争の中で、まるで駄々っ子のような言い方で初代の事を高評価していましたが、それは初代だけが真実自分を理解している事を、昔から知っていたからなのでしょう。
二人とも、元々は沢山の信奉者が居て、評価もされる実力を持っていながら、その上妻や弟など信頼できる身内もいながら、本当の意味でその価値を解り合えるのは、お互いだけしかいないのでしょう。
それは奇跡の様な素晴らしい事でもあり、また酷く孤独なことでもあります。それだけに二人のお互いへの想いはとても強い気がします。
そう思うからでしょうか。
初代の語り始めた思い出の中の二人は、私にはまるで、殺し合いをしているのではなく、手合わせを楽しんでいるかのように見えます。
もしかしたらこの闘いは、里長を決める勝負だったのかもしれません。
お互いにどちらが勝っても遜色のない、正々堂々とした試合の様に映ります。
二人の表情を見ていると、初代の語る真実のマダラが、一体どんな心を持った人物だったのか、知るのが尚のこと楽しみになります。
荒んでいない頃のマダラの真実を見据えた上で、深みを増す今後の展開をまた見ていきたいです。

それにしても四代目、さすがに息子のチャクラを感知して、離れているところの状況を的確に捉えましたね。
親馬鹿、面目躍如!
そんで二代目が、多少ボケてて良かったです。
九尾チャクラの方を主に感知していたら、また何か悪口言ってひと騒ぎしそうで、少々うざいので(←失礼)。
ま、二代目もところどころでフライングかまし過ぎてて、かなり面白い方ですな。
来週号も楽しみです。


2013.02.09 11号のジャンプ「NARUTO」感想。

まず最初に思ったことは(以下反転表示)、
もしも前回、大蛇丸が初代&二代目を穢土転生した時、人格を縛っていなかったとしたら、あの時こんな初代が天然ボケの「兄弟漫才」が見れていたんだろうな…、という事でした(遠い目)。
水月よ、「少し」じゃないぞ、あれは、うん。
エドテン姿では割と若気に見えていますが、存命の時に初孫って、初代はいったい何歳でお亡くなりになったのでしょう。おじいちゃんデビューは、もしかして四十代前半ですか?
そんで、綱手姫の賭け事好きは、アンタが原因かい!
五代目と聞いて、あからさまにどんよりするじーちゃんですが、綱手様は本当に良くやってくれていますよ。
自分が元凶で、綱手姫が治める現代の里を心配するのは無理ない事ですが(きっと賭け事で借金大国になっていると思っているに違いない)、今はむしろ、彼女のことの方を心配して頂きたいものです。
出来れば、助けに行って欲しい。叫び出したいほどです。
何にせよ、里の創生期のトップ達らしく、№1は長男気質でおおらかで天然だけども深い慈愛の人で、№2はそんな兄を見て育ってとことん現実派なんですねぇ。人にも厳しいけど己にも厳しい二代目は、嘘は言わないんですね。
「うちはほど愛情に深い一族はいない」
その言葉は、すごく腑に落ちました。
でもマダラがイタチさん以上に愛情の深い男だった、という初代の言葉には、前々からあり得るとは思っていましたが、正直驚きの方を強く感じました。
マダラと戦い、彼の内面を深く知る初代だからこそ、言える言葉でしょう。
マダラが今でも初代を尊敬しているように映るのは、そのせいかもしれません。
嘘は言っていない二代目の言うことで、一つだけ腑に落ちないものがあります。
うちはの者が愛情を失うと、それがより強い憎しみに取って代わって人が変わってしまい、写輪眼が現れて、憎しみと共に力を増して手がつけられなくなることを、二代目は「悪」だと言いますが、本当にそれは「悪」なんでしょうか?
強さが人としての度を越しているのは確かですが、その心の動き自体は、誰もが感じる当たり前の事なのではないでしょうか。
それを里のために利用して、体よく導いたつもりで禍根を残し、のちに滅びへと向かわせる道筋を作った二代目の方が、私はどうかと思います。
利用しつつ、でも実際は「悪」とひとくくりして、うちはを切り捨てたようなものなのではないかと。
まあでも、それも個人の考え方なので、そういう意見も有りだとは思います。
でも、その上から決めつけるような言い方が、私は気に食わないのさ。
「里とは何だ?忍びとは…そもそも何なんだ?」
という問いは、初代に問いかけて正解だと思います。
二代目からの答えは、聞かなくてももう出ていると思うので。
初代の答え次第では、サスケはこの里の創始者ともども、火影全員を殺す気で問うていると思います。
それほどサスケには、兄への想いが深い。
イタチさんの秘密を、ここまで抱えて長として黙って立ってきた三代目の胆力にも、改めて感じ入りますが、これほどまでに健気で壮絶なイタチさんの生涯を思うと、震えるほど切なくなります。
サスケがマダラの様になるか、そうでなくなるかは、イタチさんにとっても賭けの様なものだったでしょう。
どちらになっても、イタチさんのサスケへの愛情は変わりません。
でも本当は、イタチさんはサスケが、二代目が言う「悪に憑かれた」うちはの運命を変えていく者になってくれることを願っていたのではないかと思います。
彼一人では無理かもしれませんが、ナルトが居る事をイタチさんは知っているから。
ナルトがサスケと共に成し遂げてくれると信じたから、笑顔で逝ったのだと思います。
伸るか反るか、その答えの一歩は、初代の答えにかかっています。

