08.07.31 怠惰。
「黄金旅風」、読み終わりました。
人間、ことを成せる資質のある者は、本当に冷静で用意周到で気長で、なおかつ大胆なんだなあ、と思い、己を恥じました。
正直、自分の今の状況に至るまでのことを思い返すと、後悔こそ無いけれど、なんて短慮なんだろうと思いますからね。
そして、今もまだ浅はかではあります。やみくもに面接を受けるんじゃなくて、方向を考えなければ、と思いますねー、ホント。
就職活動を休んで一週間。他の事も、脳が拒否していました。
時間的余裕はあるけれど、精神的余裕が無い。
で、読書に逃げていました。
今のうち、考えるだけ考えておこうか、とも思っています。焦らずに。
08.07.30 読書。
飯嶋和一さんの、「黄金旅風」という小説を読んでいます。
歴史小説という分野では、有名どころでは吉川英治さん、山岡荘八さん、司馬遼太郎さんなど、それぞれに歴史的資料や独自の研究調査などを踏まえた上での「自分の表現」というものをお持ちの作家さんが多々おられますが、飯嶋和一さんも、またそういう面では不思議な魅力を有しておられる作家さんです。
その一番判りやすい特徴は、彼の取り上げる歴史上の人物は、どちらかといえば庶民的もしくはそれに近い人物が多い、ということです。そういった人物達が、当時の慣習にとらわれず、先見の明を持ち、また人としての大事なものも見失わずに、自他の価値観を越えて新しい礎を築いていく様を、正々堂々と描いておられます。
「雷電本紀」、「神無き月十番目の夜」、「始祖鳥記」、そして「黄金旅風」。
私の読んだ飯嶋和一さんの本は、この他にはデビュー作の現代小説「汝ふたたび故郷に帰れず」のみです。もうこの後にも多分新しい本が出ているとは思うのですが、まだ手に入れていません。
「神無き月十番目の夜」だけは、題材が江戸期始めに実際に起こった「大虐殺」なので、結末がやりきれないものとなってはいますが、私が一番初めに飯嶋和一さんの本を読んだのは、この本でして、とても衝撃を受けました。
自分の魂を砕いて織り交ぜなければ、こんな本は書けはしないだろうと思いました。
その思いは、以後どの彼の本を読んでも裏切られることはなく、今も「黄金旅風」を半分まで読み進めながら、これからどんな展開になるのか、楽しみでワクワクしています。
やるべきことがあるのはわかっているのに、吐き気がするくらいの勢いで、本を読まないではいられない衝動に駆られることがあります。
今。
あと半分、読んでしまえれば落ち着くんでしょうかね。それとも…。
08.07.29 エアコンと小悪魔。
チーは、エアコンの真下で居眠りをしますが、それはエアコンの風が最も当たらないところだからだと思うのです。
実家の方でも、夜九時に迎えに行くと、この頃は大抵、お風呂場か脱衣所にいます。
エアコンも無い蒸し暑いところですが、平気で寝ています。お風呂場なら床がタイルなので冷たくて気持ちいいからかな、と思えますが、脱衣所は一面に足拭きマットやカーペットが敷き詰められていて、単に触り心地がいいだけにしか思えません。
毛があるので、人間よりも暑いのは苦手なのかと思っていましたが、意外にそうではないんですね。
人間の方が余程、暑さ寒さにいちいちギャーギャー言うのだなあ、と痛感しました。
すごいな、猫。
チーは、寝ているときに寝言を言います。
何かに呼びかけているのか、「エロエロエロエロエロ…」と妙な声を出します。
この声は、起きているときには、窓の外の鳥の鳴き声をまねて呼びかけるときに出す声と同じです。
何を、夢の中で呼んだのだ?チー。
西洋の魔女の物語では、猫は使い魔として登場しますが、うちの使い魔は、決まって朝の4:30に主人をたたき起こす小悪魔です。
寝言で何かを呼び寄せているときは、まだまだ平和というもの。
エアコンに左右されず自然に馴染んで生きる小悪魔の時間割に倣って、一日のスケジュールを組んだ方が、寝不足にならずに健康的かなあ、と遅まきながら気付いた私です。
猫は、「希望と意識の変革」の使い魔かもしれません。
08.07.28 鼻つけチー。
同人誌の表紙裏表紙の作成を一点請け負っているのですが、その作品のイルカさんは、今まで描いた事の無いタイプのイルカさんでして、その表情をどう決めようかと色々試行錯誤しています。
〆切がだいぶ近づいてきたので、ラフ出しを急がないと~。でも楽しいなあv もうちょっと粘って煮詰めていつもりです。
壁紙の作成も、ゆっくり進んでいます。いつもより作業が多い絵なので、いたしかたなく。
チーは寝るときに、私の肘の内側に鼻を突っ込んでスリスリします。二度に一度はザリザリ舐めてもきます。ほんで、はなをへちっと肘の内側に付けたまま、鼻息をぷるるるぷるるる言わせながら寝たりもします。息苦しそうですが、意外とそうでもないようで、時々擦り付けるベストの位置を探して、うにうにっと頭を動かすのが、完全に信用されているように思えてすごく幸せを感じますv あー可愛い~vvv
そして今朝も、玄関の突っ掛けの左側がとんでもなく遠くに動いていて、歯型が増えているのでした。なんで左だけ?
昼間、電気代節約のためエアコンをつけずに家にいると、とてつもなく暑いので、図書館に行って絵の資料を調べたり、今は買えない本を読んだりしつつ、涼みたい!と思ったのですが、うちの近くに図書館は無く、車で30分かけないと最短距離にある図書館へは行けないので、思いつき倒れとなっております。
ギブミー近所の図書館、貧乏の味方!使い方を半分間違ってはおりますが、切実なのであります。
08.07.27 今日も日付越え日記。
うちは電気料金プランの一つに入っておりまして、昼間の電気代が割高です。なので極力昼間にエアコンをつけないようにしているのですが、そうするととにかく疲れて眠くなるんですよね。御蔭様で何もかも停滞しております…。うう、ジレンマ。
ま、とりあえず昨日の日記で言っていた写真をお見せします。

かりんとうの缶です。シンプルかつ可愛いv
この色は、太鼓谷稲荷神社の屋根の色に似ています。

色づいてきたトマト1号くんv
でもちっこいんですよ。大玉トマトなのに中玉より小さいような。

後を追うトマト2・3・4号くんv
育て方がヘタなのか、実がついているのはこの4つだけなんです…
肥料をやらなさ過ぎたのかもしれません。突付いていてもつぼみが受粉しなかったり、つぼみのままなかなか咲かないでいるのもあるし…。
初めてなので、これもしょうがないのかな。でも1号がおいしくなるといいなーと期待していますv

エアコンの下のチー。あっち向いたり、

こっち向いたり。

このまま15分くらいじっとしていたり。
気まま猫。でもなぜか寝始めは、私にぴっとりくっついて寝ます。暑いとかないのか?
