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2014.03.31 今週のジャンプ「NARUTO」感想。

ハゴロモさんこと(以下反転表示)六道仙人は、想像してたよりちょびっと顔が怖かったです。
そして、かなり天然でした。
無表情の「つーか、じゃね?」的な言葉が、怖くて笑えます。
順応性高いというか、協調性有り過ぎというか、学習能力高すぎて困惑するというか、見ていて落ち着かなかったです。
まあ、無難な口調に辿り着いてくれて、安心しましたが。
何にしても、顔怖い。
でも、優しさがにじみ出ている顔だと思いました。
とりあえず、ナルトは生き返ったわけではないようで、今のところ生死の狭間で、転生者のみと語り合える六道仙人に出会ったようですね。
六道仙人本人の説明によって、うちは伝承の壁画っぽい絵とは違う、リアルな母カグヤさん(母ちゃんも顔ちょっとコワイ)の姿や、仙人に兄弟(双子?)がいたことなど、より具体的な情報が増えて楽しいです。
もしかしたら、仙人の兄弟こそが、封印の術を得意とする「うずまき一族」の祖なのではないか、とも思いました。
ともあれ、ナルトは六道仙人の次男アシュラの転生者だったという、いきなりうしろの百太郎さん的な展開に面喰いましたが、六道仙人のナルトに向けるまなざしの暖かさに、なんだかホッとしてもいます。
アシュラのチャクラの継承者がナルトなら、血の継承者は子孫である千手一族であるわけで、柱間さんやナルト、そして元祖六道仙人が良く似た天然タイプであるのも、深く納得できます。
アシュラも、そうだったのかしら…。
冗談の通じ無さそうなインドラは、父と弟のボケっぷりに、日々耐え忍んでいたのかもしれません。
そりゃあ、弟が跡目を継ぐのに納得できない訳だわ…。
ま、インドラの転生者は、言わずと知れたサスケなんでしょうが。
う~ん、この戦争に決着がついても、ナルトとサスケの間でのひと悶着は、どうしても避けられない予感がしますねえ。
いやむしろ、その問題を解決するのが、この物語の主眼なのかもしれません。
まあ、六道仙人が思いの外気さくな人でよかったです。
そんで、アシンメトリーな髪型(左もみ上げ)にこだわるところが、面白いじっちゃんですね。
もしサスケがインドラの転生者なら、六道仙人はナルトと同じ状況に居るサスケにも会いに行くのでしょうか。
サスケには、「あマジ? 夜露死苦!…つって!」的なしゃべりで対話して欲しいものです(笑)。

まだまだ衝撃の真実があると予告に書かれていますので、大いに期待して次号を待ちます!
それまでガイ先生、生きていて!
急ぎたいけど、じっくり見ていたくもある六道仙人。
魅力的です! さすが元祖天然!