マダラのことも、彼が今の様になった理由を、具体的に知りたいですね。
愛情深かったころのマダラを見て、今迄の彼への考えを改めてみたいと願います。
でないと何か、やりきれーん!
柱間さんがこんなに大事に思っているマダラの、「真実」を早く出してくれー!
ていうか、柱間さんがこんなにお茶目なんだから、マダラも、という期待が捨てきれません。
今まで見てきた中では、ほとんど冗談の通じてないタイプのマダラですが、そこはまた違った天然フェロモン満載の人。
柱間さんとなら天然同志で、何かが生まれるかもしれません。
何かとは何ぞ!? 再会を待つべしv


2013.02.04 今週のジャンプ「NARUTO」感想。

あらまあ(以下反転表示)、黄泉がえらせたよっ!
よりによって、この方々を!!
以前、穢土転生で呼ぶのはムリムリって言われていたので、盲点というか、考えもしませんでした。
てっきり、一番可能性高くて、コハルばーちゃん達んとこ行くかと思ってました! ほんでバトるとか、お年寄り相手に鬼過ぎるだろうよ! とか思ってました。
んなわけなかった! アホだった! いやー、アホだ私!
確かに、そりゃ火影ですもん、知ってますわな、忍世界の表事情から裏事情から、秘密を濃密に一切合財てんこもりで。
そんで、ゼツの残り一体は、重吾に吸われているみたいですが、どうなってんのか、ナゾ。
あれは、柱間細胞かチャクラを吸い取っているんでしょうかね?ナゾ~。
ゼツ、しぼしぼですがな。
それにしても、大蛇丸、変わりましたね。
「アナタ達はもう蛇じゃない」
これは、良い意味で取れば、この場にはいないカブトに対しても言った言葉なのではないだろうかと思いました。
だといいな。
私は、大蛇丸の真の目的は、決して「木の葉崩し」などではなく、ただ一点、自分の出生の謎を解くことではないかと思っています。
しかし同時に、その事に関して里に少なからず怒りを抱いているのも事実で、それを「木の葉崩し」という形で表したのではないかと。
今回の展開は、あくまでも巻物の内容の段階までで、石碑に書かれた内容は、まだ解き明かされていません。
四人の火影たちは、当然その答えを知っています。
その答えの中に、もしかしたら大蛇丸の出生の秘密が隠されているのかもしれません。
特に、穢土転生のようなえげつない術を作り上げた二代目辺りが、知っていそうな気がします。
もしかして、本当は三代目も知っていて、だから大蛇丸に対して無意識に憐みの気持ちを持って接してしまったのかも。
大蛇丸はそれをなんとなく感じていたから、三代目に対して猛烈な反発心を持たざるを得なかったのではないか、と考えてみました。
そして、石碑に書かれた秘密には、うちはと十尾に関連する事も含まれていると思います。
なぜ以前に九尾が、サスケに「ナルトは殺すな。後悔することに」と言ったのか。
“マダラ”とは、本当は何者なのか?
マダラに対して何か含みのあるオビトですが、それでもマダラの手の平の上で見透かされて、転がされているような気がしてなりません。
私には、マダラの目的が本当は何なのか、言ってるそのまんまだとしても、どうもよく解りません。私には理解でき~ん。でもいずれ解るのでしょうか?
ま、ともあれ、火影たちが死神の腹から解放されたのは、とても嬉しかったです。あのまま未来永劫、成仏も転生も出来ないのか、と思うと悲しかったので。
ミナトさんも本当にクシナさんの元に行けるのかな。行けるといいなv
今、歴代の火影たちがナルトの姿を見たら、果たしてどう感じるのでしょう。
彼らがおそらく理想とした六道仙人の姿を、ナルトに重ねて見るのか、それともまさかの、その逆か…。
そして、全ての謎の答えを知った時に取る、サスケの行動は?
いずれにせよ、サスケはナルトと再び戦う事を選ぶと思います。
その理由となる可能性のあるものは一体何なのか、この先の展開を見て、またぼちぼち考えていこうと思います。
それにしても綱手さまたち、ずっと置いてけぼりですが、早く助けてあげて~。
色々なところで重大な事が起こり過ぎていて、心配です。

イルカ先生はどこ?
早く姿を見て安心したい、そんな毎週の発売日です。

 
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