今朝、玄関に置いていた突っ掛けの片方が移動していたので見てみたら、歯型が。
夜中に遊んでたんだね…。くそー、可愛いなーv
チーへの許容範囲は、広がるばかりです。
08.07.26 日付はもう27日なんですが、
「27時間テレビ」の「ヘキサゴン」のところだけ見ながら「拍手返信」を書いていたら、思い切り時間がズレ込んでしまいました。
う~ん、私はいつものヘキサゴンのテンポの方が好きだなあ…。
司会者も回答者もスタッフも、皆さん時間が押してヒヤヒヤされていたと思いますが、見ているこっちは、ちょっと疲れてしまいました。織り交ぜられたギャグも、まあ面白かったのですが、出来ればもう少しキビキビ進んで欲しかったかな、と。
生放送って難しいですね。
自分の時間の使い方はあまりにも悪い!と思う現状の私です。テレビの方が、まだ随分ましです。
時間割、作ろう。そこまでしないとだめだ~、と思います。情けない。
G様に頂いたお土産のかりんとうがとても美味しくて、その上それの入れ物がすんごい可愛い缶なので、中身を食べ終わったらお茶の缶にして、長く使おうと思っています。楽しみ~v
あと、トマトが一個、赤くなり始めました。
両方今度、写真を載せますね。
08.07.25 十二国記にはまっていました…。
昨日「図南の翼」で不足気味だった「辛~い感覚」を補うべく、持っているこのシリーズを読み返してしまいました。ううう、面白い。でも馬鹿だ、私…。
まあ他にも、文章を書く上で勉強になる、という目的もあったのですが。
このところ毎晩、チーが朝4:30くらいに「完全遊びモード」に入って、走り回るわ、物は落とすわ、壁は引っかくわ、私をかじるわで、もう大騒ぎです。
でもその間にも、膝を提供するとその時だけは素直に乗ってきてゴロゴロゴロゴロ言ってみたりで、飽きるとまた全開モードで大騒ぎして、そうやって1時間近くたつと、嘘みたいに一緒にストンとおとなしく寝入るんですよね。
まだやっと1歳2ヶ月ですからね、子供の気質なのはしょうがないのですが。…でも6kg軽がる超えていますけどね。
私をかじるのは、甘えている証拠。痛いのですが、可愛くて仕方ないわけで、まったくどうしたものかと。ゆっくり大きくなっていくうちに(体重はこれ以上ならなくていい)、なんとか出来ないかなあ、と思っています。まあ、気長につきあうしかないですねv
08.07.24 十二国記「図南の翼」読みました。
今日は昼から、ずっと前に買って読まないままだった「図南の翼」を読んでみました。
このシリーズのお話は、異界の物語であると同時に、登場人物の成長をも描いているので、ちょっと今どうしても読んでみたかったのです。
でもこの作品は、これより前の作品に比べ、あまり辛い感情を持たずに割と楽に読めてしまったので(私が年を食ったせいもあるのかも…)、期待したよりは少し…いやかなり物足りなかったです。でもま、面白かったですが。
私が読んだのはシリーズではこの作品までなんですが、これから後はどれだけ出たんでしょうかね?アニメも結局見てないし、すごくメジャーになってから離れてしまってよくわからないので、後で調べてみようと思います。
こういう日記とか、他の文章を書く時や人様の作品への感想などを書く時、その言葉の選び方や並べ方、流れの構成の仕方など「自分なりのやり方」を一度整理するのに、人様の上手い文章にしょっちゅう触れていることはとても有効だと思うんです。脳の中にリズムが生まれて、淘汰みたいなのが行われていくので。
でも最近あまりそれをしてなくて(つまり読書をしていなくて)イラッとしていたので、今日はほんのわずかですが、それをしてみました。
うー、ちょっとすっきりしました。全然まだ足らないけど。
無職なもんで新聞を購読できないので、毎朝実家で、新聞と折込広告を見せてもらっています。
お仕事をしていた頃は、せいぜいテレビ欄と闘病シリーズの記事と各ページ下の広告と天声人語だけを読んでいたのですが、今は時間もあるので、他にも興味の沸いた記事をちょこちょこ読むようになりました。活字に飢えているのかもしれません。
今日、チーがパソコンのスピーカーを落っことして、その飛行機のエンジンみたいな形のスピーカー部分の首が、ぼっきり折れてしまいました。
なんとか瞬間接着剤で繋げてみたら、なんか、直ったみたい!有難や~有難や~。
08.07.23 ハローワークに行ってきました。
今日は「失業認定日」。行ったついでに、今までの面接で先方さんがどういう理由で私を不採用にされたのかを、ハローワークの職員さんに尋ねてみました。
面接では、履歴書と共にハローワークさんからの紹介状(半分がハローワークさん宛の結果報告用はがきになっています)をお渡しておくので、もしそのはがきに理由が書いてあれば、それを教えてもらって今後の面接の参考にしちゃる!と思ったわけです。
が、残念ながら、送られてきた葉書は、二つ受けたうちの始めの会社さんからのみで、それには理由は書かれていなくて、結果だけの報告だったようです。
多くの企業さんはほとんど、不採用の理由はお書きにならないのだと、職員さんから説明を受けました。ただし、もし書いてあれば、今後の参考にしようとこちらが望めば、もちろんお教え出来ますよ、と言われましたv よかったー。
依然、現状が五里霧中なのは変わらず、今日も求人票を見たのですが、なかなか見つかりません。う~ん、停滞気味ですねー。
前の認定日から今日までは、結構頻繁にハローワークさんに行って探したり、自宅でもネットで検索したりしていたのですが、明日からは少しそれを休みがちにして、絵やサイトやその関連の方に力を向けてみようと思っています。
いろいろちょこちょこ手を付けつつも、置いていましたからねー。ごめんなさい、やっていかねば。
今日は、とっても嬉しいアナログのお便りを、お二人の方々から頂きました。
S村さま、そしてケイカさま、本当に有難うございました!
S村さまには、まだ前回分のお礼状もお出ししてないのに(ご用意したいものが間に合わず/汗)、本当に申し訳ありません!また色々すごくすごく感謝しております!(猫はがき、可愛い~~!)
ケイカ様、仔絵はがき、思わず悲鳴を上げそうになったほど可愛いです!!!すごいっ!愛らしい~~v仔が!仔が!御サイトは、毎日覗かせて頂いております。時々増える日記絵に、いつも和ませて頂いております。お忙しいんだろうなあ、と勝手に想像しておりますが、暑さの中ご無理はされませんよう、どうかくれぐれもお気をつけてお過ごし下さいませ。
お二方とも、どんなときも不肖ととき、応援させて頂いております!
