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2014.11.30 レシピと言うにはおこがましい簡素なはんぺん卵の作り方。

今週末は「劇場版NARUTO THE LAST」公開日ですね。
私は行けませんが、皆様、寒さ対策をしっかりされて楽しんで来られますように!
本誌で「NARUTO」が終了して月曜日に感想日記を書かなくなって、私としては正直、少しだけスケジュールが楽になりました。
本当はこの余裕を利用してサイト用のカカイル絵などを描けばいいのですが、それよりも、これまで時間と体力が無くてこなせなかった「生活費を稼ぐためのイラスト作成」や「本業関係のマニュアル作成」を先にやらないともうどーにもいかんので、今はそっちを優先するつもりでいます。
それらにきりがついたら、また落ち着いてカカイル絵を描けるといいなあ、と思ってます。
だから映画が公開された後も、しばらくは感想も書けないし関連の絵も描きません。
「カカイルサイト」の看板を掲げながら、誠に申し訳ありませんが、そういった諸事情です。

さて私事。
毎週末に作っている我流おから入りパン、いつもは食べる前にレンジに1分10秒かけて温め直していたのですが、これだとちょっと水分が足らず飲み込みにくいので、汁物と一緒に食べておりました。
でも、これじゃいかんなと思いまして、昨日試しにラップしたまま蒸してみました。
結果、レンジに比べて程よく柔らかく水分も保って飲み込みやすくなったので、こちらが正解かなーと思いました。
蒸すのは季節柄ストーブの上が利用できて、節約にもなり助かります。
大したことではないのですが、いろいろ手を変えて試して、より良い方法を思いつくのは楽しい作業です。

週末には、おかずの作り置きや食材の下ごしらえの作り貯めをしています。
弁当のおかずの作り置きでは、毎週はんぺん卵(はんぺん入り卵焼き)を焼いているのですが、今週はこれを蒸してみました。

材料:
卵 4個
はんぺん 1枚

作り方:
① はんぺんをすり鉢で練りつぶす。
② 蒸し器を用意して、水を張って沸かしておく。
③ ①に卵を1個ずつ割り入れては、すりこぎで丁寧に混ぜ込む。
④ ③を器に流し入れてラップをし、蒸したら出来上がり。

はんぺんは、すり鉢でゴリゴリ潰してるのに、出来上がりがいつもふわっとしていて不思議です。
正月用の伊達巻のレシピを元に、無くてもいいやと思う材料を省いたら、ものすごくシンプルなものになってしまいました。
「エビの味はくどい」とか「別にここまで甘くなくてもいい」とか「調味料なくてもはんぺんの味さえあれば」とか。
あっさりし過ぎかもしれませんが、私にはこれで十分です。
8等分して一つずつラップでくるんだものを、保存袋に入れて冷凍しています。
今回の蒸したものは、まだ食べていません。
食べて失敗だなーと思ったら、また日記でお知らせします。
そんでまた、別の美味しくなる料理法を考えます。
被験者は自分、楽しい実験の日々です。

この他にも、昨日は瓢箪型のかぼちゃを蒸してペースト状に下ごしらえしていました。
このかぼちゃ、長さ約40センチ。
でか過ぎてそのままではレンジにも蒸し器にも入らないので、包丁で入る大きさに切り分けていたところ、固くて包丁が動かなくなり、何とか引き抜いた時にうっかり指を傷つけてしまいました。
しかも2回。
左手の親指と小指、よりによって端と端の指にサクッと刃が入ってしまいました。
昨日は一日、水仕事がやりにくい事この上なかったです。
水仕事以外でも血がなかなか止まらず支障があったので、結局ビニール手袋をはめて作業しておりました。
かぼちゃ丸ごとがレンジに入る大きさなら、予めラップして5分くらいチンすれば切り分けるのも力が要らないんですけどね。
指は、傷口がスパッと綺麗だった分治りも早く、今日はもう割と大丈夫です。
皆様も、かぼちゃを切り分ける時には、どうかお気を付け下さい。
年末は家仕事が押しているので、怪我はなるたけ避けたいものですね。


