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2019.06.24 今週のジャンプ「鬼滅の刃」感想と近況

童磨は結局最後まで、自分の悪行を顧みることが出来ないままでしたね。
親の死にざまや、自分の死にすら、一粒の涙も流すことのなかった童磨。
自分に感情があるかどうかを時々確認していたようだけど、少しでも期待する気持ちが彼の中にあったのでしょうか。
もしも、本当は心の奥底で人並みの感情を持つことを望んでいたとしても、同時に幼少期から周囲の感情を持つ人たちを馬鹿にしてもいたから、彼にはきっと気づけなかったと思います。
最後の最後に、己の罪を顧みもせず無邪気な恋愛感情を持って、しのぶさんに怖気を感じさせた童磨。
本当に哀れな奴。
でもそれ以上に、亡くなった後までこんな奴の世話を焼かせられたしのぶさんが、あまりにも可哀そうでした。
どうか、カナヲちゃんの心の中で、浄化されて下さい。
枝垂桜と彼岸花が満開の、舞い散る花びらの中で、両親に抱かれる姉妹の姿の方が、本当であってほしいと願います。
それにしても、上弦の参だった猗窩座が、無惨のようないくらでも再生の効く状態になりかけていたのだとしたら、上弦の壱・黒死牟は、すでにそうなっているのかもしれませんね。
無惨が仮に、体のほんの一部でも生き残れたとしたら、黒死牟は消滅することもなく、無惨に代わる存在となり得るかもしれません。
善逸の兄弟子の獪岳を鬼にしたのも、その力を得ていたせい?
獪岳に分け与えた血は、無惨の細胞の入った、無惨と同じ力を持つ、黒死牟自身の血だったのかもしれません。
……連載が長く続くことを希望して、そんなことを考えてみたり。
本当にね、私はこの漫画が好きです。
伊之助の涙。
ラストのコマの、カナヲちゃんの泣き顔。
こんな絵が描けたらどんなに幸せか、と思えるような絵を、物語を、惜しげもなく私に届けて下さる吾峠先生に、いつも深く感謝しております。

実は今日は、「夏」がテーマのLINEの着せ替え作品の募集締め切り日です。
ワタクシも、現在1作品制作中なのですが、明らかに間に合いません。
それこそ今月上旬から作っているのですが、アホみたいにトロく、鈍く。
もうスッパリ、そのキャンペーン(LINEが決まったテーマの作品を募集して、期間中イチオシで販売する)に応募するのは諦めました。
とりあえず納得いくまで制作して、普通に投稿して普通に販売してもらおうと思っています。
次に作るスタンプの方は、それ用のキャンペーンの締め切りに間に合わせたい(悲願)。
正直、就活そっちのけで、そういう方面で励んでおります(ひぃぃ~)。


2019.06.17 今週のジャンプ「鬼滅の刃」感想

やはりとどめは、ストレートに「首を刎ねる」でしたか。
しかし、それが一番難しくて、カナヲちゃんの失明すら恐れない執念と、伊之助がしのぶさんの計画外にこの場に来てくれていたことが、何とか導き寄せた結果でした。
どんなにか、どんなにかカナヲちゃんは、しのぶさんと一緒に我が家に帰りたかったことでしょう。
その未来は、選ぶことが出来ない。
もう、選ぶことが叶わない。
だからこそ、失明してでもやり遂げようと誓ったカナヲちゃんの慟哭が、心にズシンと堪えます。
童磨はといえば、最後の抵抗を見せながら、心情は何一つ表されません。
今週号では、きっと描かれなかっただけ。
何もない、とは思いたくありません。
しのぶさんは、単に自身の藤の毒だけではなく、珠世さんとも共同研究をしていました。
珠世さんは、鬼舞辻無惨に「鬼を人に戻す薬を完成させた」と言っていました。
もし童磨が、藤の毒に犯された上に首を斬られて、それでも死ななくても、共同研究した毒にもう一つ、何らかの効き目があるとしたら。
童磨が人であった頃に、心の底にどんな気持ちを持っていたのか、それが表されると良いな、と思います。
まあ、薬の効能のせいでなくてもいいのですが。
あと気になるのは、童磨がその毒で斃れても、離れた場所で鬼舞辻無惨や上弦の壱・黒死牟が、その情報を感知出来ることです。
それは、情報全部ではないにしても、もしかしたら毒の解析が出来得るのでは、と危ぶんでしまいます。
珠世さんが無惨に入れた毒も、分解されてしまうかもしれません。
まだ黒死牟も正体が謎だったり、無惨も禰豆子にきっとたどり着くでしょうから、先の展開は長いと思います。
丁寧に読んでいきたいです。
登場する様々な者たちの想いに、ゆっくり触れていきたい作品です。


2019.06.15 今日のアニメ「鬼滅の刃」

善逸が、フル稼働で騒いでいました。
予想以上のけたたましさ。
ああ、楽しい。
これから先もずっと、ワクワクです(笑)。
伊之助は、この声の低さであの美少年顔なんだわ…と思うと、結構ギャップが凄かった。
こちらもまた、猪頭取った時が楽しみだわ…と期待するのであります。