では、自分も頑張ろー!オーッ!皆さんも、オーッv
08.07.22 1週間遅れの観光レポ・ニ日目、津和野編。
一昨日と昨日に引き続きまして、先々週末の7月12~13日、G様と一緒に観光レポート・その二日目、津和野編ですv
ただし今回は、私がうっかり車にカメラを忘れて散策してしまったので、写真がありません。申し訳ないけど、文章のみで綴っていきます~。(貧相だ…)
さて、意気揚々とアクアスを後にし、お昼時となりレストランを探しながら津和野方向へと向かった私達。せっかく海岸線に沿った道を走っているので、新鮮な魚料理のお店を、と思い、走りながら左右を確認していたのですが、どうもそれっぽいお店が見当たりません。
その間にも方向音痴の私は、行くときにも確かに通った道だと言うのに、岐路の看板を見るたびに、
「えーと、この分かれ道はこっちの道に行かないといけないんでしたっけ?」
と、うっかりそちらに移ろうとして、G様に
「そっちは高速に乗る道だから、こっちでいいの!」
と導かれ、すんでのところで正しい道をキープする始末。後ろの車はその度にオタオタ。非常に迷惑なドライバーぶりを発揮しておりました。
どうも、自分ではこっちでいいんじゃないの?…と判っていても、立派な看板を示されると、つい根拠もなく、自分の考えの方が間違っているんじゃないか、という、悲しいほど優柔不断な性格が原因の不安で混乱、そうするともう正しい判断をする機能自体がストップしてしまい、迷い猫状態に。
…などの状態で、ただただ後は、G様の正確なナビだけが神頼み。
そんなこんなで一応、お食事処が何店か集まっている「ゆうひラインなんとか」というところの駐車場にたどり着きました。
敷地内のお店に行ってみたはいいのですが、目当てのお魚料理を食べさせてもらえるお店が一軒しかなく、あとはファーストフードのみ。唯一の一軒も値段は高く、おまけにその日は何かの催しがあるのか、店内に鳴り響く「石見神楽」のお囃子の太鼓が、心臓と、以前悪くした右耳の鼓膜にものすごく響いて、G様は平気なご様子でしたが、私が耐えられず、申し訳ないけどそこを出て、別のお店を探すことに致しました。
でも、そこから別のお店をとなると、
「朝走ってきた限りでは、めぼしいお店は無かったですよね」
という訳で、昼食が15:00前になることは承知の上で、津和野に行ってから食べよう、ということになりました。
そしてまた、尽きることは無いのか!というくらいの方向音痴ぶりを発揮して、G様神頼みで、津和野へと向かう私達なのでした…。
途中の我が家には寄らず、直行で無事津和野の町並みに入っていった私達ですが、なぜか、あそこで食べよう、と思っていたレストランの看板がありません。建物はあるのですが、何か雰囲気が違うのです。
ありゃ~?と思いながら、私は別の店にしようと思い、とりあえずその店に近い有料駐車場に車を停めました。
外はにわか雨らしい大粒の雨が降っていたので、車の中に常備していた化粧品の景品でもらった傘を、よしよしと思い、初めて開いてみました。
それは、日傘でした…!しかも色は黒で、フリルつきの…。
私が己のまぬけさにめまいを覚えつつ、それでも無いよりはと思い、お互いの頭上にその傘を掲げていると、駐車場のおじさんが、ご親切にも傘を一本タダで貸してくださいました(涙)v
喜んで御礼をいい、私達は昼食を食べるべく、目当てのお店に向かいました。
そこは喫茶店で、ガイドブックにも載っていて、確か食事も出来るところと書いてあったお店でした。中は一見、お休みなの?と思えるほど暗く、古美術品がディスプレイされている、冷房の効いたこじんまりとした落ち着いた店内でした。
普通の明るい喫茶店を予想していた私は正直、うーん、選択失敗?と思ったのですが、もう出るきっかけを失って、ま、いっかと思ってメニューを見ました。
カレーライス(手作り)と、他二点(忘れた)と、えびピラフ
………それだけ!?
他は皆デザートや飲み物ばかりで(喫茶店なのだから当たり前)、食事ものといえばそれだけでした。
ああ…、津和野は山の中の盆地なのですから、新鮮な海鮮料理こそは諦めていましたが、まさかここまで選択肢が無いとは…!
結局、G様はカレーライス(手作り)、私はえびピラフを頼みましたが、私はG様に土下座して謝りたい気持ちで一杯でした!
高い夜行バス代払って長時間揺られてきて、散々方向音痴のドライブに付き合わされて、そのあげくに、観光地に来た最後の食事(しかも腹ペコ状態)がカレーライスって、そんな…!
頭を上げられない気持ちの私の前で、G様はパクパクと屈託無く召し上がっていかれ、「手作りで、ちゃんと辛かった」と感想まで言われました。がっくりされたご様子も全く見せず。ああうう…済みません!
私のえびピラフは、「手作り」とは書いてなかったので、もしかして出来合いのものかもしれませんが、普通に美味かったです。
食事を終えて表に出ると、雨はあがっていましたので、まず駐車場さんに傘をお返ししました。
G様の帰りのバスの時刻は、17:22。そして今の時刻は15:30を回ろうとしていました。
時間が無いので、目的地を絞って、「太鼓谷稲荷神社」に登ることにしました。
手元に残った日傘を私が車に置いていこうとすると、G様は「え、なんで?」と朗らかに言われて、また強くなった日差しを避けるため、それを差して歩いていかれました。
年頃の女性としては、これが当たり前なのかも知れませんが、日傘を差す優雅な姿も、ああ、女性らしくてステキやねえ…とガサツな私は密かに感動し、また、UVカット乳液を塗りたくって済ますだけの、ざっぱなわが身を反省しました。
「太鼓谷稲荷神社」は、幾重もの鳥居がトンネルのように連なって囲われた階段を、山の斜面に沿ってくの字に何度も折れながら、上方へ向かって登っていった頂上にある社です。
途中、鳥居と鳥居の隙間から、登るに従い広く眼下に広がっていく津和野盆地全体を眺めながら、この二日間の疲れを貯め込んだ私達は、息を切らしつつ登っていきました。
やっと頂上の手前の手水まで着いて手を洗い、最後の階段を登り、門をくぐると、そこには荘厳な大きい朱塗りの屋根を持つ社が、悠然と建っていました。
私達は頂上から津和野の町を見下ろし、G様は写メを撮られました。
少し高いところに建てられている本殿に参拝して願い事をしたあと、G様は下のお守り売り場に、獅子舞ロボットがおみくじを引く妙なマシンが置いてあるのを発見されて、それを引いてみることに。
獅子舞くんは、お金を入れなくても人が近くに居るだけでセンサーが反応して、実にユニークな動きをしてくれます。多分客寄せの動きなのでしょう。
が、いざお金を投入すると、こりゃまたきっちりビジネスをまっとうする気なのか、猛然と張り切って踊りだしました!