2014.03.24 今週のジャンプ「NARUTO」感想。

マダラの、こんなに(以下反転表示)ダメージを受けた表情を、初めて見ました。
ガイ先生の体術「夕象」に対し非常に冷静な分析をして、この闘いを楽しんでいるかのような言葉で余裕を見せてガイ先生の焦りを誘いますが、実際のところ、本人が思っている以上に堪えているのではないかと期待します。
「避けた方がいいだろう」と言っていた拳から直の打撃も受けてしまっていますし、すぐにではなくても、後々忘れかけた頃に効いてくるじゃないかと期待しています。
この技の後に、どんな運命がガイ先生を待ち受けているとしても。
決して無駄にはならないんじゃないかと、そう強く祈ります。
八門遁甲の陣を知らない我愛羅に、カカシさんが技とその解放者の運命を教えます。
中忍試験での深い師弟愛を思い出し、リー君を気遣う我愛羅。
リー君は「悲しくなんかありません!!」と、きっぱり言い切ります。
そこにあるのは、ガイ先生の教えと想いを全て受け取って深く理解したリー君の、悲しみを超えたガイ先生への信頼とその運命への覚悟。
それを感じ取ったカカシさん、我愛羅、四代目は心を一つにして、第六門を開いたリー君と共にガイ先生のサポートに回ります。
4人の完璧な連携サポートによるガイ先生の必殺の一撃で、マダラは大きいダメージを受けたように思われましたが、ニヤつきながら立ち上がり、ガイ先生を挑発して焦りを誘います。
元から強いマダラが、六道の力を得てより強くなっているのは確かですが、それでもガイ先生の人生を込めた技が絶対に効いてないはずはない、と私は信じています。
しかし、基本の基準が全て「柱間」なマダラさん。
「このワクワクは!」って何ですかい。
思わず吹き出しそうになって、ちょっとむかつきました。
姑息な案で難ですが、この際柱間さんに、いのちゃんスピーカー経由でマダラの昔の恥ずかしいエピソードとか失敗談をこの場の全員の脳内に流して、自己中唯我独尊オレ様マダラを慌てさせて隙を作らせる、というのはどうかな、と。
人道的にも酷い手だとは思いますが、マダラのこれまでの所業を考えると、このくらいやっても罰当たらないんじゃないかなー、と思ったり。
元々、後ろに立たれると小便止まっちゃうくらい小心者なマダラですから、ぜひとも柱間さまに誰も知らない二人だけの秘密vなんぞも暴露して頂いて、オタオタさせて欲しいものです。
バカップル万歳。何だろう、このワクワクは! もっと楽しませてくれ。
そんなこんなしている内に、時空間内で蘇生中のナルトの意識が目覚めたようです。
水のイメージからしておそらく意識下、黒クラマさんと対面出来る場で、予告内容から謎の老人とも会えるようです。
誰でしょう?単純に考えて、六道仙人か。
はたまた初登場、母方のうずまき一族のご先祖とか。
託されたものって、何?
ともあれ、ナルトはもうすぐ復活しそうで嬉しい限りです。
出来ればガイ先生に九尾チャクラを分け与えて、死なせずに済むよう間に合うといいのですが。
ガイ先生、死なないで。
何度畳みかけるように死ぬと言われても、こればかりは願わずにはいられません。
あと、カカシさんの見えなくなってきている左目も、今までの使用頻度の他に、オビトの余命を物語っているようで心配です。

登場人物の誰も、亡くなって欲しくありません。
これからの展開も、心を澄ませて見守りたいと思います。


2014.03.17 今週のジャンプ「NARUTO」感想。

ガイ先生のお父さんは(以下反転表示)、私にとって人間としての理想だ、と思いました。
万年下忍と呼ばれ、悔しさ、悲しみ、ふがいなさなど、色々な想いが胸の内にあった事でしょう。
それでも、さげすみの言葉を前向きにとらえ、息子をありったけの心で愛し、そんな父を守ろうとした息子を涙しながら強く抱き締め、そして唯一の技を伝え、守り抜いた人。
この人に育てられ、この人の心の奥底を幼いながらも感じ取りながら育ったから、ガイ先生はこんなにも暖かく深いのだ、と納得しました。
マダラの言葉すら否定せず、より希望ある力強い言葉を添えるガイ先生。きっとリー君の未来へのはなむけに。
私は今、ガイ先生が何とかして死なないで済む術が無いものか、思い巡らしています。
例えばマダラが先々週、ガイ先生の技ではなく姿を見て「…どこかで見たな」と言ったのは、もしかしたら先生に良く似ていたお父さんを思い浮かべたからで、それは忍刀七人衆との闘い以外で同じ技を使用しているのを見かけたのではないか、つまり技を使用しても確実に死ぬわけではない、と考えてみたり。
ただ、最終的には忍としては再起不能となり、今も実は生きておられるのではないか、とか。
でも単純に、マダラが「どこかで見た」のは、ガイ先生の先々々々代のご先祖(顔そっくり)で、代々唯一の技、八門遁甲の陣を受け継いでいるのかもしれません。
そうするとマダラは現役時代に技を見ていて全てを知っているので、ガイ先生はむしろ手の内を知られていてピンチなんですが。
しかし手の内が判っていても対応しきれないのが体術の極みであろうこの技、と考えると、まだ希望は残されています。
…済みません、何とか死なせてたまるか、と貧相な頭で必死で考えていたら、混乱してきました。
ともあれ、朝孔雀、昼虎に続く第三の技は「晩なんとか」じゃなくて「夕象」だったんですね!
深紅の象…どんな技なんでしょうか。マダラに果たしてダメージを与えられるのでしょうか。
それにしても、息子より更に濃ゆい父、マイト・ダイ。
海苔の様なヒゲ上下、プラスもみ上げ連結。テカテカの一九分け。ライダーマフラー。
表情も豊かで生き生きしてて、妙に可愛くて好きです。
5歳のガイ君も、ぷくっとしててとっても可愛いvvv
そして今のガイ先生。
八門遁甲の陣を開いて、燃える姿。
どれも心底見れて良かった、と思える美しい、美しい姿です。
ネジくん亡き後、間を置かず、今度は師匠の死門を、涙を流しながら眼を凝らして見つめるリー君。
死なないで、ガイ先生。
どんなに我儘な願いだろうとも、願わずにはいられません。
それしか言葉が出て来ません。