2014.11.24 雑なおから入りパンの作り方。

ジャンプに「NARUTO」が載らなくなって早2号目ですが、生活費がマジでギリギリながら、何とかやりくりして変わらずジャンプを買い続けています。
最新号では、映画の情報ページのナルトとヒナタちゃんがなんだかとても良いですなv今回買ってよかったな、と思えました。

私事ですが、週末土日の2日間は、毎週早朝にパンを作っています。
酵母やイースト菌を使わない、重曹と酢で膨らませるソーダブレッドという種類のものです。おからを混ぜて作っています。
作り初めの頃はクックパッドでみつけた砂糖も油も卵も入っていないシンプルなレシピで作っていましたが、現在は市販の本に載っていたポテトソーダブレッドの作り方を自分なりにおから入りにアレンジして、下記のやり方で作っています。

材料:
中力粉 300g ※薄力粉でもいいと思います。
生おから 150g
重曹 小さじ1と1/2
塩 小さじ3/4
砂糖 大さじ1と1/2
牛乳 90ミリリットル
酢 大さじ3
サラダ油 小さじ3
溶き卵 1個分

作り方:
① ボウルにおからと粉類を全部入れて、泡立て器でよく混ぜる。
② 牛乳に酢を加えてぐるっとかき混ぜたものと、サラダ油、溶き卵を①に加えて、木じゃくしで切るように混ぜる。
③ オーブンを200度で予熱セットしておく。
④ ②を手で2~3分こねて、ひとまとめにする。
⑤ ④を8等分して卵型に丸め、天板に並べてオーブンに入れる。
⑥ 200度で15分、180度で15分焼いて出来上がり。

作り方は我流でかなり手を抜いておりますので、決して正規の作り方ではありませんが、それでもそこそこ食べられる程度のものが出来上がります。
味はかなり素朴で、あまり膨らみません。1食につき2個程度食べれば丁度いいくらいの量になります。
私はこれを土日の2日間で合計16個焼いて、休日の朝食や平日の晩御飯で2個ずつ食べています。保存は2個ずつラップに包んで冷凍しておいて、食べる時にレンジに1分10秒かけて温め直しています。
酵母やイースト菌を使わないため発酵を待つ時間が要らないので、パン種を作るまでの時間が20分かそこらで済んで、とても楽で助かっています。
カッテージチーズを手作りしてこれに添えると、なかなか美味しく頂けたりします。

もうすぐ衆議院選挙がありますね。
私の現在の収入は、月給の額だけでも2年半前に比べると約半分で、ボーナスなどが無いことを考え合わせると、もっと少なくなります。必死でやりくりして日々過ごしていますが、突然の交際費(香典や喫茶代)や生活必需品以外の物(本やお菓子)を購入する余裕はほとんどなく、こんな貯金も出来ない状態で老後本当に生きていけるのか、不安な毎日です。
今の政権の方々には、「国民は平和ボケしている」と思ってらっしゃる方もいるのではないかと思われますが、私は今度の選挙では、国民の貧困さに関心を示さず、自分たちの恵まれた生活を標準と考えているような「贅沢ボケ」している候補者には、当選して欲しくないなあ、と切実に思います。
ま、本当は国に頼らず、自分個人の打開案で切り抜けるのが一番なんですけどね。
何とかしないとなあ。
猫のためにもくじけずに生きていかねば、と思う今日この頃です。


