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2012.12.31 2012年がもうすぐ終わります。

去年の今頃は、その前の年と何ら変わりない一年をまた迎えるんだろうな、と思いながら過ごしていました。
まさか、自分の職場が4月で無くなってしまうとは、思いもよらずに。
2012年は私にとって、視野が少しだけ広がった年だったと思います。
色々な思いをしましたが、今こうして猫と共に、食べ物も着る物も有り住むところも変わらず、無事に暮らせているのはとても幸せな事だと思います。
サイトは「NARUTO感想」のみでほぼやってきた一年で、絵の更新さえ乏しく、申し訳ない限りです。
そんな内容にも拘わらず、遊びに来て下さっていた訪問者さんたちには、本当に感謝!の一言です。
年末は29日から休暇に入り、墓掃除、年賀状作成&投函、買い出し、掃除(←大はつかない)、正月料理(たったの3品、あとは普通の鍋物)等、とりあえずやり終えました。
掃除し足りないところは山ほどありますが、今はとにかく年の終りのご挨拶くらい、せめてHPに、と思って日記を書いています。
至らない自分を引きずりながら、年が明けて行きます。
2013年は、笑って過ごせる一年になりますように。
今のお仕事は3月までの臨時雇用なので、4月からまた就活です。
人を信じていられる職場で、繋がりを大事にして、頑張りたいと思います。

正月料理で黒豆を煮たのですが、昨年と同じく炊飯器で作りました。
おかゆ炊き2回と保温2時間で、炊飯器くんが本当にうまいこと作ってくれます。
便利、そして美味しい。
風邪の兆候か、少し喉がいがいがするので、甘い黒豆を食べて、明日は少しゆっくりしようと思います。
では、皆さま、今年一年も本当に有難うございました!
へこんでいるとき、色々励まして頂いて、とっても救われました。
素敵な皆さまに、来年も幸多かれ!
ではでは、また来年~vvv


2012.12.22 4・5合併号のジャンプ「NARUTO」感想。

どんなにオビトが(以下反転表示)威圧的に仲間を失ったナルトを責め立てても、ネジは確かに、誰でもない自分の力で、自分を解放して立派に逝きました。
そのきっかけは、間違いなくナルトが作ったものです。
部外者になんぞ、責められる謂われは無いですね。
ネジがどれだけ本質は優しい男で、ナルトの言葉を大切に思って今までやってきたことか。
解らない者がここぞとばかりに、何を偉そうに、と思うのです。
心理戦としても、相手にするに値しません。
里抜けしたサスケを追ってナルト達と一緒に行き、途中一人残って戦い命を危うく落としかけた時も、ナルトのあの言葉をもらってからのネジが、一心に己と向き合い己を磨き、自分よりもまず周囲の人を大切にし、過去に憎み続けてきた宗家をも大事に思うようになった表れが、あの戦いには全部出ていました。
今回、だから、とてもネジらしい死に様だったと思うのです。
情のとても深い子。
過去の嘆きも憎しみも、ナルトと戦って変わってからの優しさも強さも、みんな丸ごとネジらしかったから。
精一杯、彼らしく生き抜いた事を、讃えてこそ当然。
その死を軽々しくナルトを責める材料に使うオビトの浅はかさを、情けなく思います。
これから先の戦いで、こうして一人一人仲間が目の前で死んでいく状況で、それでもナルトは耐えていけるのか、とても心配です。
キーパーソンだから、皆がそのためにナルトを守るのだから、心折れている場合ではないけれど。
いのちゃんやシカマルの辛さが解るなら、ヒナタちゃんやヒザシさんの悲しみが解るなら、他多くの忍達一人一人の苦しみが解るなら、ナルトは今こそ負けてはいられないのです。

しかし……辛い!!
次週休刊で、ある意味助かったかもしれません。
そのくらい、大きな喪失感です。
ネジ。
あちらできっと、お父さんが褒めてくれるよ。
悲しいけど、良かったね。


