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2013.09.30 今週のジャンプ「NARUTO」感想。

生前の初代火影・柱間さんが(以下反転表示)、初代四影達を前にテーブルに額をすりつけてまで願った「本当の夢」は、当時は全く実現など夢のまた夢、第一歩こそ踏み出せたものの、到底叶いそうにないものでした。
それが今、このような状況で叶うかもしれないことに、何だか不思議なめぐり合わせを感じます。
それが可能なのは、絶望感に打ちのめされた忍軍が、流れ込んでくる初代火影の記憶を見て、先人がどんな思いで協定を決めたのか、それは後の子孫たちが里の境の無い時代に暮らすことを願っての、限りない慈しみの思いだった、ということに初めて気がついたからでしょう。
ならば今、子孫である自分たちがこれからどうすればいいのか。
幾多の痛みを経て、オビトの言う夢よりも、我々は初代火影の願う夢を選ぼうと、静かに決意します。
誰かの指示を待つより自分自身で為すべき事を考える、そうして決めたからこそ、忍達の無言の表情には力があります。
そして、現在の五影達が降り立ちます。
自分たちの正規の長たちが居る、心強さ。
初代火影・柱間さんの真摯な思いは、こうして長い時を経て、ようやく全ての忍の心に届けられました。
途中で投げ出したマダラには、決して出来なかったことです。
そんな兄を二代目・扉間さんは本当に好きなんだなあ、とその表情と温かい目を見て感じます。
曰く「バカで甘くキレイ事を大声で口にする」、その上金の駆け引きが下手っぽい、なのに賭けごとが好きで、その真似をした孫娘も惨憺たる勝負弱さ。
でも、誰よりも心が強く、温かい兄。
だからこそ、エドテンも生身も関係なく、今も彼の言葉は活きるのでしょう。
神樹の実は、かぐやさんが食べる以前には、おそらく「食べてはいけない」という制約のない動物たちが素直に食べて、チャクラを得て変化し、徐々に仙化して種族ごとに仙境を築くに至ったものと推測します。
それに比べたら、人間の「忍」は仙人化への過渡期の状態ではないかと。
もしくは、人の欲ゆえに、動物ならすぐに仙化する所を中途半端な状態で留まっている、とも考えられます。
なんにせよ、動物たちの方が人よりずっと先を行っているから、彼らの仙境は争いも無く、のどかで美しいのではないかと。
そんな温和な方々とは対照的な姿勢ではありますが、仙人化しなくても重吾のチャクラを借りて(ある意味、合体?)仙術を操れるなんて、サスケもすごいっちゃすごいですな。
ただ大蛇丸が期待している、マダラをも超える潜在能力を秘めていることには、一抹の不安を感じます。でもまあ、それも含めて面白くもあります。しょーがない坊っちゃんだけど、妙なところでグッジョブしますし(笑)。
白黒クラマさんズのお互いを労わり合う会話は、とても可愛らしいですvこの一コマ、いいなあ…大好きv
オビトは、ナルトに対して「何度も…何度も…」と感じていますが、果たしてイラついているのか、それとも「なぜこんなにも諦めようとしないのか」と心を騒がせているのか、どっちなんだろうかと。まあ大部分はイラつきだろうとは思いますがね。
諦めないどころか、ナルトとサスケの二人以外にも、五影も揃い、士気の乱れた連合軍も足並みを整えて、万全のスタンバイです。
神樹相手にどんな手を繰り出すのか、今は見当もつきませんが。
…出来ればカカシさんも、出られないかなあ?
贅沢でしょうかね?
いや多分、今現れないのはきっとカカシさんが切り札的な役割をするからに違いない、と思って、おとなしく待つ事にします。
その際に、変なフラグが立たないよう、それも祈りながら。