2014.11.16 50号のジャンプ「NARUTO」第二話感想。

早く書きたい!と言いつつ大変遅くなりまして済みません!
10日に引き続き、50号の「NARUTO」第二話の感想を書かせて頂きます。

第四次忍界大戦から時は過ぎ、ナルト達も親となった現在。
シノ君は、とうとう(以下反転表示)「なぜなら」でしか見分けられなくなってました。
それ以外でなら襟の虫に見えるボタンがちょっとキモくて彼らしく、今やアカデミーの先生となっていらっしゃるようです。生徒からも扱われ方は昔と変わらず。はははは。
生徒たちは、懐かしい面影を髣髴とさせる子供たち。
ナルトとヒナタちゃんの息子、ボルト。
外見はほぼナルトだけど、髪型がバナナみたいです。妹のヒマワリは茄子のへたに見えますが、どうしてこの夫婦から植物系髪型のDNA?
シカマルとテマリさんの息子、シカダイ。
眼の色以外でシカマルじゃない部分ってあるんでしょうか。めんどくさがりの性格までくりそつです。
サイくんといのちゃんの息子、いのじん。
…ネーミングのセンスが…。サイくんの義兄弟シンさんの名前と山中家の世襲「いの」の名前を組み合わせようとしたら、グルタミン酸と並び称されそうな名前になったので、濁点をつけたのでしょうか。でもそれはそれでうがい薬にさも似たり。気真面目だけど正直な毒舌はサイくんの遺伝強し、というところでしょうか。
チョウジとカルイさんの娘、チョウチョウ。
「デブ」と言われても軽く受け流すところは、さすがカルイさんの娘です。可愛いぞっvvすっかりあんこ型のアンコさんと、良い甘味コンビです。
サスケとサクラちゃんの娘、サラダ。
正直ぱっと見「香燐ちゃんの子かな?」と思ってしまいました。サクラちゃん、ごめん。
この子はどうも、父親に構って欲しいボルトに、スナフキンなサスケを父親に持つ自分を重ね合わせて見ているようです。複雑な想いを抱えながらも、母親似の頭脳明晰で父親似のクールな子の様です。素の表情もとても可愛い、癖のあるキャラクターのようです。
リー君は、そっくり親子で修業中。いいぞ!青春の遺伝子は永遠に!
…母親はもしかして次に登場しているテンテンちゃんでしょうか。結局そうなったのでしょうか。青春父子に一生つっこむ人生でしょうか。頑張れ。
シカダイが帰宅すると、大人びた髪の毛ペッタリの叔父我愛羅が。母親のテマリさんも伯父のカンクロウさんも貫禄が増しています。ステキ!
キバくんは、美人の嫁さん(彼女?)に縁側で自画自賛トーク(可愛いv)。年老いた赤丸がプルプルしながらニヤッとツッコミを表現していて、幸せな情景です。
キレながら秘伝を伝えるために子供たちを待つのは、いのちゃん夫婦とチョウジ夫婦。
あのサイくんが、へそを出してない!
しかも人との感情的間合いをとるのが上手くなっています!オドロキ!
表情がより豊かになっているのは、喜怒哀楽のはっきりしているいのちゃんの影響からでしょうか。子供の名前から察するに、サイくんは山中家に婿養子入りしたのでしょうか。経緯を是非知りたいものです。
チョウジは相変わらず優しそうだけど、貫禄も出ましたねえvマイペースっぽいカルイさんとは、若干振り回されつつも仲睦まじいことでしょう。きっとチョウチョウはそんなパパが大好きなんじゃないかと思います。
故アスマさんと紅さんの娘さんは、凛々しく優しげに成長されましたね。名前を出して欲しい~。紅さんも落ち着いた美貌を保っていて、元気そうでなによりです。
ガイ先生は、やはりマダラとの戦いの後、全身の負傷と特に右足が原因で現役を引退されたのでしょうか。車いす姿が、往年の見事な体術を披露していた彼を思い出すと、心にズシンときますが、それでも元気に暮らしていらっしゃるようで良かったです。カカシさんと沢山いろんな思い出話をして、しばし楽しんで欲しいものです。
カカシさんは相応に年は食ったものの、あまり雰囲気は変わりないですね。…昔から年寄りめいていた、ってことか?
