Copyright (C) 2004 Totokian Allrights reserved.

 
<close>
 
BACK  NEXT
 

2013.10.28 今週のジャンプ「NARUTO」感想、間に合っちゃったー。

ナルトとサスケの一撃で(以下反転表示)、オビトから引き出された尾獣たちのチャクラは、ナルトの中の彼らのチャクラと呼応して、それぞれが元の一つに戻ろうとしてくっつき、綱状になります。
ナルトがチャクラをもらっていない一尾と八尾にははじかれますが、我愛羅とビーさんがそれぞれを掴んで引っ張ります。
人柱力として苦しんだ過去を持つ我愛羅ですが、守鶴を呼ぶ表情に恨みや憎しみの心は見えません。
まるで、慣れ親しんだわがままなペットを迎えるかのような、暖かさが感じられるのは気のせいでしょうか。
在るべき所に戻る幸せが、そこにあるような気がします。我愛羅と守鶴の間にも、やはり愛憎を越えた深い繋がりがあったのではないかと思えます。
オビトとナルトでチャクラの綱引き状態になり、神樹の開花は止まり、木龍もぎこちなく動きを止めます。
繋がったチャクラを通して、ナルトにはオビトの心が流れ込んできます。
辛い想い出に、涙を浮かべるナルト。
そんなナルトにクラマさんは「惑わされるな」と叫びますが、オビトはその一瞬でプライドをかけて一気に引っ張り、優勢に持っていきます。
そこをサスケがスサノオの腕で、尾獣化九尾を引っ張って、ナルトを助けます。
シカマル達も加わります。
そして、シカマルの呼びかけに応えた忍軍と侍軍全員も、四代目のチャクラを綱に、枝分かれしてオビトの尾獣チャクラを引っ張ります。
ナルトの掛け声とともに、全員が。
意識下のオビトの前には、ナルト達が並んでいます。
そして自分の後ろには、誰も居ません。
オビトは目の前のナルトの姿に、自分の姿を見ます。
それこそが、自分の本当の望みだったと。
今の道を歩んだ事を後悔しているのだと知り、愕然とします。
ナルトは意識下のオビトに歩み寄り、オビトの心を裸にしていきます。
お前は「うちはオビト」であると。
本来の心に還れ、と。
真っ直ぐな眼で、オビトを射抜きます。
きっとナルトは、オビトを倒したいと思ってはいても、殺したいとは思っていないのだと思います。
チャクラを通してオビトの心を知ったナルトの、オビトを見る目は、暖かい眼差しであれ、射抜く厳しい眼であれ、どちらも本当のオビトを受け入れようとする慈愛に満ちています。
しかし、人柱力は尾獣を抜かれたら死にます。
ナルトの行為は、オビトを死へと向かわせるものです。
オビトは、
「何なんだ…いったい…お前はオレをどうしたい!?」
とナルトに問いますが、私も微妙にそれ、聞いてみたい。
それとも六道仙人と同じ十尾の人柱力となったオビトは、死なずに済むのでしょうか。
決着がつきそうな所で、マダラのチャチャが入ったりするのでしょうか。
カカシさんのいる時空間は、どうなってしまうのでしょう。
そして、金銀兄弟の九尾チャクラと共に壺ごと魔像に取り込まれたアツイさんとサムイさんの安否は?
オビトから引っ張り出した尾獣たちは、ナルトに取り込まれるのでしょうか。
人柱力我愛羅、復活?

これほど揺らいだオビトの、心の仮面が壊れる瞬間を、早く見てみたいです。
そしてその側には、カカシさんがいて欲しいです。

とりあえず、先日の日記でいろいろ愚痴たれておりましたが、こうして感想も無事間に合ってしまいました。何だか済みません。
ちなみに今日の集金会は、いつもよりほんの少し短い50分間でした。長い~。
あと、昨夜から風邪をひいています。熱はたいして出てないけど、喉が痛いです。
以前ならひかない状況でも、今は体力の回復が追い付かないので、簡単にひいてしまうようです。
気をつけようがない。うん。
とりあえず、仕事に出ながら地道に治す方向で頑張ろうと思います。