イルカ先生は、きっと今、鍋煮てる。
それも信じて(←酷い)待つ事にします。
煮込みラーメンとか。ああ、違和感ないわ~。


2013.09.21 43号のジャンプ「NARUTO」感想。

……う~ん、何だろう、
ある意味サスケの(以下反転表示)他人への関心の薄さというか無神経さが、今回功を奏している気がします。
他人が落ち込んでいようが絶望感を背負いこんでいようが、どうでもいい。オレはオレで思うところがあるので、行く! みたいな。
お陰様でナルトが立ち直れたのは、すごい事です。
ナルトは他人に深く感情移入してしまうので、そこが良くもあるのですが、でもこの場合は、サスケの様な「他人事は他人事」と受け取るタイプの方が行動が早く、それによってナルトも奮起出来るので、サスケには感謝です。
それにしてもオビトは、意図的にシカマルのチャクラを他のメンバーより多く吸い取りましたね?
ハラ立つわー!
しかもそれを連合軍の皆を諦めさせる手段にして、「抵抗しないならば殺しはしない」と懐柔しようとしているところが汚いです。
しょせん忍たちを、養分としか見ていないくせに。
マダラもまた自分の目的のために、柱間さんに現状のタイムリミットを説明して、仙人の力を要求してきました。
柱間さんは、さすが初代火影、何より忍たちの心がこれ以上折れないよう必死で皆に呼びかけ、それを食い止めようとします。
何が大事か。
諦めない心、だと。
しかし確実な手立ての無い今、ましてやエドテンの柱間さんの言葉では、忍たちの心を奮い立たせる事が出来ません。
ナルトですら、悔し涙を流しながらも、深い絶望へと導かれようとします。
そこをサスケが、神樹の一枝を一刀両断にします。
たとえ確たる策も無く、強大な相手に力が及ばないとわかっていても、行くものは行くのだ! と。
それがナルトに、ある思いを思い起こさせます。
今までの伝えられなかった思い、死に別れた人たち。どんな思いで彼らを見送ってきたか、どんな悔いが残ったか。
だから、そのためにも、立ち上がらなくてはいけない、と。
その純粋な思いは、いのちゃんの術を通して、連合軍や五影のみならず、オビトにまで伝わります。
オビトにとっては下らない事、なぜ何度もそうして立ち上がってくるのか、理解も出来ないでしょう。
でもナルトの思いは、連合軍の皆の心に徐々に灯されていきます。
少しずつ大きくなりながら。
サスケの存在は、善悪に関係なくナルトにとってなくてはならない相手なのだと、今回強く感じました。
それは、柱間さんにとってのマダラも、そうなのかもしれません。
不可解にも思えますが、今はそれがとても温かく嬉しいです。
今のオビトにも、自分の価値観一辺倒ではなく、そういう相手がいたらいいのに。
カカシさんは、その相手にはなり得ないのでしょうか。
オビトはマダラに目的を阻止されたら、なんの力も無くなっても、目的を達成しようとあがくのだろうと思います。
その時に、かつてカカシさんの頑固な頭の中をかち割ったように、今度はオビトが時空間から帰って来たカカシさんにかち割られて、そうして、昔みたいに笑って欲しい。
そう願ってやみません。
ところで、本誌198ページの一番下のコマ、オビトの後ろの白い丸、あれ、塗り忘れですよね?なんか、気がついてしまって…。
あと、やっと到着した大蛇丸一行ですが、水月がきちんと香燐ちゃんの役割を念押ししてあげているところが、可愛いですv
このコンビは息もぴったりで、どんどん腕を上げよりますなあ。
もうホント、付き合っちゃえばいいのに。
そして、サスケの表情一つで感情を読み取る大蛇丸さん。
サスケには殺されたりと色々あったけど、弟子は弟子、可愛いんでしょうね。
この人がサスケの師匠で、今は良かった気がします。
この人が悪事に走らなければ、その洞察力と精神的な深さにおいて、火影となる事も有り得たと思うのですが、なかなかそうはなりませんでした。
だからといって、歩いてきた道全部がダメ、というわけでもなく。

サスケにしてもそうですが、人間や、人間と人間との繋がりって、不可解なもんですねえ。

さて、平謝り。
…カカ誕イラスト、この1週間全く進んでいません。
済みません、文字通り昼間に仕事で体力を使い切って、余力が全くありません。
仕事のやり方を少しずつ変えてみようと思うのですが、なかなかうまくいきません。
これでは足りない収入を補うために副業を請け負うことも難しく、将来生活が破綻するのではないかと考える毎日です。
根本的に考え方を変えないとダメかも、と思います。ちょっと思案中です。
カカ誕イラストは、引き続きもう「誕生日仕様」ではないにしても、仕上げたいとは思っています。
ただ、焦るのはやめにしました。焦らず描いていきたいと思います。(土下座)