私は映画で、もしかしたら六代目火影のカカシさんが殉職してナルトが七代目を継ぐ、というエピソードがあるのではないかと危ぶんでおりましたが、どうやらお元気に火影の任を終えられたようで、ほっとしました。
あとはもうイルカさんとゆるりと余生を過ごす…だといいなあ。ヌルフッフッフッフ。
旧五影の面々も、オオノキさんが大分弱られましたが、皆ご存命で良かったです。
五代目水影さん…婚活ガンバ!(間に合うか?)
ビーのおっちゃん&はっつぁんも、相変わらずの間柄で嬉しいですv
火影の部屋で本を抱える秘書らしき女性は、もしかして綱手姫同様外見の変わらないシズネさんでしょうか? 五代目・六代目・七代目とずっと秘書を続けているとか?
同じくシカマルも、参謀として六代目と現在七代目ナルトのサポートを続けてやっているのでしょうか。貫禄ありますねえ。
うどんにもえぎも、すっかり成長しましたね。しかしもえぎのファッションが幼稚園服に見えてしまうと思うのは、私だけかしら。
火影岩に落書きするボルト。
父親が火影として忙しく、自分に構ってくれない事に寂しさを感じているんですね。
もしもナルトの両親があの時死なずにナルトと暮らせていたら、四代目火影として忙しく働くミナトさんに対して、ナルトも今のボルトと同じことをしたかもしれません。
親が健在でもなおボルトのこの寂しさ。ナルトの幼少時の寂しさを思うと胸が詰まります。
それをおくびにも出さず、ナルトはボルトを優しく諭します。
岩の下でボルトのイタズラを怒る、今やアカデミーの先生になった木の葉丸。なんとなくエビスさんっぽい感じ?
その怒りを穏やかに諌める、年は取ったけど暖かい雰囲気は相変わらずのイルカさん。
木の葉丸が「先生」と呼ばず「さん」付けで呼ぶのは、もしかしたらイルカさんはもう現役を引退しているからでしょうか。
先生の威厳でボルトを叱る木の葉丸。
彼がボルトと同じようないたずらっ子だった過去を知っているナルトは心の中でつっこみ、イルカさんもその様子をお茶目なしぐさで後ろから覗いています。
可愛い! 可愛いぞ!!!
帰宅したサラダ。母親のサクラちゃんは、もしかしてやはり綱手姫と同じく外見が変わらないようにしているのでしょうか。将来が楽しみです。
外見がかなり変わったのは、旅に出ている夫のサスケ。髪が立ってなくて顔つきが大人びただけでこうも変わるとは。本当に、妙に無駄にイケメンですな、この人。
彼が森の中で気にしたものは一体なんだったのか、ここいらが来年の短期連載の伏線となるんでしょうか。
木の葉の里では、現・五影会談が行われようとしています。
懐かしい面々が、それぞれに貫録たっぷりで臨んでいます。しぶいなあv
しかし火影岩が、まだ掃除が間に合っていませんね。
それぞれの火影の顔に、やけに的確な言葉が添えられています。
初代…バカ。←確かに間違いないけど、
二代目…インケン。←何でボルトは、
三代目…スケベ。←知っているんでしょうか。
四代目…ジジイ。←血縁その通り。
五代目…ババア。←見た目に惑わされず立派。でもあとで殴られっぞ。
六代目…(クチビル描いとる)←どうせなら鼻の穴まで描け。
七代目…アホ クソオヤジ(ワンピースのマーク描いてる)←お互いの努力を知る尾田氏との友情。キッシーの想いが込められてますな。
岩の上には高層ビルが立ち並び、人口は増えた様ですが、里の人々の営みとその様々な想いは変わりなく紡がれていきます。
今はのんびりと居眠りをするクラマさん。
その寝顔は、連載当初にはまったく思いもよらなかった情景。
なんとものどかで、すごく愛しく感じます。
かくして、伝説の絵巻物は新しい絵柄を描き加えられて、物語は終わります。
見事な幕引き。
一見、円を描いて閉じた様に見える完結は、それでも「新時代開幕」に向けて上昇する螺旋を描いているかのようで。
№699.5の映画(は、私は上映を見られないけど、いずれなんとかDVDで)、そして来春の短期連載が、早くも待ち遠しいです。
ロゴのシルエット、ボルトとナルトは分かるけど、あともう一人の逆立った髪の人物は誰なんでしょう?楽しみですね~。

