Copyright (C) 2004 Totokian Allrights reserved.

 
<close>
 
BACK  NEXT
 

2023.09.25 父の病気の経過 続きの続きの続きの続きの続き

父の体調について、続きの続きの続きの続きです。
先週の火曜日、お陰様で父は無事に転院出来ました。ほっと安心していたら、木曜日に今度はS字結腸からの出血で下血しました。その際に組織を採取する余裕も無く、出血部分をレーザーで焼き無事に止血しました。出血量もヘモグロビン値に危ぶまれるほどの減少は無く、今回は輸血もせずに済みました。
問題は、出血の原因にがんの可能性があることで、おそらく原発性。つまりがんの発生している胆管から十二指腸へと胆汁が流れ出る事で、前回出血のあった十二指腸、S字結腸にがんが転移している可能性が高いという事です。
高齢で弱り切った父の体には、もうがんの抑制能力がなく、これからも同じようなことが起こるであろうと思われます。
ただ、今回は止血処置が早くうまくいったことと、ステントによって胆管のつまりが半分だけ解消されているので、胆汁の漏れが多少は改善されていて、ビリルビン値がほんの少し下がり、本人の感じる体調の悪さが今は比較的ましになっている事が救いです。
残念ながら、今いる病院はただいまコロナの関連で完全面会謝絶状態で、私たち身内さえ合うことが叶いません。
希望としては、姉の務める地元の病院に転院出来ると会える可能性が広がるのですが、それはこれからの病状をみないと何とも言えません。
一時帰宅でもいい、帰って来られるくらいの回復を願ってやみません。

さて、先週の誕生日絵に続いて、勢いで描いた一枚。
久々にブラックエンジェル・イルカとホワイトデビルカカシです。

20230915WDカカシBAイルカ

…また可哀そうな者を描いてしまった…。フフフ。


2023.09.18 父の病気の経過 続きの続きの続きの続き

父の体調について、続きの続きの続きです。
先々週に転院の話が出た父ですが、先週水曜日に下血しました。出血は十二指腸からのものでした。
一時は転院延期かと危ぶまれたものの、止血剤と輸血でなんとか容態が落ち着き、予定の明日、何とか転院出来る見込みです。
下血以外の病状は好転する気配が無く、おそらくいかにして今後本人の感じる苦しみを緩和するかが焦点になると思われます。
身体的にも、精神的にも、本人は今も相当辛い状態だろうと思います。
せめて多少なりとも実家に近い病院に転院する事で、少しだけでも気持ちが和らいでくれないものかと願っています。

さて、遅くなりましたが、カカ誕。

20230915カカ誕絵

ストーリー性とか全然無くて済みません。もうちょっと手を加えられると良かったのですがね。
まあ、ふわぷにカカシさんってことでv


2023.09.11 父の病気の経過 続きの続きの続き

父の体調について、続きの続きです。
腫瘍によって押しつぶされて通りが悪くなっている胆管にステントを入れ、1本だけは通りを確保して多少は黄疸が薄まった父ですが、高齢に加えて病状の悪化からの体力低下により食事が依然うまく摂れず、アルブミンの値が基準値の半分以下で、思うように体調が改善しません。
ですが、現段階でこれ以上の処置は臨めない為、比較的病状が安定していてまだ多少でも移動が可能な内に、今いる隣々市の救急医療センターから、半分以下の距離にある隣市の病院へ転院することが、今日の面会の前の医師との話し合いで決まりました。
父は年齢の割に驚くほど頭がしっかりしている分、かえって今の自分の状態をそのまま受け止め、悲観的になってしまっていて、それが傍で見ている私たち家族にはとても辛いです。
正直これ以降、血液検査の数値が多少良くなったとしても、今以上に体調が良くなることはほぼ無いと見ています。そして確実に近い未来病気は進行し、どんどん身体の辛さは増していきます。
これからどう声をかけてあげるべきか、何をすべきか、父の様子を見ながら、その都度考えて行動せねばなりません。
ともあれ、まずは転院を無事に。
そして、一時帰宅を夢見て。


2023.09.04 父の病気の経過 続きの続き

父の体調について、続きです。
病院でも出来る限りの治療を行って頂いているのですが、高齢で、しかも今までの病気で満身創痍の身体では、なかなか治療が思うように進まない日々です。
コロナのクラスターを防ぐ為、病室への見舞いは全面禁止の中、全身に黄疸の出ているしんどい状態で、車椅子に乗った本人が面会ルームまで出向かないと身内には会ない規則。
面会によって病人に辛い思いをさせるのが辛く、出来るだけたくさん顔を見て様子を知りたいのに、面会を躊躇してしまう、ジレンマの日々です。
ただ、先週月曜日に行われた処置が、今後しんどさを少し和らげてくれるはずで、実際、先週水曜日に面会に行った時に頂いた血液検査の結果表では、肝臓の数値が少し良くなっていました(本人はまだかなりしんどそうでしたが)。そして明後日に予定されている処置と、その1週間先の次の処置で、更にもう少し父の体調が改善する可能性があるので、今はそれに希望を託しています。

先週、面会に行った翌日の早朝、目覚める直前に、全身に黄疸の出ている父を抱きしめる夢を見ました。
そしたら父の黄疸が私の方に移って、父の肌の黄色が少し薄まって、入院前の色に戻ったので、「ああ、こうすればいいのか。そうしよう」と思って目が覚めました。
これが本当なら、現実なら良いのに。

それから毎日、父をそっと抱きしめて、黄色を吸い取る自分を思い浮かべ続けています。

 
BACK  NEXT
 
<close>