今日のみ言葉     (2026年8月15日)    


おことばどおり、この身になりますように(ルカ1:38)


 広島・長崎の原爆記念日を迎え,犠牲者の冥福を祈り、終戦記念日であり、聖母マリアの被昇天の祭日に平和を祈ります。


 1982年2月25日、小雪のちらつく広島平和公園でのヨハネパウロ二世の言葉が響きます。「戦争は人間のしわざです。戦争は人間の生命の破壊です。戦争は死です。」

 ウクライナ、ガザ、イランなどの戦争のニュースに接するたびに思い起こす言葉です。


 上述のルカ福音書の言葉は天使ガブリエルのお告げを受けた聖マリアの答えです。聖マリアは生涯を通じてこのお言葉に生き、使命を全うされました。聖母マリアに倣って私たちの生活を整えていきたいと思います。


 聖母がイエスと生涯を共にされたとき、理解できない話や行動に出会われました。 ルカ福音書の2章に少年イエスのエルサレム巡礼のことが記されています。

イエスが神殿の境内で学者たちの真ん中に座り、話を聞いたり質問したりしておられるのを両親は見つけました。

「聞いている人は皆、イエスの賢い受け答えに驚いていた。両親はイエスを見て驚き、母が言った。『なぜこんなことをしてくれたのです。御覧なさい。お父さんもわたしも心配して捜していたのです。』すると、イエスは言われた。「どうしてわたしを捜したのですか。わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だということを、知らなかったのですか。」しかし、両親にはイエスの言葉の意味が分からなかった。


 また8章には次の出来事が記されています。

 「イエスのところに母と兄弟たちが来たが、群衆のために近づくことができなかった。そこでイエスに、『母上と御兄弟たちが、お会いしたいと外に立っておられます』との知らせがあった。するとイエスは、『わたしの母、わたしの兄弟とは、神の言葉を聞いて行う人たちのことである』とお答えになった。

 血縁よりも信仰による絆の大切さを悟られたのでしょう。


 ヨハネ福音書の19章では

「イエスは、母とそのそばにいる愛する弟子とを見て、母に、『婦人よ、御覧なさい。あなたの子です』と言われた。それから弟子に言われた。『見なさい。あなたの母です。』と」

 聖母は教会の母としての使命を受け止められたのでしょう。その後は弟子たちと共に共同体のために祈られたでしょう。


 私たちも試練や困難に出会う時、聖母が教会の母として共にいてくださいます。

聖母は乙女峠の三尺牢に幽閉された安太郎にお現われになり、慰めの言葉をかけられました。

 受け入れがたい様々な試練と困難にある私たちに寄り添ってくださる聖母マリアがいらっしゃることをいつも祈りの中で思い起こしたいと思います。

 み旨の天に行われるごとく、地にも(わが生涯に)行われますように。