2013.10.27 「NARUTO」感想、今週は遅れるかもしれません。

48号の「NARUTO」の感想は、ジャンプ発売日の月曜日に地元の集金会が重なるので、その日のUPが難しいかもしれません。
もしかしたら、火曜日にUPするかもです。済みません。
なんでだか、以前は20分くらいで終わってた集金会が、ここ何年かは1時間以上かかるのですよ。
なぜに?
内容はたいして以前と変わってないのに、要らないんじゃないかと思える付け足しが多くて、やたら長いのです。
もうちょっと簡潔にいけるといいのに。
今の体力がメインの仕事に変わってから、疲労や腰痛に対する回復が、通常の睡眠時間では追い付いてないなーと感じる毎日です。
身体を壊したとしても、病院に行く費用も薬を買う費用も、今の給料では1円も賄えません。
だから、せめて集金会の時間くらい以前のままでいてくれい、少しでも睡眠時間を削らせないでくれい、と願うのです。
ま、要するに愚痴です。
申し訳ないです。
とりあえず、そんな予告です。
万が一感想が間に合ったら、済みませんです。


2013.10.21 今週のジャンプ「NARUTO」感想。

尾獣化九尾チャクラが(以下反転表示)スサノオを纏い、オビトに剣を向けます。
時空間にいるカカシさんの写輪眼は、オビトの右眼と共鳴を起こし、オビトの視界と声をカカシさんに伝えます。
オビトは、想いの強さが剣に宿るという六道仙人の神剣「ぬのぼこの剣」を構え、ナルト達に絶望を促す言葉を発し続けます。…まるで、自分に言い聞かせるかのように。
ナルトは沈黙したまま、チャクラを通じて最も信頼のおける仲間たち、ヒナタちゃん、キバくん、シノくん、リーくん、テンテン、いのちゃん、シカマル、チョウジ、そしてサイくんの九人を呼びます。
尾獣化九尾チャクラの尾それぞれで螺旋丸を作り、呼んだ仲間たちにチャクラの中に入って受け取ってもらい、それでオビトの盾を壊すよう託します。
忍術の使えないリーくんは一瞬ためらいますが、ナルトの熱い「大丈夫!!」という言葉に励まされます。
意を決して、螺旋丸を構えて突っ込む皆の、たくましい表情。
そしてそれを離れた所から見守る、サクラちゃんと綱手姫。
オビトの盾は壊れ、ナルトとサスケの剣の切っ先はオビトの神剣と交わります。
そして──────────。
オビトの本当の願いは、これだったのかもしれません。
あの時、カカシさんと一緒にリンちゃんの亡骸を抱いて里に帰っていたならば、きっと枯れるまで泣いても、後ろには暖かい仲間がいて、共に競い闘って、やがては火影となって………。
そのイメージは、オビト自身のものでは無いのかもしれません。
もしかしたら、共鳴しているカカシさんのイメージ…願いなのかもしれません。
(年のやや離れたイルカ先生も中にぴょこんといるので、ついそう思ってしまいますv)
でもやはりオビトも、ほんの少しでもそう願っているからこそ、思い描けたのかもしれません。
想いの定まらぬ「ぬのぼこの剣」は折れ、ナルトとサスケの剣がオビトを貫きます。
………で、気になるのは、
もしもオビトが斃れたら、時空間にいるカカシさんはどうなってしまうのだろうか、ということです。
時空間と共に、消えてしまうのでしょうか。
オビトは人柱力化のために時空間移動が出来ない状態ですので、カカシさんは自力で出てくる以外、方法が無いはずです。
果たして間に合うのか。
間に合って、せめて少しでも最後にオビトと会う事は出来るのか。
でも…、何の根拠も無くて済みませんが、私には、最後の最後にオビトが、あの日と同じように、再びカカシさんを助けるのではないかと思えて仕方がありません。
本当のオビトが。
繊細でお人好しなオビトが。
火の意志を持ったオビトが。
きっとマダラは容赦なく、斬られたオビトに取って代わるのでしょう。
その方法は、一体どんなものなのか。
もしかしたら、大蛇丸のやっていたのと同じ方法で、肉体を乗っ取るのでしょうか。
その辺りの血筋の謎も、わかったりするのでしょうか。
もしくは、肉体を乗っ取るのではなく、柱間さんの仙力を奪って、無限月読の術の続きをオビトに代わってやるのでしょうか。
人柱力にはなれないエドテンの身体で、それはどこまで可能なのでしょうか。
誰しも、本当の望みは決して闇ではないはず。
オビトも、マダラとて同じでしょう。
それを信じているからこそ、憎しみや悲しみ、怒りよりも深い所にある本当の望みを知りたくて、この物語を読み進めているのだと思います。

