Copyright (C) 2004 Totokian Allrights reserved.

 
<close>
 
BACK  NEXT
 

2014.09.29 今週のジャンプ「NARUTO」感想。

サスケは(以下反転表示)、ハゴロモさんやカカシさんが「取り戻して欲しい」と願っている「愛情」を、改めてはっきりと捨てようとしているように思えます。
過去の愛情も、現在の愛情も、未来も。
本当はサクラちゃんの事だって、とても大事に思っているように私には見えるのですが、なんで捨てようとするのか、私には解りません。
「憎しみ」には、どこかに「悲しみ」が含まれています。
サスケの抱える悲しみが優しさや慈しむ心を生み出さないのは、怒りの方が勝っているからなのかもしれません。
何に対する怒りなのか。
兄イタチさんの生き様の不遇さと、そんな風に兄を処遇した忍の世界に対してでしょうか。
でもそれは、兄の人生を否定するようなもの。
サスケが本当は何を憎んでいるのか、何を望んでいるのかが、いまいちはっきりしません。
次号では、彼の思う「火影」というものを言葉でちゃんと言ってくれるらしいので、そっからまた考えようかな、と思います。
マダラは結局、あまり変わることなく、再び死んでしまいました。
私は、柱間さんの様にはマダラを受け止める事が出来ません。大勢の忍達の命を奪い人生を狂わせたことを謝罪することなく死んだ彼に対して、まだ腹立たしさが残っています。
マダラとサスケは、二人ともインドラの転生者だけあって、よく似ています。
ただしマダラは碑文を信じ込んでいて他の価値観に対して聞く耳を持ちませんでしたが、サスケにはそれはないので、融通もマダラよりは若干利くかもしれないなあ、と思います。
ナルトには、安心して期待しています!
カカシさんは、写輪眼の影響でヨレヨレでございます。
サクラちゃんはサスケの幻術で気を失い、ナルトとサスケは闘いの場へ。
ハゴロモさんとカカシさんは残って、未来への想いを語り合います。
なんだかしみじみしてて、似合うなあ…お達者倶楽部。
縁側でお茶を啜っているみたいな雰囲気です。
でも想いは深い。
サクラちゃんのサスケへの想いも、もはや色恋ではなく、深い愛情。
みんな、じんわりと重く、サスケが一蹴できるような軽いものではありません。
大事だと、サスケに気付いて欲しいものです。
ナルトに頼るしかないけれど。
イタチさんの想いも、死んだ両親の想いも、みんな投げ出さずにサスケには受け止めていて欲しいです。
受け止めて、涙を流せるサスケにかえって欲しいと思います。

難しそうだけど。
ナルト、どうかよろしくですー。


2014.09.28 イラスト作成をちょっとお休みしていました

済みません。
先週の水曜日以降は、帰宅後に家事を済ませたら、体力限界で起きていられませんでした。
職場で風邪をもらった気がしたので、葛根湯をすぐに飲んで身体をごまかした(?)のですが、台風の影響か湿度が妙に高くてうまく体調を整えられませんでした。
しかし風邪は、お陰様で本格化することなく治まりました。あとは腰痛と腱鞘炎が完全に慢性化しちょりまする。おのれ…。
この土日も必要最低限の家事だけして、出来るだけ身体を休めることに休みを使ってしまいました。申し訳ないですが、またこれからイラストの続きを頑張ろうと思います。
明日はもう、ジャンプの発売日が押し寄せてくる…。
おおお…(ムンクの叫び!)頑張ります!


2014.09.22 「NARUTO」休載。

今週は、「NARUTO」が休載です。
という事実を、ジャンプを買った後で知りました。
ページをめくっても、見当たらず。
目次を見ても「見間違いかな?」と思って、5分間くらい諦め悪く探し続けました。
結局、夕方帰宅してから前号を見て、納得しました。
そっかー。
明日は休みなので、時間を気にせずに感想が書けると思ったんですが、ちびっと残念です。
でもま、今週は描きかけのカカイルイラストを仕上げることに専念します。