2013.09.16 日付が変わってしまいましたが、

カカシさん、お誕生日おめでとうございました。
実は15日中に日記を書いている途中で、ソフトが不具合を起こしまして、TOPページの文字データが全部消えました。
よくあるんですよね…長文を書いていると特に。
急遽サーバーに上げている昨日のデータをダウンロードして、今、日記の打ち直しを行っています。
とりあえず、昨日の日記で言っていたカカ誕イラストですが、案の定まだ当分仕上がらない状態です。
せめて、おめでとうだけは当日言おうと思っていたのに、ダメでした。
くそお、情けない。済みません。
ともあれ、イラストを完成させていきます。
いつものように、テーマから微妙にずれた絵になると思います、私の場合。
誕生日から遅れたので、まあそれでもいいのかもしれません。
とりあえずおめでとうの気持ちだけ、今日のところは。間に合わなかったけど。

あ、今日は地元の小学校の運動会でした。
校区民参加なので、姉と二人三脚に出ました。何とか無事に走り終えました。
怪我をせず済んで、ほっとしました。
今の仕事の給料は日額制なので、休んだ日数分収入が減り、皆勤してても病院に行くお金も薬を買うお金も無いので、病気や怪我は厳禁なのです。
では、イラスト頑張ります。お休みなさい~。


2013.09.14 今週のジャンプ「NARUTO」感想。

十尾の最終形態(以下反転表示)「神樹」が、思っていた以上にデカかったです。そら、結界を消さない事にはムリムリ。すごい迫力ですな。
神樹の実はその昔、誰が、一体何の理由で「手を付けてはいけない」と言ったのでしょう。もしも手を付ければ、神樹が人間同士の争いの中に加わるだろうことが、それより千年前に実証されていたからなのでしょうか。
もしも、かぐやに食べられずにそのまま残ったとしたら、その後その実はどうなっていたのでしょう。種を飛ばして世界中に繁殖し、もしかしたら争いの絶えない人間どもを駆逐していたのでしょうか。
今、オビトの術により再び植物の形態となった神樹が、花を咲かせ受粉して実をつけたとしたら、その実を食べた者は、かぐやや六道仙人のような膨大なチャクラを身に付けることになるのでしょうか。
神樹にとっては、十尾となって動き出さねばならないほど、その実が大切だったのですね。
チャクラは忍術の動力源であり、十尾の持つ自然エネルギー(仙力)とは種類が違っています。そのチャクラを神樹がそこまで必要とする理由は何なのでしょう。
それとも人の身に入る事によって、元は仙力だったものがチャクラへと性質変換したのでしょうか。
動物が神樹の実を口にしたとしたら、仙力は性質変化することなく、カエルはガマ仙人となり蛇は蛇仙人となって、妙木山や龍地洞を築いたのではないかと推測します。
今、忍はいくつもの里を築くほど多くの人口となり、これはとても六道仙人一人だけの子孫ではないんだろうなあ、という気がします。
かぐやにはハゴロモ(六道仙人)の他にも何人か子供がいて、今の忍たちの祖先となり、その中に君麻呂が最後の一人となった「かぐや一族」の祖先もいたのではないかと思われます。
神樹の伝承がうちはの石碑にだけ残されているのは、うちはの血の中に神樹の花の中の眼が遺伝子として色濃く宿っているためでしょうか。その遺伝子によって尾獣たちを操ることが出来るのでしょうか。
反対に、尾獣を押さえることが出来る能力を持った柱間さんには、千手一族の中でも特に、十尾の人柱力となった六道仙人の遺伝子とチャクラの質が色濃く出ているのかもしれません。
そんな柱間さんのおそらく細胞をさらに奪い取り、オビトではなく自分が無限月読を為そうと思う、マダラの真の目的は?
オビトは余裕しゃくしゃくで、上から目線で
「もう…じっとしていろ…お前らは…充分耐え忍んだ」
などとほざいていますが、
お・前・が、耐え忍ばせたんじゃろーが(怒)!
ほざいているそばからきっと、マダラにサックリやられちゃうんじゃないかと思います。
でも、それも嫌だわな。オビトには、もう一回だけカカシさんと話をして欲しい。
それまでは死んだらアカンです。
ナルトが神樹につかまってあわや、というところで、
三代目のじぃちゃん、復活して登場!!
おおお、かっこいいーっ!!
良かった、生きて(?)いらしたぁ(涙)!
ナルトも助けてくれて、こんな嬉しい事無いです! ほんと、かっこいい!
そんでサスケは、とっくに高みの見物なのね。
皆を助けようとしなかったばかりか、ナルトまで放っておくなんて。
一応、ナルトを心配していたみたいな表情ではありますが、結局何もしていないし。
カッコ悪い。
っていうか、不信感持ってしまいます。
この子は一体、何が目的でここに来たの?みたいな。
忍たち全員、ついさっき結界から出して助けられたばかりなのに…ナルトの歯がみする表情、とても痛いです。悔しい気持ちが伝わってきます。
チャクラを吸われて斃れた忍たちが生き返る方法は、何かないのでしょうか。
先週の流れから一気に形勢逆転で、驚くばかりの今週号です。
でも、うちはの石碑の秘密が明かされて、ちょっぴりスカッとしました。