なんというか、超ウケる!
きびきびとリズムに乗って踊りをこなした後、最後におみくじを引く前に、溜めて溜めて溜めたあげく(爆笑!)、ぐわっと素早くおみくじを引くと、名残惜しげに投入口に寄って、口から引いたおみくじを離して投げ入れてくれました。なんて立派な職務のまっとうなんだ!
か、かわいい!持って帰りたい!
そうやって立派に彼が引いてくれたG様のおみくじは、これまた裏の神社情報網(そんな情報網は無い)で通じているのか、昨日松蔭神社で引いたのと同じ、「吉」でした。
獅子舞くんの間違いの無い仕事ぶりに満足しつつ、私達は神社を降り始めました。
手水の下あたりまで歩を進めた時、山に響き渡る独特の音が。
汽笛だ!
急いで上にとって返し、展望台のところから津和野の町を見下ろすと、鉄橋の上をSLが山口駅に向かって走っていくのを、その煙がたなびいていくのを、しっかりと見ることが出来ました。
全く予期してなかったタイミング!正に今、太鼓谷稲荷神社にいなければ、こんなにはっきりと見ることは難しかったことでしょう!
G様は急いで写メを撮り、私は、これがG様にとって少しでも、東京から長旅をしてここまで来られたことのお土産となるといいな、と願わずにはいられませんでした。
それからまた、鳥居のトンネルを降りて下の町に戻り、10分ほど殿町通りという、道に沿った堀に鯉の泳ぐ石畳の通りを歩きました。
時刻は、もう16:10。
短かったけど津和野観光はここまで、と駐車場に戻り、家路に着きました。
うちでお弁当のようなものをご用意できる時間的余裕は無かったので、途中コンビニに寄ってG様はバスの中で食べる夜食を購入し、急いで家まで帰りました。
G様は、まず体を濡れタオルでぬぐい、着替えて身支度を整えられました。そして荷物を用意して忘れ物が無いか確認をしたら、バスの時刻のおよそ15分前になりました。
名残惜しさを感じつつ家を出て、車でバス停に向かいました。
バス停にはまだバスは着いておらず、でももうほとんど予定の時刻だったので、程なくしてバスが到着しました。
運転手さんに荷物を預けチケットをチェックされて、私に挨拶を下さった後、G様は無事バスに乗り込まれました。
バスが動き出すまで、私の脳の中では、G様が来られる前にしていた色々な準備や、来られてからは嵐のようだったこの二日間のスケジュール、その間の数々の自分の失敗などが、走馬灯のように駆け抜けてはリピートしました。
バスが動き出した時、後部座席のカーテンが動いたので、はっと思ったら、ほんの一瞬、G様の手が私に向かって振られるのが見えました!
私も急いで振り返したのですが、その瞬間バスが方向を変えたので、(後で聞いたのですが)G様には見えなかったそうです。
こうして、G様はまた長時間をかけて、東京に帰っていかれました。
私は直後、ものすごく寂しくなってしまったのですが、やっぱり、人が傍に居て下さるのはいいことなんだなあ、と再認識しました。
一人で出来ることもあるけど、人と一緒だと、その意味が何倍にも深くなると思いました。
G様、いい思い出を有難うございましたv
そんでまた、もしこんな私に懲りずにいて下さるようでしたら、是非遊びに来て下さい。今度はお友達とご一緒でもよろしいですよ。
私も、きちんとこれからお仕事を見つけて、今度こそちゃんと下調べをする余裕を持ってお迎えしますから!
明日は、失業認定日なので、またハローワークへ行ってきます!
ぼちぼち焦らずに、やっていこうっと。
ではおやすみなさい~。
08.07.21 二度目日記・1週間遅れの観光レポ・ニ日目、アクアス編。
昨日に引き続きまして、先々週末の7月12~13日、G様と一緒に観光レポート・その二日目ですv
さて、13日朝5:50、いつものように私とチーは起床。
物音にG様も一旦目を覚まされたのですが、まだ眠っていて頂いて、私は歯磨きと洗顔をして、6:30にチーを実家へ連れて行こうとしました。
と、家を出た瞬間に大粒の雨が降り出してきたので、慌てて家に戻り二階に駆け上がりました。
実は昨日は予想以上の暑さでしたが、あいにくG様は替えのジーンズを持っていらしてなくて、急遽、夜に汗に湿ったジーンズを洗濯してベランダに干していたのです。
湿気が多いので乾かないだろうとは思っていましたが、案の定乾かずにいたので、私はそれを浴室内に干して「乾燥」をかけておくことにしました。
それからチーを実家に連れて行き、実家で新聞と折り込み広告を見せてもらってから7:00に家に戻り、G様も起きて、本格的に朝の準備にかかりました。
その頃にはもう雨はやんでいて、また昨日と同じ蒸し暑い一日となりそうでした。
ジーンズは、ほんの30~40分かけただけの「乾燥」でも少しは役立ったと見え、だいぶ乾いていたようなので、G様はアイロンを当てて強制的に乾かしました。我が家にはアイロン台が無かったので(G様ごめんね)座布団にバスタオルを敷いて、そこで当てて頂きました。
そんなこんなでジーンズも乾き、朝から蒸し暑い上にアイロン掛けをされたG様は、「うわあ、すごく暑かった!」と言われながら、うちのか細いエアコンを涼しいと喜ばれつつ、二人で朝食を頂きました。
朝食は、夕べの残りの水餃子と、きのこと野菜の炒め物に、私が前々日くらいに作ったナスと他の野菜の味噌炒めの残りと、速攻で作ったキノコの澄まし汁、それにごはんと飲むヨーグルトという、結構朝にしては盛りだくさんなメニューでした。
結局9:30くらいに出発し、アクアスを目指しました。
道は、我が家から単純に一本の国道を辿るだけの単純なもので、日曜日なのに車も少なく渋滞も無く、よもや迷う訳ないだろうと私は思っていました。
が、私の方向音痴は、そんな単純な道をも複雑にしてしまいそうになるリーサルウエポンな代物でした…!