さて近況。
先月から、右手首に腱鞘炎らしき痛みが、わずかですが生じるようになりました。
おそらくここ1年間の仕事や家事で、負担が蓄積されたためかと思われます。
まあこのくらいなら湿布を貼らなくても大丈夫…と思っていたら、夕べ床に座っていた時、立とうとして変な手の付き方をしてしまい、ちびっと悪化させてしまいました。
とりあえず用心して、腰痛用に持っていた湿布を切って貼って様子を見ています。
今のところ、親指側の手首部分がポコッと腫れています。
明日は休みなので、今日はもう洗濯(←節約のため手でやっています。最後の脱水だけは洗濯機使用)もしないことにしました。
パソコンで絵を描く分には大丈夫な程度なので、絵は描きます。
今週中に仕上がるといいなあ。
今の仕事は職場の人間関係が抜群に良いのですが、腰痛(常時)に今回の腱鞘炎も加わって、やはり身体的には長く続けられるかどうか、かなり不安です。
来年の今頃は、私はどうしているのかしら…、どうなっているのかしら。
未だ五里霧中な状態が2年以上続いていますが、このままの状況で諦めてしまいたくはありません。
でも抜け出る手立ても、今のところは無い。
ゆっくりと向かっている先は、絶望か希望か。
自分でも見分けがつかない今は、ただあがくのみです。
負けたくない。


2014.09.15 カカシさん、お誕生日おめでとうございます。

取り掛かりが遅かったので、予想通り間に合いませんでした、カカ誕イラスト。
もう何日かかかるかもしれませんが、近日中にはUPしたいと思っております。
色塗りの区分けまでは終わっているので、あとは怒涛のごとく塗るだけなんですが、まあ仕事との体力的兼ね合いもあって無理出来ませんので、すぐには終わらないだろうと思われます。
本当に、久々にイラストを描いています。
何とかこの波に乗って、以前の様に仕上げまで描けるようになりたいものです。

あ、13日の日記の感想で、「オビトの亡骸から樹が生えた」と書きましたが、web拍手にて「あれは白ゼツでは?」とのご指摘を頂きました。
本当だー!
歯がある!歯がとんぎってる!(←方言かしら?「とがっている」の意です)
お教え下さったTさま、いつも有難うございますv
皆様には、誤解を招く書き方を致しまして申し訳ありませんでした。お詫び申し上げます。

ではイラスト作成、引き続き頑張りますv


2014.09.13 42号のジャンプ「NARUTO」感想。

サスケの言う(以下反転表示)「処刑」という言葉が、彼の物の見方を物語っているなあ、と思います。
死ぬまで変わらなかったマダラに、良く似ていますね。
この二人にとって自分以外の人たちは、一体どんな存在なのでしょう。
どう考えたら自分が他者を「処刑」する立場にあると思えるのか、私には解りませんが、サスケの考えではどうもそれがデフォルトの様であります。
馬鹿みたい。
サスケの言う「闇を抱えぬ里」は、そのもの全部が闇でしょうに。
現五影を処刑することが、もしも忍達全員の意志であれば「革命」ですが、サスケ一人の独断であれば、それはすでに「恐怖政治」の始まりです。
実にナルトやハゴロモさんの「皆で協力していく」考え方と対照的で、比較がしやすいっちゃしやすいんですけど。
馬鹿みたい。
「邪魔者」って、歴代エドテン火影たちのことですよね。
失礼な。
私は今まで、それでもサスケの中に多少なりとも可能性を信じて、ハゴロモさんの問いに対する彼の答えを予想して来ましたが、結果は完全に反対の答えでしたー。わーい。
腹が立つのを通り越して、なんだかガッカリ。
ナルトはカグヤさんを「心がねーみてーな感じだった」と言ったけど、サスケやマダラの考え方もそれに近いような気がします。
でも、決して彼らに心がないわけではなく、他者を全然大事に思えないから、心をそちらに向けられないんじゃないかなあ。
他者とのつながりって、あったかい心を保つ栄養だと思うけれど、サスケは自らそれを常に捨てよう捨てようとしています。
サスケの栄養不足の心に栄養を与えられるのは、やはりナルトだと思うのです。
ナルトはどんな事があっても、それだけは諦めません。
その自信が、ラストのコマの表情に表れています。
自分たちを過去の人物になぞらえもせず、ただサスケ本人を見据えています。
たのもしくも、嬉しいことです。
この「兄弟ゲンカ」が何を生むのか、どんな結論に至るのかはわかりませんが、まあどうやら物語を平坦には終わらせてくれなさそうですね。
楽しみです。
そんで尾獣たちの個々の今後の希望ですが、はっつぁんはビーさんの中に、クラマさんはナルトの中に戻ることを選んでくれて、すごく嬉しかったです。
クラマさんが照れている! 照れているぞ! 可愛いぞ!
サスケのせいで一時保留となりましたが、是非彼らの望みの通りになりますよう、ナルトには頑張って欲しいです!
あと、物語の流れとはもう関係ないかもしれないけど、カグヤさんが信望厚き女神だったころの様子を、一度見てみたかったなあ…。
彼女に関しては解らない事が多すぎて消化不良なので、今後もしその辺りが解るような展開があれば、救われる気がするんですけどね。
そうそう、オビトの亡骸から樹が生えたのが何だか嬉しかったです。ハゴロモさんの術の余波だと思いますが、こんな風に形を残せて良かったな、と思いました。
もうすぐハゴロモさんも消えて、これからはシンプルにナルトとサスケの闘いです。

