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2012.07.30 今週のジャンプ「NARUTO」感想。

めまぐるしい展開ですね~。
暑い中、読んでいて気分的に酔いそうになりました。
(以下反転表示) 3人連携態勢(ビーさんは補助?)でも、なかなか歯が立たないとは、ぬぬぬぬ。
トビめ~、今度から「殺せんせー」と呼ぼうかしら。
しかし、なぜ魔像に神威が効かなかったのでしょう?
まるで「イザナギの術」で元に戻ったみたいでしたね。
もしかしたら今、お面で隠れているトビの右目の写輪眼は、「イザナギの術」使用のため、閉じてしまっているのかもしれません。
でも、用意周到な奴のことですから、おでこのてっぺんに、もう1つ写輪眼を埋め込んでいそうな気がします。う~む、ただでさえ殺せんせー風味なのに、ぬぬぬぬ、トビ…めんどい奴。
それにしても、雷切をまとったクナイを、よくまあ足を切られずにキック出来たもんですね。
どんな固さなんでしょうか、あの靴は。特注品?それとも蹴飛ばす角度の関係?
なんにしても蹴飛ばすあの一瞬だけ、待ちに待った「実体」だったってことですよね。
なんちゅーイヤミなタイミング!さすがトビ!
お面にヒビが入りましたが、次号、割れたらその下にまた面があったりして。
マトリョーシカ・トビ。…やりそう。コサックダンスを踊りながらやりそうですな、イヤミ三昧。
ま、それはともかく。
今週はガイ先生が、実に堅実に、鮮やかに魅せてくれますね!
「まずは先にお前を…」などと、ガイ先生をなめちゃあいけませんよ、トビ。
術に頼らず、日々精進努力しているガイ先生は、敵にとってはナルトと同じくらい意外性のある忍者なのだと思います。
ガイ先生、かっけー! 真の男前!

十尾の復活も気になりますし、神威を使って口では強がっても多分へろへろのカカシさん&ガイ先生の「続・おっさん同士のおんぶ」も時間の問題かとも思われます。
次号の展開も、非常に楽しみですv
だっこでも、なお良しv


2012.07.27 今週のジャンプ「読切NARUTO」感想。

今日は、「読切」の方の感想いきま~す。
まず不思議なのは、(以下反転表示)最初に最後のコマの感想でなんなんですが、サソリが健在な頃のトビって、まだ暁のメンバーじゃないですよね。なのに一番偉そうに見えますが、一体どういう時期の設定なんですかね?
まあでも、元気そうな暁の面々が見られるのは、それはそれで嬉しかったりv
表紙は、上下で性格が反転した木の葉の若手がズラッと並んでいますね。背景はラーメンの具のナルトと、上は…シナチク??
リーくんが、上下で全く変わってないことに感動(笑)!
この皆の反転した性格が、限定月読によるナルトの願望の一部でもあるとすれば、リーくんは正に「裏表ない良い奴!」とナルトの中で認識されているのでしょうか。うん、さすがリーくん!
とすれば、ガイ先生はあれでも表裏があるってこと?自分の青春に疑いを持っていることを見透かされているのでしょうか。
ナルトってば、なかなか読みが深いですな!
銭湯場面。
まずは、キバくんのシャンプーハット。意外なこまめさが可愛いv
ヒナタちゃんの胸は、今さらですが、見た目にも心地よく育ってますね。でも将来は、綱手さまほどは育たなくてもいいのではないかと思います。肩こりハンパないのではないかと。私には、その重さはまったくからっきし想像もできませんが(サクラちゃんに1票!/涙)。
シノくんも、今まで散々おいてけぼり感の強い表現をされていましたが…存在感、十分。股間の周りで双子の小美人が歌う幻想が見えます(←モスラ世代)。
ネジくんが女湯に背を向けているのは、白眼で壁が透けて見えてしまうからでしょうか。
その割には、ナルトの表情の読み取りが間違っていますが。きっと無意識にヒナタちゃん(と、今回はその周辺の女の子)のボディガードをする気持ちが、邪推させてしまうんでしょうね。
それにしても、男の子も女の子も半裸のまま銭湯の外へ出る、その潔さは何?代わりばんこでもいいから、中に戻って着てきて下さい!
そしてサクラちゃんのブラジャーを目にしたシノくんの冷静な意見もさることながら、その前のコマのネジくんの一瞬の「うわっ、小さい!」といいたげな、あわれなものを見るような表情が胸に突き刺さります。
そりゃ、普段ヒナタちゃんを見慣れていれば、そう感じるかもしれないけど!
本当に、この小さな表情が、真実を物語っているようで、心が痛い…。
きっしー、鋭すぎる…。
でも、真っ赤になってナルトを怒るサクラちゃんは、とっても可愛いと思うのですv
その後、仲間たちがナルトの部屋に遊びに来て楽しんで、帰った後の寂しさが、何とも言えないですね。切ない…。
「こんな時に…」の後の想いは、やはり「とうちゃん、かあちゃんが居てくれたらな…」でしょうか。
諦めながら、両親が居ないことを納得しながら、ナルトはふとそう思うのでしょう。
そこを突いてくるトビは、残酷です。
でも、それがナルトの「願望」である限り、たとえ月読の中であろうと、両親はきっとナルトのことを想って行動し、彼にさらなる成長を促すだろうと思うのです。
上映の無い地域に住む私には、この想像も単なる妄想にすぎませんが、映画館に行かれる方々にとって、心に残る作品であって欲しいと願っています。
暑い中ですが、どうぞ楽しまれますようにv