今週は、愛が詰まり過ぎていて、心がいっぱいでとても苦しいです。


2014.03.10 今週のジャンプ「NARUTO」感想。

サスケの側に現れたのは(以下反転表示)、イザナミの術の無限ループから抜け出せたカブト。
香燐ちゃんの感じていた「イヤな感じ」のチャクラは、カブトの中に残っていた大蛇丸さんのチャクラかも。
と、大蛇丸さんご本人が言ってます。
さらっと、すごいな! 冷静に自虐。
二代目さまにも微妙な皮肉、いるのに気付いたんなら黒い棒を抜いたげて~。
イザナミのループから抜け出せたカブトは自分を取り戻し、医療忍術と柱間細胞の研究成果を駆使してサスケの命を取り留めました。
イタチさんの想いに打たれたカブト。
イタチさんのおこなった事は、今もサスケを守っています。
カブトは、もう一人のオビト。
ようやく「自分」へと辿り着いた二人の成す事、そして己への決着を見守りたいと思います。
カカシさんとガイ先生の元に駈けつけた、四代目と我愛羅。
四代目は両腕を失くしてクナイを口にくわえて、一体どうやってしゃべっているのか?
謎のいっこく堂スキル。独学で習得したのかしら?
マダラに効くのは、仙術と体術のみ。
仙術は使えますが苦手だと言う今はまともに闘えない四代目を見て、決してベストコンディションではないガイ先生が自分が矢面に立つしかないと決意して討って出ます。
我愛羅を唸らせる、体術の極みの動き。
昼虎を放ちますがマダラにダメージを与えられず、倒れたところを黒い玉で攻撃されます。
四代目が飛雷神を使った体当たりでかばおうとする直前に、駈けつけたリー君が渾身の力でガイ先生を掴んで飛び、難を逃れます。
「大丈夫かガイ?」と問うカカシさんに対し、「ああ…左腕と肋骨が数本いってる程度だ」と答えるガイ先生。
それ、ぜんぜん大丈夫じゃありません!
しかも、折れてるの右腕だし!
誤植なのか、それともすでにダメージで認識が狂っているのか、判らない事が危ぶまれます。
そんな状態で、更なる決意を固めるガイ先生。
目の前に大きな壁があると解っていても、決して突き進むことをやめない人。
カカシさんへの一言。今までの彼への挑戦に、どれだけ尊敬と向上心と情熱が込められていたことか。
私は、ガイ先生が死ぬ事だけは、想像したくもありません。
この人には、木の葉で一番「長寿の青春」の人になって欲しいと、本気で思っています。
でも今、ガイ先生を止められる言葉がどうしても見つかりません。
そして正直、紅き猛獣の姿を、朝孔雀、昼虎に続く、晩の技を一目見たいとも思っています。
だから、それら全てを見せて闘った後に、どうかテンテンが間に合う事を、師匠を助けに来てくれる事を願っています。
もしくは、ナルトが間に合う事を。
そう言えば、マダラに効く仙術は、カブトも使えましたね。
早くサスケを蘇生させて、こちらに合流して欲しいものです。
…来て闘ってくれるかどうかは、サスケの意向次第でしょうけど。
あと、カブト本人の「償いたい」と思う気持ち次第でしょうか。

