復活節第四日曜日 (2024年4月21日)
わたしは良い羊飼いである
復活節の第一朗読箇所は使徒言行録から三年の周期で選ばれています。この季節は初代教会における弟子たちの生活と活動を味わうことになります。
復活された主との出会いは彼らの生き方を変容させました。彼らは官憲を恐れて、部屋に閉じこもっていましたが、復活された主と出会い、何も恐れずに主を告げ知らせるのです。主との深い一致の中で、宗議会で尋問されても、教えを宣べることを禁止されても、
「我々は見たことや聞いたことを、話さないわけにはいきません」
(使徒4:20)
「人間に従うよりも神に従うべきです」(使徒5:20)
「み名のために、辱められるに値するものとされたことを喜びながら、
議会から出ていった」(使徒5:41)と述べています。
今日はヨハネ福音書の第10章からよき牧者の話を聞きました。
わたしは良い羊飼いである。・・・わたしは自分の羊を知っており、羊も私を知っている
よき牧者である主が私たちをどれほど心にかけておられるか、日々の生活の中で主と出会い、主の導きを深く悟りたいものです。そのためにも聖書をよく味わい、使徒たちのように主に同化したいものです。