私は、明日から仕事です。
体調に気をつけながら、頑張っていこうと思います。


2012.07.23 今週のジャンプ「NARUTO」感想。

今日は「本編」の感想のみで。
ナルトの表面に(以下反転表示)入れ代わりで出たクラマさん、可愛かっこいい!! うきゃーv
説明する形でカカシさんたちと「会話」しているのが、なんとも言えずたまらんです!
おおぅ、おぅ…こんな日が来るなんて…、なんかもう、なんかもう、震えがきます!
しかもクラマさんってば、説明が簡潔で上手くて、頼りになるし!
もうメロメロですvvv
いかん、はあはあ、理性、理性。
魔像が呑み込んだ宝具の中には、金銀兄弟の他に、アツイさん、サムイさんも入っていたはず。
八尾と九尾が「欠片」の形で、というのも一応予定外ではありますが、それはまだしも、“材料外”の2人まで吸収した魔像が、果たしてきちんと十尾化出来るのか、実に興味津々です。
頭痛がってるし、なんだか違う事になっていそうな期待大。
ていうか、出来れば消化不良で、2人を生きたまま出して欲しいんですけどね。
尾獣の事や忍びの歴史のみならず、なぜかカカシさんやガイ先生のプライベートまで、やたら詳しそうなお面トビ。
なんなんじゃ、お前は?
本当に正体が誰なのか、改めてすごく知りたくなりましたよ。
ガイ先生の問いの中に、静かな疑惑と、そして腹からの怒りを感じます。
後悔だらけの生涯でも、夢を叶えるためならば、決して無駄じゃないわい!
「夢」とは名ばかりの、「虚無」とも言える押しつけを語るトビに、ナルトも、カカシさんも、ガイ先生も八っつぁんも、そしてクラマさんも、全員が静かに怒り、闘志を燃やします。
「バカヤロー!!!!」と。
そして、ビーさんの夢にげんなりしている八っつぁんが可愛いv
渾身のナルトの攻撃も弾き飛ばし、「オレには決して譲れないものがある」と息まくトビ。
魔像ラブなその頭上から、当の魔像が「オエ~~~~ッ」とリバースおっかぶせてくれると、ザマミロなんですけどね~。(←酷)
本当に誰なんだ、トビ。お面の下はシワだらけ。
六道仙人には子供が最低2人はいましたが、仙人自身には、兄弟とかいなかったんですかね?
「十尾はオレのもの」宣言がはなはだしいので、つい、六道仙人と同等の立場の者かも、とも疑ってしまいます。
ほいで、魔像内の尾獣たち、個々の心は必ず残っていると信じています。
今も、もしかしたら魔像の中で合体しないよう、抵抗しているのかもしれません。
そして、もしかしたらアツイさん、サムイさんを守ってくれているのかもしれない。
あと、五影さんたち、どうかどうか無事でいて。