途中、高速だの市街地に向かう岐路だのに、丁寧に余すところ無くうっかり乗ってしまいそうになる私。それを横で必死に止めるG様。
アクアスまで残り30分の道のりの中、ただただそれだけを繰り返している二人なのでした。
命からがら、無事何とかアクアスにたどり着き、ようやくホッとして中に入りました。
チケットを自販機で購入し、順路に従って見て行きました。
順路は意外に広々として、観客は多めだったのですがゆっくり見ることが出来ました。
最初にマイワシの群れ。思わず美味しそう、と言ってしまいました。生きて泳ぐ姿は、透き通っていてとても綺麗でした。
G様が写メに収めておられたので、私も負けじとデジカメで撮ったのですが、フラッシュ厳禁の館内で撮ると、デジカメだからなのか、どうしても暗く撮れてしまって思うような画像になりませんでした。
G様の写メだと、水槽内が暗くても綺麗に写っていました。すごいな、写メ。
G様はアングルをしっかり決めて、ここだ!と思われる写真をばんばん撮っていらっしゃいました。うまいなーv
アクアスの水くらげさんたち。
ぽよぽよして、かーわいい~v
どんどん進んで、私の大好きな水くらげのコーナーに来ました。水くらげの水槽は、上から光が入っているので、私のデジカメでも綺麗に撮ることが出来ましたv
進んでいくと、まず先に大きな水槽があって、そこには沢山の鮫や海がめや比較的大きな魚達が泳いでいました。その先を進むと、前の水槽がトンネル状になっているところがあって、その側面と上部(床と床近くの側面は水槽ではありませんでした)を沢山の魚達が泳いで通り過ぎていきました。コバンザメとかがめっちゃ可愛かったですv
そこを過ぎたら、どんどんまた個別に水槽が並んでいて、中に色々な国の魚達がいるのを見ていきました。
そしてとうとう、やっとお目当ての「シロイルカ」の水槽にたどり着きましたv
それは水槽と呼べる代物ではなく、巨大なプールに、予想よりはるかに巨大な生物が泳いでいる空間でした。
「…でかっ!!」
それが、島根のおじさまで有名なシロイルカの実物を目の前にした、G様と私の第一声でした。
そこに泳いでいたのは、まだ訓練中でデビュー前のシロイルカ二頭で、表示にはまだ成長しきっていない、とあるのですが、十分でかいわ、と思いました。
大人に成長したら、もっと大きな水槽を果たして用意してもらえるのだろうか…、と要らぬ心配をしてしまいました。
傍で、私達に少し遅れて水槽を覗いた2~3才くらいの男の子が、
「でか!でか!でか!でか!でか!でか!…」
と叫びながら、あどけない足取りで駆け出していったのが、危うくて印象的でした。
次のコーナーには、CGのシロイルカと遊べるタッチパネルがあって、しばらくそれでクイズなどして遊びました。
その向こうをずっと行くと、やっとそこに「幸せのバブルリング」を見られるショー用の観覧席がありました。
私達が中に入ったときにはすでにもうショーの途中で、お客さんもぎゅう詰めで、一番後ろにいる私達には写真を撮ることもままなりませんでした。
ショーが終わって観覧席のお客さんがほとんど出て行かれたので、勇んで水槽の前で休憩中で自由に遊んでいるシロイルカさんたちを激写しました。

背中を水槽の側面にぺっとり擦り付けて泳ぐのが好きらしい…
でも、次のショーが始まるまでがまだ長いので、始まる時間を聞いた後一旦出て、となりの、屋外プールでやっているアシカとアザラシショーを先に見学しました。
しかし、シロイルカの観覧席は、おそらく館内で一番冷房が効いているのでは、と思えるような室温だったため、屋外のアシカとアザラシショーを見ているとだんだん暑くなってきて、特にG様には堪えたらしく、多少時間は早かったのですが、またシロイルカショーの観覧席に入り直しました。
しばらく観覧席で待ってから、いよいよショーの始まりです。
芸をするのは、三頭のシロイルカさんたちです。真ん中の一頭が、あの「島根のおじさま」ケンタくんです。

芸達者なシロイルカさんたち

お姉さんと打ち合わせ。表情がカワイイ!

幸せのバブルリング~。三つ見えますか?
「ウー」の形の口がめっちゃ可愛いのです!
シロイルカさんたちはもう愛嬌タップリで賢くて、お姉さんの指示はおろか、観客の子供さんの指示までちゃんと聞いて首は振るし、手は振るし、おでこは柔らかくてぷるぷるだし!
もー、いかにでかくとも、とにかく可愛いのです!もう和みまくりで幸せでしたー!また是非会いたいー!
大いに満足した私達はニコニコと階下に降り、お土産コーナーでシロイルカのTシャツをGET!
調度お昼になったので、レストランを探しに意気揚々と外へ出たのでした。
まさか、そこからまた、あの方向音痴地獄に舞い戻ろうとは思いもせずに…。
(二日目レポ・津和野編へ続く)
08.07.21 面接の結果、出ました。
土曜日に面接して頂いたところから、今日のお昼にお電話でご返事を頂きました。
不採用でした~。
非常に残念ではあるのですが、本当に暖かい対応をして頂けたし、ご返事もたった二日で下さいました。それも不採用なら、通常やはり伝える方も気まずいと思うので封書などで下さったりする場合もありますが、今回の会社さんは、ちゃんとお電話で伝えて下さいました。ものすごく誠意を持って最後まで対応して頂けたので、有難いことだと思いましたv
うーん、次の当てが無いので正直困ってはいるのですが、まあ、しばらくまたじっくり探すしかありません。
どうやったら、面接に受かるようになれるのかなあ…?
自分に足りないものが何なのか、ハローワークさんに先方さんが私を断った具体的な理由を聞いて、根本的に考えた方がいいのかしら?
修正不可能な理由だったら、どうしたものか…。
まあでも、今は自分が出来ることを順にやっておこうと思います。
ほんでは夜、また日記書き足します!
08.07.20 本日二度目日記。
LINKに、カカイル小説サイト「無限の馬鹿」さまをお迎えしましたっv
ここでご紹介するまでも無く、もうご存知の方も多くおられるとは思いますが、いつもとても素直で優しくて、でも突っ込みの切れ味は秀逸な作品を、数多く展示しておられるサイトさんです。
管理人の冬之介さまご自身も、今までやりとりさせて頂いたメールや拍手の数々から、作品に似通ったお人柄なのではないかな?と勝手に推測させて頂いていますv
適度な甘さがじんわりと広がる、とても心地よいサイトさんです。サイトの構成もすごく訪問者に対して親切な作りで、とても尊敬しているサイトさんなのです。リンクを貼らせて頂いて、本当に嬉しくなってしまうのです~v
冬之介さま、ぼけまくっている私ですが、どうかこれからもよろしくお願い申し上げます!