それにしても来週の巻頭カラーで、オビトが今際の際に、
「カ、カカシ…、あのイメージの端っこにいた鼻の上に傷のある忍は…一体誰だ?」
「あ、あれはそのう、オレの…テヘヘv」
絶命。会話終了(チーン)。
…ってなことにならないといいなあ、と思います。
いやちょっと、イルカ先生のイメージ内登場には、本当にびっくりしました。
絶対にカカシさんの願望が流れ込んでいる、としか思えない。
そう思いたい。
そう思わせといて欲しいv
特に若い方のイメージ、笑顔が可愛い~v
幸せな読者サービス、きっしーに感謝です♪


2013.10.12 46号のジャンプ「NARUTO」感想。

現・五影を主軸とした忍軍および侍軍の全員が、エドテン火影共々一丸となって(以下反転表示)大樹を切り倒すべく攻め始めます。
土影のオオノキさんが、足腰も達者に飛び出していっているのが、見ていてとても嬉しいです! 腰は命! お気をつけて!
三代目のちょっぴり皮肉っぽい問いに対して、大蛇丸も弟子らしく素直じゃない答え方をしています。でも正直、師弟の間柄で共に闘えることは嬉しいのか、二人の息の合った俊敏な動きに、迷いのない気持ちが表れています。いいなあ…v
三代目の移動の素早さと、如意棒のさばきの鮮やかさは、さすがプロフェッサーと言われた火影、すごくカッコイイです!! じいちゃん素敵!
少し警戒心を増したオビトが、神樹の一部を木龍に変化させて、忍たちを襲います。
そこを二代目が、個々の忍達に分配されたナルトのチャクラに四代目のチャクラが繋げられているのを利用して、瞬身の術を使って危険に陥った者を順次逃がしていきます。
う~ん、さすが扉間さん!! 闘いも天然も、フォローさせたら天下一!
綱手姫とサクラちゃんは、二人の百豪でカツユさん本体を1/10まで口寄せし、連合の足場として置き、神樹にチャクラを取られても対応できる回復エリアを用意します。
こうして連合軍は、今出来得る限りの戦闘態勢を整えます。
ナルトとサスケは動きの速いオビトを、ナルトは仙人チャクラ、サスケは写輪眼で感知し、左右から追い詰めますが、逆にオビトに捕えられて地面に叩きつけられます。
オビトは、今まで幾度となくナルトに対して確かめてきた答えを、今なお立ち上がってくる彼に問い質します。
ここで諦めずにナルトが立ち上がってくる事こそが、また、こうしてオビト本人がナルトに何度となく問い質さずにはいられない事こそが、すでに答えだろうと思うのです。
何も言わずとも、サスケもナルトと同じ決意で並び立ちます。
二人のこの言葉少ない行動が、ありったけの想いを語っていて、心強く、嬉しくてたまりません。
でもオビトはナルト達の答えに対し、一層厳しい目を向けてきます。
その心中は、どんな答えを出したのでしょう?
カカシさんは時空間の中で、今まで何度も身も心もオビトによって傷つけられながら、今もなお、オビトの心の奥の本当の心を信じています。
そんなオビトを、マダラは早々に見限りました。
そうやって、過去にもまだ可能性を秘めていたはずの色々な事を、諦めてきたのがマダラなのでしょう。
諦めずに何度でも立ち上がるナルトの、「まっすぐ自分の言葉は曲げねぇ」という言葉の奥には、生まれてきてからずっと疎まれてきた辛い思いや、恩師自来也さんを亡くした悲しみ、苦しさ、託された思いの重さ、皆から寄せられる信頼や愛情への責任感や嬉しさなど、様々なものが詰まっています。
オビトの問いを凌駕するほどの想いがそこにあるからこそ、たとえ明確な答えが出ていなくても、ナルトからは未来への希望が見えてくるのでしょう。
ナルトと似た苦しみを体験してきたはずなのに、マダラは、自分と同じように諦めることを答えとするオビトを育て上げ、今、十尾の人柱力となったオビトの身に取って代わろうとしています。
その時、それでもマダラを未だに友と思う柱間さんは、彼に仙力を奪われてしまうのでしょうか。
希望と絶望が息もつけないほど交差する展開、表現も研ぎ澄まされてきて、心が震えます。
例え本人は不本意だとしても、オビトがまだ「答え」を諦めてないのが嬉しいです。
カカシさんが出てくるまで、身も心もオビトのままでいて欲しいと願います。