願う事が、多すぎるかもしれません。
でも、願わずにはいられないのです。


2012.07.20 オンリーカカイルリンク様が来月閉鎖されますね。

ずっとお世話になっていたカカイル検索サイトの「オンリーカカイルリンク」さまから、来月20日で閉鎖される、というお知らせメールを頂きました。
私のこのあまりにも無精なサイトが、それでもこうして続けてこられたのも、オンリーカカイルリンクさまの存在あってのことですので、正直、閉鎖のお話はクラッとくるほどショックで、寂しいことこの上ありません。
ですが、管理人さまのご体調ゆえの事とあっては、これ以上とてもわがままは言えません。
むしろ、そういったご体調でありながら、あれだけの検索サイトの機能のクオリティを保たれ、見た目にも洗練されたサイトデザインで、時々催される企画も楽しいとあっては、今もただただ驚くばかりです。
本当に素晴らしいサイト運営で、数多のカカイルサイトさんを支えて下さって、心からお礼を申し上げたいと思います。
個人的には昨日、御サイトのメールフォームから短いお礼を送らせて頂きましたが、また閉鎖日あたりに、改めてお礼メールをお送りしたいと思っております。
ああ、惜しい!
でも「オンリーカカイルリンク」さまが有終の美を飾られますよう、応援させて頂きたいと思います。

さて、明日は新しい仕事場へ、雇用前のお手伝いというやつに行ってきます。お手伝いは、明日と、飛んで来週の28日~31日まで。
8月1日が正式な勤め始めなのですが、3ヶ月間は試用期間なので、その間は、雇用、労災、厚生、健康保険等いっさい無しです。通勤手当も多分無いのではないかと。
時給が最低賃金額なので、毎月約5万円の赤字です。試用期間も果たして3ヶ月で終ってくれるのかしら。終ってくれないと貯金が持たなくなりそうで非常に困ります。
前の会社で色々な目にあって来たので、考え方がどうしても卑屈になってしまいます。
不安ではありますが、まあ明日出てみないと。
考えていると、具合が悪くなりそう。
とりあえず様子を見て、それからまた考えようと思います。


2012.07.15 33号のジャンプ「NARUTO」感想。

一日UPが遅れました。33号では、サスケや大蛇丸の価値観が、今迄とは違う方向に向かっていく予感のする内容でしたね。う~ん、とてもとても面白い!
水月は(以下反転表示)すでに巻物に目を通していますが、“全てを知る人間”の見当どころか、内容がその存在を示唆していることすら気付けないでいます。
サスケは、巻物の内容から、“全てを知る人間”が存在していて、大蛇丸がその人物たちを知っている事を確信しました。
“全て”とは、「忍というシステム」のことであり、大蛇丸の言う「奴ら」とは、そのシステムを作った者たちの事ではないかと、私は現時点で考えてみました。
それは、誰なのか?
さすがに想像が飛び過ぎていて、今は考えがまとまりません。
ともあれ、大蛇丸が結構簡単に復活したのには驚きました。もっと手間がかかるかと思っていたので、意外なあっけなさにポカンとしてしまいました。本人のDNA(カブトが自分に移植したもの)とチャクラさえあれば復活できるんだー、はははは。復活おめでとうございますv
ん?てことは、初代も本人のチャクラさえあれば、復活できるってこと?じゃなくて、やはりこれは大蛇丸独自の方法なんですかね?うーん、謎!
余談は置いといて。
復活直後の大蛇丸のカブトを見る目が、不思議に暖かいような気がします。
アンコさんの中で今迄の状況をずっと見ていた、とのことでしたが、以前とは違い、どこか吹っ切れて人間味が増しているような気がするのは、記憶を無くし、せっかく得たマザーたちとの縁も「根」によって断ち切られ、大蛇丸や他の者たちの模倣にすがって今の姿になってしまったカブトを見、また初めて「己」を得たサスケの意志を聞いて、感じるものがあったのかもしれません。いや、そうであって欲しいです。
大蛇丸が、カブトの仙人化を解き自分のチャクラを取り出した事は、もちろん力を取り戻す手段に過ぎなかったとしても、それでも同時に、たとえ全部ではないにせよ、カブトを自分の呪縛から解放した意味になりはしないかと思うのです。
また、アンコさんが長い間それがあることで苦しんできた呪印も、大蛇丸の復活と同時に消えて、カブトの事と同様、ちょっとホッとしました。
そして、サスケが初めて己自身で考えようとしている姿勢を見て、大蛇丸自身もまた、改めて自分の目的について考え始めているように思えます。
やはりこの2人は、ある意味「師弟」なのでしょう。
意識しないまま、鏡の様にお互いを見ているのかもしれません。
「信頼」はなくてもこうして繋がるものがあり、大蛇丸が、自分の目的以外のもので突き動かされるものが、イタチさんの二度目の死を経たサスケの中に見出せるのなら、それはそれで素晴らしいことだと思えます。
この二人がこれから何をしたいのか、次号以降もすごく楽しみです。

ところで、大蛇丸の呪印って、丁度写輪眼の勾玉の向きが反対に向いたような形ですね。そこに何か意味があるのでしょうか?
なんだか他にも色々つっこみたいことが、今週号ではいっぱいあるのですが、まとまらないので、今日はこの辺で~。
あー、最近のジャンプ、特に面白い!