2019.06.10 今週のジャンプ「BORUTO」「鬼滅の刃」感想

「BORUTO」が次回からVジャンプに移籍ですとな?
今の週刊少年ジャンプは方向性を変える過渡期なのかなあ、と思えるほど、変化が頻繁ですね。
個人的には、無職の今、Vジャンプまで買う余裕はありませんので、次回以降は感想を書けないかもしれません。
物語がどんどん面白くなってきている時だけに、残念です。
九喇嘛はカワキのために、自分の過去も含めて、腹を割って話してくれましたね。
カワキの涙に、ほっとしました。
いい子。
九喇嘛も優しいな。
「座標」でサスケが発見した、カグヤとジゲンの関係性は、一体何なんでしょう。
まさか、ハゴロモとハムラの父親が、ジゲン…は、さすがに無いか。
カグヤの弟とかかな?
キンシキがモモシキに自分のチャクラを渡したように、本当ならカグヤがジゲンにチャクラを渡すべきところ、カグヤが裏切ってこの星に逃亡、現地の男と結婚して、はからずも子供たちにチャクラが受け継がれてしまった…とか。
カグヤはいずれ、ジゲンや他の大筒木一族が追ってくるのが分かっていたので、大量にゼツを作って応戦するつもりだった…とか。
ボルトはカワキに“兄弟”宣言(笑)。
あ~、可愛くて嬉しいです。
そんな二人を、どうやらジゲンは「器」として利用するつもりのようで。
うわ~、不愉快。
「二人」なのは、片方に自分、もう片方に尾獣を入れるつもりなんでしょうか?
この続きが本誌で読めないのは、非常に残念です。
くすん。

お次は「鬼滅の刃」感想。
しのぶさんの執念の毒が、効いてきました。
天国も地獄も無いと言い、自身が不幸を実感することも無く生きてきて、他人に共感することも無かった童磨。
今、分解しきれない毒を身の内に抱えて、「不幸」というものを体感したとき、どういう「気持ち」を感じるでしょうか。
初めて「生きている意味」を知るのかもしれません。
どれだけ醜いエゴが表れるのか。
それとも、気味が悪いほど聖人君子的な気持ちが表れるのか。
化けの皮がはがれる時が、この後待っています。
しのぶさんの計画では、毒が効くことはあくまでも第一段階で、自分の死と童磨に食べられることは計画の内、カナヲちゃんが何らかのとどめを刺すことで完結するのだろうと思います。
首を刎ねなくても、毒だけでも鬼を殺せるしのぶさんですから、カナヲちゃんのとどめがいったいどんな方法なのか、予想がつきません。
…て、案外普通に首を刎ねるだけだったりするかも(笑)。
いずれにせよ、今の間少しだけでも、童磨の焦る顔が見てみたい。
初めて彼の身の内に起こった「不幸」を、どう感じるのか見てみたい。
童磨がどんなふうに「完結」するのか、じっくり見てみたいと思うのです。

この日記、6月10日付になっていますが、実は今11日の午前3時近くです。
生活時間が乱れてきててまずいな~と思うのですが、朝だけは毎日5時~5時半に愛猫はー坊がきっちり起こしてくれます。
ありがたや。
そんな日々です。


2019.06.03 今週のジャンプ「鬼滅の刃」感想と近況

どんなに辛い境遇でも、腕の中の小さな命を守れることが、どんなに幸せか。
その命を守るために、一縷の望みをかけて手放さなくてはならなかったことが、母親にとってどんなに辛いことだったか。
童磨には、全く解らないんですね。
そんな風に自分の価値観しか解らない者が、周りの人たちにとって「鬼」になりうることを、現実の世界でも時折感じることがあります。
無意味なのは、生きる意味を知らず、他人を食べ、その存在価値を奪うことしか知らない童磨の方。
そんな者を相手に、冷静さを欠いたまま闘おうとする伊之助が、とても心配です。
伊之助が記憶の中で、しのぶさんと母親の琴葉さんを混同していたのは、二人とも悲しみを胸に秘めながらも、愛する者のために笑顔を絶やさなかったからではないかと思います。
伊之助がここぞというときに人の気持ちを間違えずに受け止められるのは、母親からこの深く豊かな愛情をもらっていたからでしょう。
今、伊之助の怒りの深さが、この危機を予想外の方向へと導いてくれないものか、と願います。
願わずにはおれないほど、童磨は強く、状況は厳しい。
月並みな願いですが、それでも大事なことは、たとえ不利な状況でも貫かなきゃあかんのです。
どうすれば、童磨の心にヒビを入れられるのでしょう。
この心を持たないかのような者に。

退職して3日目。
家事もそこそこにのんびりしつつ、まずはLINEの「着せ替え」の作成準備をしています。
無収入の現状は不安ではありますが、焦らず少しずつ自分のできることを腰を据えてやろうと思っています。

 
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