マダラには、今まで黙っていたことをどんどんしゃべって欲しいものです。

さて明日(もう今日か)は、カカシさんの誕生日ですね。
明日はワタクシ、午前中に小学校の校区民運動会に参加するので、当日中にはカカ誕イラストが間に合わないと思いますが、一応挑戦してみます。
いつも遅れてごめんなさい(常習犯)。
では、今夜はこれでお休みなさい~。


2013.09.09 今週のジャンプ「NARUTO」感想。

生前のミナトさんは(以下反転表示)、やはり闘いの時、クシナさんと連携していたのですね。思い出の中のクシナさんは頼もしく凛々しい。二人で戦う事がどんなに心強かったか、なんとなく感じ取れて嬉しくなります。
それを思い出させてくれたナルトが、実は初代様以上のバカでした、という二代目様のお墨付き。もうすっかり皆から冷静に受け止められております。可愛すぎる!
クラマさんですら腹を抱えての大爆笑。初めて見た! ごめん、私も吹き出してしまいました。
それにしても、クラマさんが仙人の力に若干の嫉妬心を持っていたとは。蛙さんとのルームシェアがそんなに嫌だったのね、ふーん。どんどんナルトに追い詰められて、照れて困って怒った顔が微笑ましいです。それでも、ナルトのために仙人の力と尾獣の力が同調出来ることをちゃんと伝えようとするクラマさんは、とても好きですv
黒クラマさんの入った父ちゃんのサポートもあって、ナルトは今までで一番人柱力+仙人としての力が発揮できそうで、尾獣玉+仙術もとっても楽しみです。
なんたって、二匹の九尾という絵面が素敵!
二代目さまは、とうとう「二代目のおっちゃん」という呼び名にも、文句も言わず慣れてしまわれた~~(笑)。
親子の攻撃は、オビトの黒いガードに阻まれましたが、それにヒビを入れることは出来たようで。「早めに手を打つにこしたことはない」と思いながら、オビトは若干の危機感を感じているのか、無限月読を開始し始めます。
そのタイミングは、マダラにもやや予想外だったようで。おそらくマダラは自分の目的のために、それを遅らせようとする可能性があるのではないかと。
しかし十尾、妙な体勢だこと。
今から逆立ちでもするのかいな?それともお腹からマニトウが出てくるとか。(←ごめん、古すぎてわからないかも。昔の映画です)
多分、無限月読のために最終形態になろうとしているんですかね。もうどこに改めて頭が生えようがなんだろうが関係ないですなあ。元々顔の部品もずれているし。
取り込まれた尾獣たちは、このまま反発しないのだろうか?とも思います。まだまだ色々な展開への可能性があって欲しいです。
言っちゃあなんですが、サスケは本当にナルトの可能性に対して焦りを持たずにはいられないんですね。個人としては良いのですが、里の皆のための火影を目指す者としては、不安要素にもなります。
もう少し、視野が広がるといいのに。
自分より他の人たちを、先に大切に考えられるといいのに。
誰がどう言おうと自分が火影になる、それによって里は幸せになる、という考え方は、自分の納得のいく結果に付随して他の人も幸せを得られる、というような考え方なんですかね。
ねじ伏せるような考え方なので、キライです。
どう転んでも結果的に上に立った者の成した事はそういう風に見えてしまいますし、実際そうである事もありますが、初めの気持ちが違えば、多少なりとも結果が違ってくるんじゃないでしょうか。
というより本来、立候補する側が重要なのではなく、里人が自分たちの代表者を選ぶことが重要なんだと思います。
里人一人一人が選ぶことこそ、どれだけ重要か。
そこがサスケの考え方と比べて、大きな差がある所なんではないかと。
ナルトを友だと感じ、ライバルだと思ってその差に焦り、理想を持ちながら心の内で孤軍奮闘しているサスケが、その頑張っている気持ちが切ないです。
負けるな、とも思う。同時にもっと成長しろ、とも思う。はがゆいです。
うちは一族って、一時期でも集団から外れて孤独に浸ると、道を間違う方向に走りやすいんでしょうかね。
それだけそれ以前の周囲の愛情が手厚かったんだろうなあと思えます。もしくは、それを受け取る感受性の深さ、かなあ。
難儀な、でも子供の様な一族ですね。あくまでも一部の者についてですが。