2012.07.13 就職先が決まりました。

今朝ハローワークに行って、前々から「これはいいかも?」と思って行くたびに職業相談担当の職員さんに内容を尋ね、ネットでもその仕事内容について色々調べていた会社さんへの面接を申し込みました。
午後に面接を受けさせて頂く事が決まり、ド緊張の中、受けて参りました。
面接の場で、8月1日から働かせて頂けることが決定しました。
おおお、夢ではないだろうな?まだ実感が伴いません。
夢だったりしない様に、ここに内容を書いておきます。
土日祝日は出勤、平日にシフト制で休日をもらえて、主なお仕事は、団体観光客さんのお食事の用意とお土産の売り子をする、いわゆる地元の観光地のお店の接客係であります。
試用期間ありで、3ヶ月間はパートさん状態のお給金で、その間は各種保険等なし。しばし赤字生活の貧乏期間は続きますが、その後正式に雇ってもらえたら、決して裕福とは言えませんが、これからもなんとか猫と暮らしていけそうです。
猫と…v あああ、嬉しいぃぃぃ。
頑張って、大きな声出して明るい気分で仕事を覚えようと思います。
なんせ、初めての職種。ほぼ何もかも。
でも「前職がなんぼのもんじゃーっ!」の気分ですので、とにかくやってみます。
とりあえず、明日は仕事着になる服を買いに行かないと。
今までは、ラフなジーンズやTシャツ等でも大丈夫な職場ばかりだったので、クローゼットの中身が、非常にアバウト過ぎる状態です。
これを機会に、少しは「見てくれ」を気にして生きようと思います。
遅いけど、遅すぎるけど、やらないよりマシですからね。
ともあれ、今は緊張の糸が切れて、ぐだぐだ状態です。
早く風呂に入りたい。
あと、地元のイメージキャラクターの公募に応募するべく、先月から案を考えているのですが、それも今月中にケリをつけたいな、と思っております。
なんだかんだで、サイトの更新が全く無くて済みません。
何か描かないとね。
結果出してなんぼ、ですもんね。


2012.07.11 今週のジャンプ「NARUTO」感想その2。

というか、いままで勘違いして覚えていた事について、自分の中での訂正なんですが、
大蛇丸って、小蛇になって逃げたところを、天照によって焼かれて死んだんじゃなかったでしたっけ?
あれ?どゆこと?
実は今迄人間型や蛇型の姿で現れていたのは全部大蛇丸のクローンコピーで、『映画・ルパン三世』のマモーみたいに、本物はでっかい脳だけで、培養液の中にプカプカ浮きながら、オカマの独り言を言ってたりするとか?
それともあの焼かれた蛇は、たまたま通りかかった他の蛇で、大蛇丸の蛇はその間にちゃっかり逃げおおせていたとか?
ま、でも思っていた通りキーパーソンだったので、生きていてよかったな、とホッとしました。
以前「NARUTO占い」という占いをしたときに、自分の性格が「大蛇丸とガイ先生を合わせ持った性格」と出て、「そんな性格、あり得るのか?」と驚愕したものでしたが、私、大蛇丸のことは全部が嫌いなわけではありません。
今後、彼が物語の核を成してくれるのは、非常にうれしいです。
九尾クラマさんがナルトによって救われたように、大蛇丸も今後、何らかの形で救われるといいのですが。
カブトもなー。
ウルシさんが待っているから、早く腹から蛇胴出して固まっていないで、イザナミ・ループから抜け出せるといいですな。
余談ですが、うずまき一族の生命力の強さと九尾をしばるチャクラの性質って、まるで千手一族の不死に近い能力と、うちは一族の九尾を操る力を、足して2で割ったみたいな感じですね。
それって、千手とうちは以上に、始祖の六道仙人の持っていた性質に近いのでは?
ナルトは、まさにご先祖がえりっぽいのではないかと。
ミナトさんの血筋って、どんな系統なんでしょうね。
興味は尽きませんな。
先が楽しみです。