08.07.20 1週間遅れの観光レポ・一日目。
レポートが遅くなりましたが、先々週末の7月12~13日、その前の晩から15時間の夜行バスに乗って、G様が我が家へ、はるばる遊びに来て下さいましたv
一言で言わせて頂くと、最初っから最後の手前まで、時間の感覚が実にめちゃみそな観光でした。大部分の原因は、私とときの方向音痴によるものなのですが(G様、ほんとすんません!)、正に怒涛のような2日間でした。
まず最初に、12日の朝、我が家から車で10分ほどの場所にある停留所にバスが着く予定の時間を待ちながら、私は部屋の掃除をしていました。
G様からは、2つ前の停留所に着いたらメールします、との連絡を頂いていたので、パソコンを着けっ放しにしてそのメールを待っておりました。
しばらくして着信の表示が出たのでメールを開いてみると、そこには、約束の2つ前の停留所に着く予定より40分も前に、すでに1駅前のバス停に着いたという内容が!
えええ!と驚いて到着時間を逆算し、あれでも多少の調整時間とかあるのかも、と思って急いで返信して、実際の到着時間がわかったら返信もしくは電話を下さい、と連絡しました。
で、メール着信に注意を向けつつ、窓の外を見たりしていたのですが(バスはうちの前の道路を走るのです)、掃除をする手も止められず、先に出てバス停で待っていようか、とも考えたのですが、もしメールが届いたら、と思えばそれも出来ず、悶々と掃除をしている内に、電話が鳴りました。
「今、バス停に着きましたー」
はいいいぃぃっ?!
私は「す、済みませんが10分待っていてもらえますか?」と叫んで、迎えに飛び出しました。
G様は、蒸し暑い日差しの中、にこやかに待っていて下さいました。
ともかくも我が家へお連れして、お土産を山ほど頂きました。中には手作りのクッキーもあって、旅行の準備や数多くのお土産の用意だけでも大変なのに、このようなものまで、と思い感動しました。後に頂いたそれは、すんごく美味しかったです!
何を置いてもまずはシャワー、ということで、バスの中での暑苦しい夜の余韻を流して頂いたのですが、私が朝っぱらに余裕こいていたために、石鹸の新しいのを出しておくのを忘れていて、紙のように薄っぺらい石鹸で体を洗って頂くはめとなり、しかも(これは事前にわかってはいたのですが)シャンプーを切らしていて、試供品で洗って頂くことに。もう、穴があったら入りたい心境でした。私は温泉おかみには死んでもなれないわ、と妙な反省を致しました。
そんな状況が短い時間の間でちょこちょこと続く中、G様は、私のそういう面に慣れたのか何となく以前から想像されていたのか、穏やかに受け止めて下さいました。…ほんと、なんて大人な方なんだ…、と思いました。うう、すんません。
とりあえずバスの中で軽いおにぎりなどを食べてこられたG様に、バナナを食べて頂き(質素!)、第一日目の観光へと出発しました。
一日目は、萩の幕末の志士たちゆかりの地に行き、余裕があれば帰りに津和野にも寄ろうということで決定しました。
出発時刻がほぼ11時だったので、二箇所を回るのはかなり厳しい状態でしたが、まあやれるようにやろう、ということで出発しました。
萩市内に入るまでは順調に行けたのですが、市内に入ってから私の方向音痴が炸裂しまして、早くも同じところをぐーるぐると回る羽目となりました。観光マップ本を持っていたにもかかわらず役立てることが出来ず、30分を無駄にし、結局G様のナビの元、とりあえず萩博物館にたどり着き、館内のレストランで1時間遅れの昼食を頂きました。メニューは二人とも三種のお魚丼定食でした。野菜が少なかったけど(香の物と酢の物がついていました)、なかなか美味しかったです。
外の庭には、夏みかんの木が植わっていました。この界隈には、民家にもたくさん植えてありました。
そのレストランで詳しい観光マップをもらい、それをあてに、徒歩でほんの近くにある「菊屋横丁」の散策をしました。
「菊屋横丁」は、菊屋さんという商家さんのある横丁なのですが、そこはまた幕末の志士たちの幾人かの生誕地でもあるところです。
まず菊屋さん宅を見て、その時代の調度や民具、美術品などに感心しながらゆっくりと見回りました。千両箱が意外に重かったことにびっくりしました。60kgって、それ成人男性一人分の重さでしょ!泥棒さんでも一つしか抱えられないよー!
…などなど、じっくり堪能して、外に出ました。
それから、志士達の旧宅を巡ってみました。

萩・菊屋横丁の高杉晋作さん誕生地
高杉さんの他にも、桂小五郎さん(後の木戸孝允/私はG様に、ずっと「きどたかみつ」と言っていたような気がする…ごめんなさい「たかよし」です!)の住んでおられた邸宅もありました。
高杉さん宅は拝観料を払わないと入れないので、門だけ写真を撮ってスルーしました。そこからちょっと行ったところに「晋作広場」なる駐輪場がありました。感じの良い原っぱみたいな一画でしたが、よもや高杉さんは自分の死後、駐輪場に名前をつけられるとは思わなかったでしょうね。「動けば雷電の如く、発すれば風雨のごとし」と謳われたお人でしたが、妙なマッチングでした。
桂さんの邸宅は、敷地が思ったよりも広くて部屋数も沢山あって、すごい贅沢では、と思いました。当時の建物ってみんな屋根が低いので、一瞬ちっちゃい印象を受けるのですが、きっと住んでみたら、広っ!と思うはず。下水溝もちゃんとしていて、なかなかの住み心地では、と思いました。
横丁をくるりと回って、途中G様は夏みかんのソフトクリームを買われたのですが、店の外に出たら表の蒸し暑さにすごい勢いで溶けていくアイス!慌てて食べておられた姿がなかなか楽しかったです(笑/いやもう必死で)。味は見た目よりずっとアッサリしていて、あまり甘くないとのことでした。
博物館の駐車場に戻り、今度は松蔭神社を目指しました。
本当は、萩城跡である指月公園にも行きたかったのですが、もうすでにこの時点で夕方に差し掛かっていたので、今行くと寂しげに見えるかもと思い、今回はパスしました。
そしてまたしても大回りをして散々迷いつつ、正確なG様のナビの元、どうにか無事に松蔭神社にたどり着きました。
到着時刻は、すでに16:30前でありました…。
無理、もう今日、津和野は無理…。

吉田松陰さんの祭られている松蔭神社
松蔭神社の敷地内には、吉田松陰さんが桂さんや高杉さんに教えていた「松下村塾」や、蟄居させられていた住居などが移築されて並んでいます。
が、中でも何ともいえない雰囲気を醸し出しているのが、松蔭さんの生い立ちを立体表現した、「蝋人形館」…。
とてもリアルな蝋人形達が、各年代ごとに並んでいるのが、キモ面白いというかなんというか。
でもちゃんと歴史の説明がされていて、松陰さんの一生がかいつまんで解るので、なかなか良いですよ。
夏場ゆえ、暑い館内を考慮して、扇風機が角々に設置されているのですが、それが蝋人形の髭などをあらぬ方向へと拭き流していたりして、佐久間象山さん(だったかな?)がいかめしい顔なのに髭だけがオモロイおっさんに!ってなことになっていたりもしました。うん、楽しかったv

桂小五郎さんや高杉晋作さんの学んだ松下村塾
蝋人形館を出て、移築された当時の建物を見て回りました。
松下村塾は、物置小屋を改造して作られたものだそうで、意外に小さい建物でした。でもそのたたずまいは、程よく心落ち着くものでした。
そんな建物の中で、当時は過激な思想と言われていた講義が(全部とは言いませんが)行われていたとは、なんとも不思議に思えました。でも、小さなものに、むしろ真実が山ほど宿っているってことなんでしょうね。
一通り回って、神社で松陰さんの教え付き(笑)のおみくじを引きました。G様は吉、私は大吉でした。私は、もう今年はおみくじを引かんとこ、と思いました。
神社を出たのが17:00くらい、「これから行っても津和野の店はあらかた閉まっていますよ」ということで、速やかに家路につくことにしました。G様の疲れもピークであろうし、明日は出来たらもっと早めに出発しようと思ったので、今夜はとにかく休まなければ、と思いました。
帰り道は、ほぼスムーズに帰ることが出来ました。
家に着いたのは18:30過ぎでした。
結構へとへとになって帰ってきた二人でしたが、ここから夕食の「手作り水餃子」作りが、幕を開けるのでした。
夜行バスで、私の比ではないくらい疲れているはずのG様が、申し訳ないことに料理下手な私に代わってメインとなり、餃子の皮をこねるこねるこねる!