それにしても、カカシさんが出てこない。
五影達もなかなか到着しない。
大蛇丸たちも、今どこにいるの?
ま、それはそれで、今後の展開のジョーカー的役割を果たしそうで、期待出来るんですけどね。
見えないと心配なのよね。
イルカ先生は、今ごろ皆のために炊き出しを作っているのではないかと思う、今日この頃。(←酷い?)


2013.09.02 今週のジャンプ「NARUTO」感想。

さすがのシカマルですら(以下反転表示)逃れるすべを思い浮かべられないこの状況に、ナルトチャクラの連鎖と飛雷神の術の合わせ技、すごいですね!
木じゃなくて忍軍の方を結界の外に出すなんて、なるほどー! 思いつきませんでした。
親子タッグに感動…v もちろん、白黒クラマさんズ・タッグにも。
ミナトさんの手は、ナルトよりほんのちょっと大きいんですね。
こぶしを合わせていると、言葉にならないお互いの思いまでもが行き交うのでしょうか。先週号までにオビトに散々言われたことも堪えているのでしょうが、ミナトさんのナルトへの思いが切ないです。親として、人として、申し訳ない気持ちがどうしようもなく溢れて来るのでしょう。
それにしてもサスケ、重吾とナルトだけを連れていく、とは、他の者たちは全員見捨てるつもりでいたのでしょうか。ちょっと捨て置けない発言です。
以前のようにナルトを全否定する気はなく、むしろかなり評価しているようですが、その上での選択肢がこれって…。サスケへの評価が基本的に辛い私としては、不穏に思えてなりません。
当のナルトは、緊急時にそんな瑣末な事に構う気はないようで。器のデカさがうかがえます。
オビトは、自分だけしっかりガードした上で、他は皆「消しとべ」と願います。醜いことです。
結局、忍軍はナルト親子によって結界外に飛び、オビトだけが一人の死体も無い爆発跡に残されます。
これは本当に、超カッコ悪い。
しかしまあ、ナルトはいつもながら説明下手というか、論理が苦手というか、代わりに説明した二代目がナルトに確認を取ろうとしてあきらめなさったよ、「…もういい…」て。
というかもう、扉間さんの自己主張が可愛過ぎて、ツボりまくりです!ああ、可愛いv 歯をイーして2回も主張するところが、むちゃくちゃ可愛いvvvv
三代目を火影に任命した時の、あの冴え冴えとしたクールな美しさは一体どこに?
さすがあの兄(天然)にしてこの弟あり、…って余計傷つくかしら。
意識下のナルト親子、まだ策があるようですね。すごく楽しみです!
謝りたいミナトさんに、簡潔な言葉で返すナルト。その言葉の中には、両親に対する愛情と、とても複雑で深い感謝の気持ちが、でんこ盛りに入っています。
この境遇だったからこそ知り得た、他者の心の痛み。
九尾をも「人」と受け止めることの出来る、魂の深さ。
父ちゃんと母ちゃんに愛されているから、オレは大丈夫!と胸を張る、そんな息子にミナトさんは、うれし涙を溜めて微笑みます。
自分の負い目も後悔も全て受け止めてくれた上で、この子は全身で「父ちゃん、大好きだよ!」と表しているのです。
この思いが、オビトやマダラ、そしてサスケに少しでも理解できるといいのに。
サスケはあれだけイタチさんに愛されながら、真の意味では一つも愛情を返していない気がします。もちろんイタチさんがそれを望んでいるわけではありませんが。
愛情の深い一族だからこそ堕ちる、矛盾の淵なんですかね。
少しは努力して浮上しろ。

そう願ってやまないほど、ナルト達との対比がクッキリした今週号だと思いました。
そして二代目、くどいようだが可愛過ぎる。非常に満足ですv

 
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