2012.07.09 今週のジャンプ「NARUTO」感想

週をまたいで、やっとサスケが(以下反転表示)お兄ちゃんコンプレックスの近視眼的思考から開放されたようで、ホッとしました。
穢土転生のマダラが消滅していない事に対して、イタチさんの遺志をしっかりと受け取ったサスケがどう対処するのか、実に興味深いです。
でもその前に、大蛇丸の存在が再び浮上してきました。
大蛇丸の研究成果は、常に彼の傍にいたカブトも知っているんだろうなと思うのですが、カブトが自分と大蛇丸の体を融合して、その上で仙人モードを発動すれば、研究成果を踏まえた目的を達成するのに十分だと考えたのに対し、大蛇丸自身は、仙人モードになれなかったからというのもあるのかもしれませんが、目的達成にはうちは一族の体(能力?)が不可欠だと考えていたように思います。
大蛇丸の研究成果や目的は、「うちはマダラ」を名乗るトビと、ゾンビ・うちはマダラの「尾獣」に執着した行動を考え合わせてみても、尾獣の存在と決して無関係ではない気がします。
単純に、大蛇丸は尾獣を操れるうちはの瞳力が欲しかった、とも考えられますが、そもそも大蛇丸は、人間なんでしょうか?
私にはむしろ大蛇丸は、尾獣の方に近い存在に思えて仕方がありません。
大蛇丸は本当は、自分のルーツが知りたいだけだったのではないかと思うのです。
不死の研究も里への憎しみも権力欲も、どこか「受け入れられることが無い」と感じる周囲へのいらだちから生まれたものではないかと。
大蛇丸もカブトもサスケも、孤独という点では3人、よく似ていました。
でもサスケは、兄の最期の言葉で、自分の場所をやっと見つけました。
兄がそうしたように、サスケも「木の葉のうちはサスケ」であってほしいと願います。
それはそうと、カブトの腹から出ている蛇のことを、水月が「まるで…」と言いかけていますが、あれはおそらく「下ネタ」だろうな…。うん、絶対!
己を捨てず、ナルトとの約束を守ろうとする土影さまに、マダラが「醜いな…」と不吉な言い方をしていますが、一番弱気になっている水影さまがパニックになって、五影のチームワークが崩れてしまわないことを、切に願います。
簡易版・十尾復活。本当は完全版・十尾となることを楽しみにしていたトビですが、この復活が勇み足になってくれることを望みます。八尾と九尾のカケラはともかく、一尾から七尾までの彼らの名前も知らないトビに、そうそう思い通りに操られてたまるかいっ!という気持ちです。

ナルト、クラマ、ビーさん、はっつぁん牛鬼、名前を呼んで、彼らを魔像の中から解放してあげて欲しい。
七体の想いは、あなたたちの中にこそ、詰まっているのですから。


2012.07.06 今週のジャンプ「暗殺教室」第一回の感想

松井優征先生の新作「暗殺教室」の連載が始まりましたね。
テーマである「暗殺」自体は良くないことですが(以下反転表示)、でもそれを強要する先生の教育方針は、生徒の「創造性」を育てる上で、これ以上ないほど理にかなったものではないか、と私は思いました。
「人に笑顔で、胸を張れる暗殺をしましょう」
これを「暗殺」ではなく「普通の何かを成し遂げること」に置き換えて考えますと、
「同じ成し遂げるのなら、誰かが泣いたり苦しんだり、もしくは競争の過程で負けた方の人が劣等感を持ってしまうような結果を伴って成功するよりも、誰もが『ああ、そんな手があったか!』と目からうろこ的な気持ちになったり、『こんな素晴らしい方法と結果で勝ちを持って行かれたのなら、悔しいけどすごく納得できる!』と思わせるような成し遂げ方をしましょう」
ということになるのではないかと。
そのためには、争い合う相手や周囲の人たちは勿論、自分自身をも大事にした上で事に臨むことが必須です。
この条件全てをかなえることはものすごく難しいのですが、本当は、誰もがそれが出来る可能性を持っているのです。現実も、漫画の中で殺せんせーが言っていることと変わりません。
「教育の場」を舞台にした漫画として、かなり奇抜でギリギリな感じは否めませんが、私は殺せんせーに褒められて嬉しいと思った渚くんに、とても共感しました。
殺せんせー自身が、何かにつけ「手入れする」事を考えても、さまざまな物を大事にしているからこそ、こういった教育が生徒に対して出来るのではないでしょうか。言いかえれば、自分が「出来る・有能である」ことに驕らず、その能力の高さに対して持つべき責任をきちんと果たしています。せんせーにしてみれば「ごく当たり前」なのかもしれません。むしろ相手に対して「まだお前はいける、もっとベストを尽くせ」と励ましているのかも。イヤミと受け取れなくもないのですが、私はそうは思わないことにします。
「殺される気などみじんも無い」
と言い切るせんせーの真意はわかりません。でも殺せんせーは、表面に見える事の、その奥にあるたくさんのものを見せてくれています。それは間違いなく生徒たちに、物事の見方の多様性と奥深さを教えてくれています。その上で、間違っていることは正し、評価するところはきちんと評価する、きちんと生徒個々と向き合った教育をしているわけです。
本当に面白い「教育漫画」が始まったなあ、と思います。これが「教育漫画」なのかどうかは、ともかくとして。
絵柄は「ネウロ」の時よりずいぶん洗練されて、コマ割りやトリミングもすごく無駄が無くて素晴らしいなあ、と感じました。「ネウロ」の絵も、あちらはあちらで私はものすごく好きだったのですが、今回の作品は、より迫力と見やすさとお茶目さを増して、話と共に続きが楽しみでなりません。
特に、殺せんせーのキャラデザインは最高で、ジャンプ表紙の「人をなめきった表情」がたまらなく好きです。感情によって色が変わる設定は、今後の展開でも読者にすごく解りやすく、色の切り替えの明解さが展開の軽快さに繋がって、読者を飽きさせない要因になっていると思います。
普通このキャラデザインだと愛着を感じるわけないのですが、そこが松井優征先生らしさと言うべきか、見事としか言いようのない手腕を発揮されていて、私はこの愛らしさにすでにメロメロになっております。
してやられました。
でも、すごく幸せ!