それでは映画に行かれる皆様、存分に楽しまれますようにv
入場特典の「列の書」、行けない人も後々なんとか目にする事が出来ないものなんでしょうかね。悲しいなあ。
ともあれ、「NARUTO」感想、若干遅くなりましたが、これにて一区切りです。
拙い感想にお付き合い頂きまして、本当に有難うございました~。
心から感謝ですv


2014.11.10 今週のジャンプ「NARUTO」第一話感想。

「NARUTO」が連載されていたこの15年の間には(以下反転表示)、世界で色々な出来事がありました。
キッシーには、直接の表現は出来ないけれども、その想いを作品に託した部分もあったのではないかと、この最終回の結末を見て感じました。
「祈りにも似た想い」、シンプルだけど本当に本当に大事な事を、最後に訴えかけてくれた様に思います。
サスケが言う通り、それはナルトの様に誰もが出来るわけではありません。
だからこそ、言う意味がある。
最終回に向けて読者の私としては、あれも描いて欲しい、これも描いて欲しいと色々欲張って考えていましたが、ラストはシンプルですが深いメッセージで括られていて、これで本当に良かった、と思えました。
一切ブレなかった。
それは15年前の連載当初から今に至るまで、現実に生きる者にとっても、人としてとても大切なテーマでした。
サスケのスッキリした表情が、今見ていて本当に嬉しいです。
サスケの言葉で表現されるからこそ、ナルト達の今までの努力が心に沁み、浄化されるような気がします。
冒頭で二人が倒れていた場所は、かつて初代とマダラの像が向かい合って闘いの初めの印を組んでいたものが、崩れてちょうど川を橋渡しするかのように和解の印を結んだ形になった所でした。
そこが表紙では、子供の頃のナルトとサスケが結べず終いだった和解の印を結んだ幻と重なり合っていて、一体キッシーはいつからこのシーンを思い描いて、それまでのあらゆる設定を決めたのだろうかと思わずにはいられないほど、心に響きました。
崖上から飛び降りて、二人の失った腕の治療をするサクラちゃん。
憎まれ口に、彼女の想いがにじみ出ます。
本当に本当に嬉しそうな表情のナルト。
申し訳なかったという想いと共に、安堵の表情を浮かべるサスケ。
私はサスケが今まで一度も彼女に謝らなかったことに憤っておりましたが、溜めに溜めてここで謝られると、許さないわけにはいかないじゃないの!と思ってしまいました。
それぐらい、サクラちゃんの涙に心満たされました。
サスケを信じ続けたナルト。
彼を想う事をやめなかったサクラちゃん。
堕ちてもなお大蛇丸を可愛いと思っていた三代目の気持ちが良く解る、と言っていたカカシさん。
これが第七班、誰もがサスケを大事に思っていました。
カカシさんの、昔サクラちゃんを安心させようとして言った言葉が、ようやっと本当になりました。
良かったねえ、カカシさん。
それからナルトとサスケ二人で無限月読の解術をし、次々と目覚める人々。それぞれの表情が、何ともいえず素晴らしい。
瓢箪に閉じ込められていたアツイさんサムイさんも解放され、尾獣たちもサスケが瞳術で解放しました。
ナルト、信頼していたぞ、という雰囲気のクラマさんの表情と、それに応えるナルトの屈託ない表情が可愛くて大好きです。
お葬式(お墓参り?)のシーンは、名前が出ていたのはネジ君の墓標だけでしたが、シカクさんやいのいちさんたちは?彼らのも出して~、とちょっと思ってしまいました。
そしていきなり六代目になっちゃってるカカシさん。ま、納得はいくんでいいんですがね。旅立つサスケを見送りながら、彼の身を案じるが故にじんわり釘を刺すところが、暖かくて良いです。
素直に答えるサスケもまた、本当に清らかな表情で安心します。
今の彼なら、このまま片腕の姿でと言った彼なら、世界の真の姿がちゃんと捉えられるんじゃないかと思えます。
「気になっている事」は、もしかしてかつて仲間だった重吾たちのことでしょうか?その後どうしているか心配しているとか…。
もしくは、まだカグヤさん関連の事で気になることがあって?
きっと追々、後の物語で描かれるだろうと期待しておきます。
サクラちゃんの必死の告白(二度目)には、今度は再会を約束する言葉とともに笑顔が。
そして、一度目の告白を忘れず大事にしていたことを感じさせる「ありがとう」の言葉が。
見開かれたサクラちゃんの目。
私は今まで、キッシーは女心を描くのがめちゃめちゃヘタ!と断じてきましたが、今回だけは土下座して謝らざるを得ません。
いい! これ、いい!!!
キッシー、ごめんなさい。
見送る二人から少し離れたところで、サスケを待ちかまえていたナルト。
手にはあの別れの日、サスケが置いていった額当てが。
第一話で、イルカ先生から額当てをもらったナルト。
想いを込めて、サスケに額当てを返します。
物語は輪を閉じて、美しい円を描きます。
そしてサスケの伝えるメッセージは、「忍者」に留まらず、万人に共通する「道」なのではないでしょうか。
「NARUTO」は、今までにない「忍者漫画」となったのではないか、と思います。

岸本斉史先生、すばらしい作品をこの世に送って下さり、本当に有難うございました!
今後の更なるご活躍ご発展を、期待し応援しております。

第二話の方の感想は、本日時間切れなので、また後日。
ああ、ツッコミどころがたくさんある~~~!
脳から溢れだしそう!
早く書きたい!