私はその横で、G様の指示と料理本に従いながら、中身の具をこねるこねるこねる!
その上G様は、野菜ときのこの炒め物も、手早く作って下さいました。
30分寝かせた皮をG様が一枚一枚丸く伸ばしていったものに、私が次々に具を詰めて閉じていき、40個の餃子の元を作り終え、G様がそれを順に茹でていきました。
茹で上がった餃子を掬う穴杓子が我が家には無く、うちの調理器具を見渡したG様は、スパゲティの掬うやつを代わりに使用して、上手に餃子を掬い上げていきました。
全ての料理が出来上がったのが20:40。20分で夕食を美味しく平らげました。いやほんと、すんごい美味かったです!水餃子!手作りの皮のもちもち感が、本当にたまりませんでしたv
夕食の後始末を二人でして(本当にお疲れなのにG様、済みませんでした!)、21:20に、実家へ愛猫チーを迎えに行きました。
チーは全く人見知りをした試しの無い猫なのですが、案の定いきなりG様に擦り寄って行きました。そして若干怠惰な猫なので、せっかく頂いたお土産のボールのおもちゃに興味をほとんど示さなかったのでした。…チーよ~~~い(泣)。トホホホ。
G様用にすのこベッドを敷き、敷布団にカバーをつけるのを手伝って頂いた後、G様はお風呂に向かわれました。
私はその間に、最低限のサイトの更新をしました。
30分後、G様がお風呂から上がってこられたので、私はオススメのサイトさんを少しだけ見て頂きました。
その後お疲れのG様は、寝る準備に入られて、チーもいつもの椅子の上で寝待ちを始めたので、私はサイトの更新の続きを仕上げてからお風呂に入りました。
そうして、床に着いたのは01:30。チーが起きてきて私の脇のところに陣取って、一緒に眠りました。
翌日二日目の目的地は、アクアスと津和野。
アクアスは行ったことが無かったのですが、姉から一本道だと聞いているし、津和野は行きなれたところなので、もはや迷うことはあるまいと、自信を持って眠りにつきました。
翌日、それが大きな間違いであったことに気付いたのは、出発後1時間もしてからのことでした…。
(二日目レポへ続く)
08.07.19 今日の面接は、とても気持ちの良いものでした。
今回の面接先の社長さん(面接官さん)は、とてもちゃんとこちらの話を聞いてくださる方で、温かみのある対応で、気持ちよくその時間を過ごさせて頂きました。
前回の面接を踏まえて行った分、とてもほっとしました。よかった、こういう気持ちのよい面接もあるんだな、と思えて嬉しかったです。
一応販売員の募集に申し込んで面接して頂いたのですが、他にもお菓子制作の仕上げの過程を行う部門の人員も募集されていたので、接客業の経験のない私としてはそちらの方がまだ向いているかな、と思って、社長さんがそれをぽつりと言い出された時に、思い切ってそちらも希望する旨を申し込んでみました。社長さんは快く受けて下さいました。
結果が採用であれ不採用であれ、面接の場にいる私に、しっかりと今後のお給料のことや休日のことなど、具体的なことまで説明して下さって、とても誠意のあるお店だなあ、と思えました。
たとえ不採用になったとしても、こんな面接を受けられて幸せだなと思いました。
なんか本当に安心しました。
面接、恐れずに受けてみるものですねー。いいこともあるv エヘヘ、我ながら現金ですねー。
明日は町内の掃除で、午前中バタバタします。
午後から壁紙の続きを描こうと思っているのですが、ここにきて背景を描き直すつもりでいます。
ううー、マイペース過ぎて済みません!でもこのままだと絵にならないのです。
というわけで、いろいろジタバタです。バトンが2つも溜まっているので、頑張らねばー!
08.07.18 明日は面接に行ってきます。
今回は、ケーキ屋さんの販売員の募集に挑戦です。
販売員とかやるのは、高校卒業手前のバイトで、画材屋さんでやったとき以来です。つまり、ほとんどしたことありません。
店内には喫茶スペースもあるので、接客もしっかりしないといけません。
そういう、パソコンとも縁のない経験のない職種ですが、もうこの田舎では、私が選べる求人は他には皆無です。
明日は、私より若い希望者の方とご一緒に面接させて頂くらしいです。
うん、まあ、期待はしてません…。
生活費が、国民健康保険などの支払い(あるのを忘れてた!三月分くらいまとめて払うのです)がある月は、失業手当だけではとても足らないので、急いで面接を申し込んでみたのですが、ネットの求人情報でも、地方でも出来る在宅ワークとか無いのか、探してみなければと思っています。
正直、国民年金と国民健康保険の支払いは、かなり大きな負担です。ここまで通常の生活費と比較して大きな額でなければなー、と思います。かといって、一時期でも払うのを待ってもらうのもイヤだし。
自分の持つ技術・技量が、ほとんど今必要な生活費としての収入に繋がらないのは、失業中の現状ではやはり堪えますね。
サイトとかしていなかったら、自分が要らない者のように感じたかもしれません。サイトやっていて良かったですv
まあ、ゆるゆると頑張ってみます。
さて、履歴書を書かないと!この間の用紙の余りが二枚しかないので、緊張します!