2012.12.17 今週のジャンプ「NARUTO」感想。

血も、(以下反転表示)涙も無い。
シカマルの表情の変化に、シカクさんが、まず最初に十尾を止める策を皆に伝え、次に、自分たちに尾獣玉が近づきつつあることを伝え、最後に、皆への期待と別れの言葉を伝えているのが読み取れました。
いのちゃんの見開いた瞳から流れ落ちる涙、シカマルの決意の顔。静かではあるけれど、いくつかの大事な命が消えた、大きな嵐の様な悲痛な情景です。
なぜ、なんで、と思います。
悔しくて、色々考えてみました。
寸前にカカシさんが神威で尾獣玉を別の空間に飛ばしてシカクさんたちが助かって、でもマダラたちを油断させるためにそのままやられたふりをする作戦、とか。
オビトが後々改心して、輪廻天生の術でシカクさんたちをよみがえらせる、とか。
でも、カカシさんの今のチャクラでは、あれだけの威力の尾獣玉を飛ばすにはとても足らないだろうし、例え輪廻天生の術といえども、爆風でこなごなに吹き飛んだ体に、果たして魂が戻るものなのかどうか。
気持ちとは裏腹に、絶望的な考えしか浮かんできませんでした。
でも、シカクさんは、この世界に未来があることを信じて、皆に託していきました。
涙は流れても決して今は泣かない、立ち止まらない気持ちがあるなら、決意を固めた強い意志があるなら、それを受け継いでいかねばなりません。
諦める事は、出来ません。
十尾の左腕は、本来なら八尾と九尾の分だったのでしょうか。
これの完全体と対峙した六道仙人は、一体どんな気持ちで戦っていたんだろうか、と思います。
時に絶望したとしても、きっと彼には、心強い仲間がいたのだろうと思います。
ナルトもそう。
だから、勝つ糸口は必ずあるはずです。
シカクさんの最後の策、私なんかには考えもつかない、でも、聞いたら「えっ?そんなこと?」と思うような奇抜な策を期待しています。
この人の生き様に、華が無いはずはない、と信じています。

ところで、肩が脱臼したナルトですが、当然骨を入れ直してくれるのは、サクラちゃんでしょうね。
…はずれた時と同等か、それより痛い、と聞いていますが、どうなんでしょう。
怖い。
状況は切羽詰まっているし、サクラちゃんのことだから、きっと遠慮も容赦もないことでしょう。
なんまいだぶ。
それと、十尾の変化ですが、初めは鬼サザエ型巨神兵(途中チョウチンアンコウ)で、今は片腕がもがれたラピュタのロボット兵に見えますが、次は一体何になるんだろうかと。
顔無し?
いや、顔有るし。
見る、聞く、言うがバラバラな造形ですが、多分これは最終形態ではないと思います。
最低もう一回は変化するのでは、と期待して、その隙を狙ってシカクさんの最期の置き土産が炸裂することを、心から祈っております。
チキショー!悔しいなあ。
こんな気持ちなんか裏切って、彼らを生かしててくれよお、と思いつつ…。


2012.12.10 今週のジャンプ「NARUTO」感想。

あわれなのは(以下反転表示)、これだけ多くの人たちに疎まれているマダラとオビトの方だろうに、と思います。
他人の心を大事に思わずにいると、こうも「人」ではなくなってしまうものなのかと。
誰も、オビトやマダラの考えに納得しないというのに、それを平気で無理強いしようとしている神経は、一体何から出来ているのかさっぱりわかりません。
これだけの大軍の忍を相手にしても動じないほど、確かにマダラもオビトも十尾も、けた外れに強いのだろうとは思います。
ですが、強さはそのまま正しさではありません。
人の心こそ、大事であって欲しいと願ってやみません。
それにしても、この漫画の始まった頃は、私はまさか忍達が連合で戦う展開になるなんて、思いもしませんでした。
この団結は、ある意味マダラやオビトのおかげとも言えなくも有りません。
今の時点では言いたくないから、言いませんけど。
平和を願うのは、ナルト達はもちろん、マダラやオビトたちも同じです。
ただ、マダラたちは個々の人々の想いを無いものとして考え、実現は力で押し通すものであるとし、それに対してナルト達は(大雑把ですが)人の心こそ大事と思っていて、その双方の考え方の違いから戦いが起こっています。
まるで、遠い昔、次の長の座を争った、六道仙人の二人の息子の様に。
でも仙人の長男は、逆らう者を全て葬り去って、無限月読を使ってまで、自分の思うようにしようとしたでしょうか。
したかもしれませんし、しなかったのかもしれません。
十尾がまだ力の全貌を見せていない様に、クラマさんと尾獣化を果たせたナルトの潜在能力も、まだ未知数です。
また十尾という存在の意味も、まだわかりません。仙人モードのナルトと、もしかしたら通じ合えることがあるのかもしれないし、サスケや重吾たちが今後関わってくる事で、何か別の展開もあるかもしれません。
でも、今はただ、多くの忍達の命が一瞬で奪われるのではないかという予感で、非常に辛い気持ちですが、予感が外れる事を祈るしかありません。