2014.11.01 49号のジャンプ「NARUTO」感想。

もうほとんどお互いチャクラも残さない状態で(以下反転表示)あれだけの規模でぶつかり合えば、ただでは済まない事は考えれば分かる事でした。
でも二人があまりに穏やかに話すので、鈍い私は最後のコマまで気付けませんでした。
見ているこちらの心臓にずしんとくるような、痛々しい傷。
しかしそこから流れ出る血は、まるで二人が手を握り合っているようにも見えました。
今回初めて、サスケが今まで抱いてきたナルトへの本当の素直な気持ちを、私も知ることが出来ました。
それほど心の狭い私には、今までサスケの心を想像することが出来ませんでした。今も彼をナルトの様には受け入れられないと思います。
ナルトはただ一心に、サスケを離しませんでした。
サスケを信じていました。
だれも成しえないと思われた事を、サスケ本人でさえあり得ないと思っていた事を、ナルトは曲げずに成し遂げました。
そして今も少し迷うサスケに、信念強く繰り返します。
お互い利き腕を失うという大きな代償を払いましたが、サスケの目尻から伝う嬉し涙はとてもあたたかく、ナルトにとって何にも代えがたい心満ちるものであろうと思います。
それにしても、ナルトがサスケに言った「お前も意外にバカだったもんな」は、前々から私もず~~っと思っていた事だったので、ちょっとすっきりしました。
心狭くて申し訳ないです。
「お前も」ってところが、とても愛しいです。
ナルトは、サスケが辛い思いをしていると、自分が痛いと思ってた。
サスケも、ナルトが苦しんでいると、自分が痛くなっていた。
二人はとても似ていたんですね。
まるで鏡合わせのように。
私はナルトにばかり目が行って、サスケのことをよく見ようとしていませんでした。
だから今週号を読んで、サスケに少し申し訳なく感じました。

来週は、最後ですね。
2話分あると知って、あー良かったって思いました。
腑に落ちるラスト、期待しております。
寂しいんだからね。
すんごく、寂しいんだからね。
すんごくすんごくすんごく、寂しいんだからね!
納得いくラストじゃないと許さーーーん! と思う訳ですよ。
心狭いですからね。
来週は驚くほど運よく、今週末土曜日が勤め先の中学校の文化祭で、ワタクシ週明け月曜日のジャンプ発売日が振替休日になりますので、この上なく落ち着いて感想が書けそうです。
天の配剤ではないかと~。ふっふっふ、書くの楽しみです!
ところで映画のナルトですが、右手の包帯は義手を隠すためですかね?
でも螺旋丸出せてるみたいだしな。
まだ六道の力が使えてて、再生したのかな?
キャラデザイン画の中で右手部分について何か説明書きがあるんですが、文字が小さくて不鮮明で読めないんですよね。
でも今知るのも、何かもったいない気もするし…。ま、いずれわかるっしょ。
大筒木トネリも、今んとこ正体を推測するのめんどいので放置。
あ、でもヒナタちゃんの恋の行方も、映画でわかっちゃうんですかね?
私はナルトの嫁にはヒナタちゃん推しなので、彼女を悲しませる結果にはせんといて~と切に願う次第であります。
そこだけは、ちょっと必死です。
今うちのパソコン、ソフトの不具合でか動画が再生できないので、映画の予告とかあっても見られないんですよね。
以前も直した不具合なんですが、ほんとに直すのが面倒で、どうにかならないかな、と思ってます。まあ、追々直しますけどね。
まあ何事もゆっくりと、味わいながら。
まずは最終回、楽しみですね。

 
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