1952.5.11第1回乙女峠
まつり
乙女峠まつり
第73回 乙女峠まつり 2024
5月2日(木)前夜祭 19:00〜 幼花園ホール
講和 「ザビエル時代からいただいた信仰を現在までつないだ津和野の証人」
講師 デ・ルカ レンソ神父 (イエズス会、日本26聖人記念館館長)
5月3日(祝・金)
10:15 開会式・聖母行列 (津和野教会〜乙女峠)
12:00 野外ミサ 司式 森山信三郎司教(大分教区)
晴天に恵まれ、緑滴る広場で、厳かななかにも親しみ深く殉教者をしのぶミサが執り行われました。
この模様は、広島教区のHPからU-tubeで公開されました。
まつりの準備には、萩光塩学園の生徒たちが参加し、若い力でまつりを盛り立ててくれています。若い巡礼者の増加もますます望まれるところです。
乙女峠まつりの由来
浦上キリシタン153名が慶応4年と明治3年に津和野藩に預けられ、廃寺光琳寺に収容され、改宗を迫られました。迫害の中で37名が命を捧げました。殉教者の霊を慰め、信仰の証し・修道の場としての巡礼地に相応しい聖堂の建立が求められ、1951年5月13日「乙女峠マリア聖堂」が、荻原広島教区長により献堂されました。翌年1952年5月11日に聖母マリアの取り次ぎを願い、殉教者の遺徳を偲ぶ第一回の乙女峠まつりが開催されました。第二回は1953年5月10日に開催されましたが、第三回からは毎年5月3日、憲法記念日に行われています。浦上四番崩れのキリシタンの迫害の中で示された信教の自由の大切さを記念するのに相応しい日ともなりました。コロナ禍前には全国から約1500人の巡礼者、参列者があり、津和野町にとっても大切な「まつり」の一つになっています。 (まつりの歩みのページ参照)