黙って、静かに読んで行こうと思っています。

遅くなりましたが、中村勘三郎さんが亡くなられまして、非常に残念でなりません。
神様はいないのか、と思いました。惜しくてなりません。悔しくて、日記にもしばらく書くことが出来ませんでした。
今はただ、追悼番組などを見て、想いを馳せるばかりです。


2012.12.03 今週のジャンプ「NARUTO」感想。

ナルトより(以下反転表示)、オビトの方が精神の成長年齢が幼いと思うのだけれど。
オビトはきっと、リンちゃんが死んだ時点で、自分の中の成長が止まっているのだと思えます。その後、どんな人たちと出会っても、どんな関わり方があったとしても、多分、彼の世界はそれ以上広がらなかったんですね。
なんて寂しい。
ナルトの心の成長に追い付いていないオビトには、見えないのでしょう。
ナルトの背負ってきた悲しみも、寂しさも、苦しさも。
それらを乗り越えたからこそ得られた、人を信じる暖かさも、強さも、愛しさも。
だからこそ今、どんなに勝機の見えない状況であっても、自分を信じていける心のあり方も。
ナルトの元に集まったのは、無限月読の様なたった一人の「夢」ではなく、一人一人の大切な、たくさんの「夢」、「夢」、「夢」です。
生きている人達の「夢」はもちろん、亡くなった方々のも、全部。
ナルトは、それを受け止めた上で、皆の前に立っているのです。
自分の二本の足で、力いっぱい踏ん張っているのです。
オビトの中に、成長していないかつてのオビトが残っているなら、ナルトと似たその眼で、心で、見つけて欲しいのです、自分が捨てた「己の心」を。
「しょせん無力な忍」が、「無限月読」を成し得ようとすることが出来るものか、オビトのボケ。
自分に似ているのなら、ナルトだって無力じゃないだろーに。
「逆・中二病」のオビトが、堂々と後ろからマダラをどついてくれることを願っています。
それにしても、八っつぁん&ビーさんが血だらけになってしまって、泣きそうでした。痛い~、それも十尾に指ではじかれた自分の尾獣玉で~~。でも先週の予想の様に「パックン」されなくて良かったです。
いのちゃんとヒナタちゃん連携の「ドンピシャ心転身」、たった2秒の間に敵の攻撃ポイントをズラせるなんて、上出来どころではないですよ! ナルトたち、命拾いもいいところです! ああ、怖かった!! よかったああぁ!
忍連合軍の中にツボ…じゃなかった、イルカ先生を探してみましたが、見つかりませんでした!(ガックリ)今、何をなさっているの? どこにいるの?風になってアナタの元へ飛んでいきたいv…という、某上忍のポエミーな心の叫びが聞こえてきそうです(幻聴)。
増援部隊が到着すると、むしろ心配なのは五影さんたちの方です。
考えるのが怖い。
四影は、綱手姫に助けてもらって命はつないだかもしれませんが、その綱手姫は果たして…と、最悪のシナリオが頭に浮かんできて、どうにも辛いです。
サスケと大蛇丸たちも、今頃どうしているんでしょうね。

気持ちは焦りながらも、じっくり大切に読もうと思います。
ナルト達が全然諦めていない。
それだけで十分、ワクワクします!

 
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