ところで水月よ、大蛇丸の潜影蛇手に今更驚いているのは、あなただけです。
なんかいちいち反応が新鮮で、おもろい子ですな。
リアクション芸忍の鏡ですな。不本意でしょうけれど。


2013.10.10 ナルト、お誕生日おめでとう!

原作の日にちと合致しましたね!
リアル誕生日、おめでとうなのです!


2013.10.07 今週のジャンプ「NARUTO」感想。

現・五影が戦場に揃い、決意も新たにそれぞれの持ち場へと散り(以下反転表示)、個々の忍達は目つきも晴れやかに鋭く充実した表情で、闘うべくそれぞれの武器を構えます。
そんな中、ナルトとサスケの渾身の一撃は、オビトによってはじかれます。
オビトは凄まじい表情で、「…いいんだな…」とナルトに問いかけます。
シカマルを殺しても、仲間を皆殺しにしても、いいんだな…と。
その言葉に、ナルトのチャクラが吠えます。
無意識の想いが、シカマルを助けようとします。
その事を皆に告げるいのちゃんの、少し泣きそうな表情。
スリーマンセルの大事な仲間シカマルを想うナルトの心が、痛いほど嬉しいのでしょう。
そしてシカマルは、自分の命以上にナルトを想い、彼の辛かった過去を想い、ナルトのため、これからも彼と共に在るために、もらった力を借り、気力を尽くして持ち直します。
喜ぶ仲間たち。
駈けつけた綱手姫が、重ねて治療を施します。
もう安心です。なんて心強いことか!!
祖父の影分身に歩み寄り、現・火影としてのふがい無さを詫びる綱手姫。むしろオレが、と詫びる初代。
それぞれの想いが、暖かく紡がれていきます。
ビーさんも、途中で命を危ぶまれた雷影さんとやっと再会できて、本当に良かった…!
いつものノリで応えてますが、きっとはちきれんばかりに嬉しいんだと思います。
ナルトの生き様を中心にして、皆の心は一つとなり、士気は今までになく高まります。
そんな中ただ一人、異空間「オビトの部屋(笑)」で、地道に自分の腹をチクチク縫うカカシさん。
ハアハア息をつきながら、「そろそろ行けるか……」などとおっしゃってます。
…大丈夫か?
すっごく無理そうなんですけど。
久々の登場が腹のアップ…、思わず「まだそこで休んどけ!」と叫んでしまいます。
ともあれ、
気になるのは、前回「これはいける!」と思った矢先に神樹が生えて、思い切り劣勢に追い込まれた例があるだけに、今回の全体の士気の高まりの直後に、また何か酷いどんでん返しが待っているんじゃないかと思えてしまって、どうにも素直に喜べません。
ガイ先生の青春の気合に、リー君はともかくテンテンまで珍しく素直に返事をしているのも、何かの前触れみたいでコワイ(←酷い)。
柱間さんは、オビトがナルトとサスケと闘っている隙に神樹を切る気でいますが、あれは本当にすんなり切って良いものなんですかね?
忍軍がやる気満々でいる時に、水を差すようで申し訳ないんですが、色々気にかかります。
あ、でも、キバくんの発言を見て思ったのですが、ナルトと同世代の子達なら、どの子も火影になる資質が充分にあると思えます。
ただし誰が火影でも、相談役は必ずシカマルであれば、の話。

シカマル復活、万歳!!
不動の№2なのであります! 長生きしてねv


 
BACK  NEXT
 
<close>