2. 乙女峠マリア聖堂




 聖堂内壁画








3. 聖母と三尺牢の

   安太郎







4. 「信仰の光」碑







5. キリシタン氷責め池



乙女峠広場案内



津和野キリシタン巡礼ガイド 乙女峠の証人 p28から抜粋


図中の番号説明

2. マリア聖堂

 1939年(昭14)セルメニヨ神父によって購入された光琳寺跡の土地に、1951年(昭26)ネーベル神父によって建立された。聖堂内部の壁画(木村圭三画)には、イエスと聖母マリアの足元で迫害の苦しみに耐えているキリシタンたちが描かれている

3. 聖母と三尺牢の安太郎像

 安太郎に青い衣の美しい婦人が現れたことによって、乙女峠は最も聖なる乙女である聖母マリアを想起する特別な場所となっている。(ファローニ神父作)

4. 「信仰の光」碑

 1922年(大11)ヴィリヨン神父によって、乙女峠に立てられた。

5. キリシタン氷責め池

 光琳寺境内にあった池を、役人たちは棄教を迫るための拷問に利用した。旧暦11月の雪の降るころ、仙右衛門や国太郎と甚三郎親子、友八らは裸にされ池に投げ込まれた。

6. 「乙女峠の聖母とその殉教者」碑     

 配流100年を記念して1968年(昭43)に建てられ、中央に聖母マリアと配流されたキリシタンたちを

描いたブロンズレリーフがはめ込まれている。 (中田秀和作)


                    

7. 改心者の墓

 広場の上段に光琳寺歴代住職の墓があり、その付近に1871年6月〜1873年の間に死亡した改心者の墓二基が置かれている。

*役人側から見た「御預人改心」、キリシタン側から見た、棄教者。


 転び者寅太郎墓 (表)     (裏)                     転び者せん墓 (表)        (裏)