12月の映画までには決着がつくんでしょうかねえ。
どうあれ、読んでいくのみです。きっしー、ガンバ!

さて、私事。
明日は近所の小学校の「校区内運動会」です。
生徒の保護者であるないに関わらず、校区内に住む運動可能・参加可能な大人は競技に参加する義務がありまして、私も姉と共に毎年二人三脚で参加しています。
ってなわけで今年も老体に無理打って、ちょっくら頑張って参りま~す。
フー、腰痛に気をつけねば。


2014.09.08 今週のジャンプ「NARUTO」感想。

ハゴロモさんの評価する通り(以下反転表示)、カカシさんにオビトとの深いつながりがあり、また第七班の師匠として、ナルトと独断で行動しがちなサスケの動きをまとめる事が出来たからこそ、今回カグヤさんを封印する事が出来たのだろうと思います。
それをわざわざ冒頭で表現したのは、ナルトとサスケ、そしてサクラちゃんの派手な闘いに気を取られて、カカシさんや他の人たちの影の助力が読者にあまり意識されない事を危惧したからなのかな、と思いました。
ハゴロモさんの言葉を謙虚に受け止めるカカシさんの目が、優しくてほっとします。
オビトの事も、ちゃんとハゴロモさんに伝わって良かったです。
本当に本当のお別れなんだなあ、オビト。
忍びの世界を無茶苦茶にした、と悔いるオビトに対するカカシさんの心を痛める表情、そして友として別れができる、それだけでいい、と微笑む表情に、ホロホロと悲しいものが解けていくような気がしました。
「写輪眼のカカシ」はこれでいなくなり、余計な事ですがオビトの願っていたカカシさんが六代目火影になる事も、やっぱり難しいかなと思ってしまいました。…人望は候補の誰より有るとは思うんですけどね。民衆がそこを重視してくれるかどうか、なんですけどね。
倒れているマダラに駆け寄り、とどめを刺そうとしてハゴロモさんに止められるサスケ。
「そんなもの」って、尾獣たちの前で言うなー。
本当にこの子は、言い方に難ありすぎ。
その常に上から目線的なものの考え方、どうにかならないかしらと思ってしまいます。
引導を渡したり審判を下したりするには、自分があまりに精神面で子供すぎる事を、早く自覚して欲しいものです。
根は素直な子なんですけどね、う~~ん…。
マダラは、最期まで基本「一人称」の考え方だったなあ、と思いました。
他人で認めるのは柱間さんだけ。大勢の人に非道なまねを散々したことへの反省も表わさずに、彼らしい死に様ではあります。そのやるせなさは、柱間さんが代わりに受け止めているような気もします。
それでも正直、ちょっと不満が残る結末です。
マダラにとっては、柱間さんに看取られて本望の死に方だったと思いますが。
サスケには、こんな死に方はして欲しくは無いですね。
今の彼には、将来そうなる可能性があるからこそ、ハゴロモさんは見ておくといい、と言ったのかもしれません。
「五影達も穢土転生達も、ワシが解術する!」と宣言するハゴロモさん。
ナルトは急いで父ミナトさんの元へと飛びます。
オレの事はぜんぜん心配なんかすんな、と元気よく言いながら、今度こそもう二度と会えないことが、こんなにも寂しく悲しい。
声を限りに、クシナさんにまで届くかのように伝えるナルト。
17歳になったんですね、ナルト。
これから。
これからまた生きている人間達の間で、色々な問題に対処していかなくてはなりません。
そして、カグヤさんの封印は、あれで本当に安全なのか。
テンテンの確保した宝具の使い道は、置き去りなのか。
消化不良、というべきか、色々納得できていない事がまだ多いので、このまま大団円で終わられてしまうと困るなあ、と思ってしまいます。
あと、イルカ先生は今どうなっているのかなー、と。
もちろん神樹ぐるぐるで眠っている事でしょうが、早く無事な姿を拝みたいです。
他のみんなも、早く無限月読から解放されて欲しいです。