「NARUTO」の感想の様に毎週日記に書くことにはならないでしょうが、今後の「暗殺教室」の展開を、一ファンとして熱烈に楽しみにしておりますv


2012.07.02 今週のジャンプ「NARUTO」感想

まずは、ジャンプ本誌の表紙を開いてすぐの(以下反転表示)三つ折裏の「ロード・トゥ・ニンジャ」の、シノの設定に爆笑!体内の虫たちの立場は一体!?
漫画本編では、おごそかなイタチさん昇天の後、浄化されたような表情で茫然とたたずむサスケの、「オレは…」のセリフの続きがどうしても、
「腹から蛇をたらして印を結んだまま固まっている男と取り残されて、気づけばとってもマヌケな感じ?」
に思えて仕方がありません。空気読めなくて済みません。
ダンさんの「霊化の術」、見た目に俊敏で美しい術に思えますが、本来は「生き霊となって距離を越えて相手にとりつき殺す術」って、…むっちゃ怖っ!!
でも綱手さまと会えて、良かったです。再会の場は、ナルトとクシナさんの時と同じように、綱手さまの内面下でしょうか。
しかし「昔の知り合いに~」と話す綱手さまの表情があっさりすぎて、いくらマダラ相手の感傷抜きの表現とはいえ、きっしーの乙女心表現は、いつもながら何か微妙にズレている、と思うのは私だけですかね?う~ん。
ダンさんとの再会と綱手さまが助かった喜びも束の間、ゾンビのまま甦るマダラ。
本人としては、元々は、長門さんの輪廻転生の術による「生者」としての甦りを望んでいたはず。そちらだと今後の老化もあり得ましょうし、寿命も限られていると思うのですが、それでもそちらを希望したのは、初代火影の細胞の研究によってすでに「不死」の技術を確立していたか、もしくは穢土転生の体が、生者の依り代に塵芥でコーティングして出来ているため、もしかしたら運動後や夏場などに、匂ったり腐ったりはがれたりするからでしょうか。
まあ、今回は成り行きでエドテン・ゾンビの体で、と思ったようですが、イタチさんの穢土転生・解術や、ダンさんの綱手さま救出の苦労を無にしようとしている、マダラの空気の読めなさには、本当にイラッとします。
それでも、マダラの言う「穢土転生の口寄せ契約を解術」したエドテン・ゾンビが今まで永らえていなかったことを考えると、たとえそういった者が過去に存在していたとしても、それに対抗する手立てがきっと何かあったはず。
しかし今回の相手はマダラ。初代クラスの、もしくは六道仙人クラスの力を持った存在でないと通用しないのかもしれません。
でも、ナルトがいます。
両親の想い、尾獣たちと人柱力たちの想い、全忍軍の想いが、彼に託されています。

希望は、まだたくさんあるはずです。

 
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