まだまだ、どんな展開も可能な状況です。
先は長いだろうと期待します。
楽しみですね。


2014.03.03 今週のジャンプ「NARUTO」感想。

オビトが(以下反転表示)マダラの中から、一尾と八尾のそれぞれ一部を奪い取りましたね!
これでビーさんと我愛羅は、十尾相手の尾獣チャクラ綱引きをやれる可能性が出て来ましたv
黒クラマさんさえ入れられれば、もちろんナルトも。
多分オビトは、尾獣たち全部ではなく、この二体を狙って奪ったのだろうと私は思います。
ビーさんも我愛羅もナルトも、人生をそれぞれの尾獣と共に歩んできました。
にわか人柱力のマダラとは、尾獣との繋がりの深さが違うと思うのです。
今生きている元人柱力の尾獣だけを奪ったのは、そこにそれぞれのペアが求め合う生の感情が息づいているからだと思いました。
オビトの指示で、カカシさんはナルトを時空間に神威で運びます。
オビトもまた、自分の半身の黒ゼツの中にいる黒クラマさんをナルトに移すべく時空間に飛ぼうとしますが、マダラに阻まれます。
ナルトを無事運び、時空間から戻ってきたカカシさんと、オビトはツーマンセルを組みます。
カカシさん、「久かたぶり」って…!
どうしてこの人はここぞという時に、いつも妙な言い回しをしてしまうのか。
リズムが狂うでしょ。
師匠ゆずりと言えば、その通りですが。
オビトも、なぜ突っ込まない?
突っ込まない所がこの二人、過去もそうだけど、足並みこそ揃わないけど、掛け合い漫才の息はピッタリというか。
リンちゃんが「どうしようもないけど、そこが二人とも可愛くて…仕方無いな」という表情で見ている気持ちが、良く解ります。
そして、空気を読まずに登場する少年ガイくんも、とても可愛いv
「覚悟」、そして「最後の作戦」…そこには、この後オビトが死んだら、カカシさんの写輪眼もその役目を終える、と言う意味も、もしかして含まれているのでしょうか。
それはないとしても、この作戦が、カカシさんがオビトを本人が時空間に飛ぶのと同時に時空間に飛ばしてやって、カカシさん自体はこちらに残り、確実にマダラに攻撃されるのを前提としたものであることは、間違いなかったでしょう。
両腕を失くした四代目の助けは期待できず、そのための覚悟だったのではないかと。
ガイ先生が助けに来るまでは。
少年の頃のように、いつでもカカシさんの前に現れるガイ先生。
たとえバテバテだろうが、その強力な人物忘却ぶりは健在です!
「ん!? 誰だ…アレ?」さすがです!!!
まあそりゃマダラもかなり風貌は変わりましたが、きっと元のままでも反応は同じな気がします、カカシさんの表情を見てると。
しかし驚くべき事に、まさかの同類がここに居た!
「…どこかで見たな」
忘れられる顔じゃないだろう! ヘアスタイルとか! せめて眉だけでも覚えていようよ!
確かにあなたがぼけると、まんま「マダラぼけ」になっちゃうけれども!
来週、まさかのガイ先生とマダラの「ボケ対決」が始まるかと思うと、見たいような怖いような。
途中で手に入れた宝具も、四代目が黒クラマさんを抜いても死なないエドテンチャクラがあれば、バンバン使えちゃうのではないかと。
でもそれより、ガイ先生vsマダラのボケ対決の方が楽しみでたまりません。早く見たい!
ともあれ、オビトもようやく「辿り着い」て、ナルトが助かりそうで良かったです。封印術を施すオビトの表情が、なんとも愛しくて。
辿り着けて良かった、オビト…長かったね。
ほんと長かった、途中でかなり腹も立てたりもしたけど、オビトが自分を完全に取り戻せて、本当に良かったと思います。
…しかしマダラは、本当になんでガイ先生を覚えていないんでしょう。
まさかの伏線?
「どこかで見た」のは、少年柱間さんの雑なザン切りヘアと重なって?
ものすごく気になるので、来週以降の展開を期待しとこうと思います。

マダラをも、しばし考えあぐねさせる人。
ガイ先生は、やっぱり希有な人ですな。男前!

 
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