物語はまだ続いて欲しいけど、皆の無事は早く決着して欲しいものです。

さて私事。
数ヶ月前から、Eテレで日曜午後5時55分からやっている番組「びじゅチューン!」にはまっています。
世界的名画を、作者が独自の視点で捉えてアニメPV化した作品が放映されています。
まあ一言で言うと、変。
ですが、私は激しく共感してしまうのでご紹介します。
ご存知の方も多いかもですが、作者:井上 涼さんのHPは ココ です。
テレビの方がご本人の作品解説もありますので解りやすいのですが、作品だけでもご覧になりたいなら、上記リンクを是非。


2014.09.01 今週のジャンプ「NARUTO」感想。

なんかナルトとサスケが(以下反転表示)見つめ合って、コクンと頷き合ったりして、めっちゃ仲良いですな!
なんだこれ、素直!
そんで、意外にあっさりカグヤさんが封印されてしまいました! 裏が有りそうだけど、本当に無いのかしら? 不思議!
尾獣たちもやっと解放されて、しかも兎の尾獣からゲロみたいにマダラも吐き出されて(扱われ方が忍びない…/涙)、再びカグヤさんの復活を狙っていた黒ゼツも、きちんとナルトによって母と一緒に封印されて、万事収まり良く収まってしまいました。
なんじゃーこりゃー!!
しかも、元の空間に帰れないって焦っていたら、六道の大じいちゃんと歴代の五影たちの口寄せによって無事呼び戻されるし、六道の大じいちゃんは大アップでニコニコしてるし、本当にもう。
ななな、なんじゃーこりゃー!!!
本当か?本当にめでたしめでたしなのか?
なんだか薄気味わりーです!
絶対に何かどんでん返しがある! と、つい疑ってしまいます。
というか、まだ色々六道の大じいちゃんに聞きたい事がてんこ盛りです。
ハムラさんは今どうしてんの、とか。
そもそも「忍宗」が良くわかんないんだけど、とか。
あと、これは大じいちゃんには関係ないけれど、サスケの「火影になる」宣言は、そのままナルト世代での「六代目火影総選挙」に繋がってしまうのか、とか。
その陰で、誰も知らない「オビトのカカシさん六代目火影推薦」は、このままカカシさんの口から言い出す事も出来ず、闇に葬られてしまうのか、とか。
無限月読の術から覚めた忍達が、夢を現実と勘違いして大混乱になったりしないのか、とか。
尾獣たちのこれからの身の振り方は、どうなるのか、とか。
…なんか、今週はあまりにあっさり話が片付き過ぎていて、かえって怖くてたまりません。
強いて言えば、大じいちゃんはかなりの天然さんだから、この直後何かものすごい大ポカをしていた事に気づく、とかあるかもしれないな、と考えてもみたり。
何にしても「封印」というものは、問題を後世に持ち越しただけ、とも受け取れます。
だから解決した気がしなくてじれるのでしょう。

もう一段階ナルトとサスケが成長して、ハゴロモさん達をしのぐ本当の解決を見たいと願うのは、我儘なんでしょうかね。
期待しております、ま~だまだ。

 
BACK  NEXT
 
<close>