間違えたらあかん~。
08.07.17 今日も、壁紙の背景を作っていました。
背景が果てしなく終わりません。というか、どう塗っていいか決まらないまま、どんどん塗っています。本番で試し塗りもいいところです。…時間食ってます。
「無限の馬鹿」の冬之介さまから、バトンを頂きました。
「やってくれるかな?」という可愛い疑問系で頂きましたので、是が日にでもやらせて頂こうという意志に火が着きました。(あまのじゃく!)オホホホv
ではでは↓
【絶対やってくれるだろうバトン】
●あなたの性格を一言!
課題を与えられた時に、当初の自分の実力を考えて、その場では(出来ないものは)「出来ない」と一応返事はするものの、その瞬間から、何とか出来るようになる道筋を脳内で探しまくり、何ヵ月後でも何年後でも、最終的には出来る様になろうとするタイプ。ある意味アホみたいにしつこいです。
でも興味の無いことには、まるっきり手をつけません。仮につけたとしても、見事なくらい頭に入らないのです。←どうなの、人として。
●薄い顔? 濃い顔?
一重で三白眼っぽいのですが、作り自体は多少濃い、でもどこにでもいると言われる、どっちつかずの顔です。一体どうしろと。
●背はいくつ?
156センチ。見た目はそれよりも5センチくらい低く見られます。存在感に比例するものなのでしょうか。(聞いてどうする)
●自分の体で嫌いなとこは?
板のような体つきで、存在感がペラいところ。
左足だけ外反母趾なところ。でも両方よりはいいのかしら…そうかも。
●あだ名は?
本名から、「まんちゃん」。
甥っ子・姪っ子にも、彼らが乳児の頃からそう呼ばれていて、「叔母」という生き物だと認識されるまでに結構年月がかかりました。(まんちゃんは「まんちゃん」というものだと思っていた、と言われました)…呼び名ではなく、100%中身のせいかもしれません。
●異性の好きな髪型は?
似合ってれば、別に何でもいいんじゃないでしょうか。伸ばそうが、天然だろうが、はげようが、被ろうが。
ちなみにカカシさんは、アレ以上ないくらい似合っていると思います!イルカさんは、髪を下ろした時に、グッときます!イルカ恋次郎ってなくらいv(セクスィー中忍!)
●恋愛と結婚は別ですか?
カカシさんとイルカさんに関しては、完全にセットであって欲しいと思います。
自分自身は…考えてみるような境遇になれそうもありません。
●バトンを回してきたあの人…
ピュアな作品を書かれる方だなあ、と常々思い、尊敬しております。そしてメールなどで感じるのは、とても優しい方だということです。
作品を拝見する限り、突っ込む脳の回転は的確でとても素早い方だと思うのですが、ご本人の雰囲気は、なんかほわっとされてそうな気がします。
いつか、実際にお会い出来たらな~、と思っております。
●バトンタッチ☆(各項目3名以上)
・絶対やってくれるだろう:パス
・時間があればやってくれるだろう:みうりん様(今、原稿中でしょうからねぇ…)
・やってくれるかもしれない:パス
・やってくれるかな?:朝希さま
・やって欲しいな!:光帆さま
なんか全部、しかも各3名様、というのは無理っぽそうなんで、上記の御三方、もし良かったらお願い致します。
それでは冬之介さまv 答えるのとっても楽しかったです!有難うございました!
しかし自分自身のことの答えは、わかってはいたけど弱弱しいわ~。何か済みません。
夕べには、イラストのバトンを、ばいおば様から頂きました。ちょっとお答えが遅くなるとは思いますが、ご指定のテーマが以前からすごく描きたかった題材なので、頑張りますよ~ばいおば様v有難うです~。
では、まずは壁紙の続き、頑張ります~。
08.07.16 一日、壁紙の背景を作っていました。
背景がまだ半分も出来てないので、展示にはしばらくかかりそうなんですが、思うところあって壁紙を制作しています。(色々なものに、せこく使いまわす予定でいます)
拙サイトも2004年の暮れから始めて3年半を過ぎました(あら?意外に短いわ)。
その間のろまではありますが絵を描き続けて、ここ最近、ようやっと自分の絵の方向性というものを考えてみるようになりました。
昨日から描いている壁紙も、それを考えながら描いています。まあ別に、いつもと代わり映えはしないのですが。
就職口が見つからずせっぱつまっている現状ですが、絵のことは、自分の中ではどうも全然別の次元のことらしいです。余裕やねー、と我ながらビックリします。いや、余裕無い筈なんですけど。怖いぞ、自分!
怖いといえば、先日「HEYHEYHEY」で、ものすごい怖い心霊映像を見ました。一人暮らしには限界の、しゃれにならない怖さ!
夜に愛猫チーが居てくれる事で、どんだけ助かっているか知れません。
…横でぐーすか寝待ちしてますけどね。
暑くても、私がベッドに入ったら、必ず私の右脇の下で腕を抱きこんで眠るチー。
暑くてもいいのかな?不思議な仔。かわいいなあ、もうv
明け方には、涼しい床の上に移動して寝ていますけどね。
幸せな生活を、チーからもらっています。
08.07.15 今日は職安行ったり、買出ししたり。
とりあえず、やれることをやれるだけやっていました。(当たり前か)
恐怖を感じたのが、受信メルマガの多さ!土日月のチェックをさぼっていたので、170通くらい未開封が溜まっていました。
私はネットでの買い物に役立てるためポイントを稼ぐ登録をしているので、1日平均20通くらいのメルマガが届くのですが、それが先週の土曜日には、前日までにプレゼント企画に応募したこともあって、一気に60通くらい届いてしまったのです。通常やはり土日には多めに届くものなのですが、今回は特に多かった…!
御蔭様で、今日の午前中はその処理でほぼ終わりました。まめに毎日やっていれば、なんてこたない量なんですけどね。溜め込みは何事もよくないなー、とつくづく思いました。
土日に、うちに遊びに来られたG様が、なんと、ペンタブレットを私に授けて下さいましたv
こ、これでモノクロの絵を描く練習をするのだ…!という、私的には壮大な目標を掲げて、ウッキウキ勉強をしようと思っております。G様、本当に有難うです~~vv
G様が来られた顛末は、また後日ここにレポ書きます。
う~ん、1日が48時間欲しいと真剣に思った2日間でしたよ。というか、方向音痴がとんでもなくはなはだしかった私、というべきか。G様がナビして下さらなかったら、今頃私はどこにいるのだ?という感じでした。タイムロス多し。
自分の状況判断の甘さにめまいがしました。
反省点いろいろ。でも全体的には、ほんと楽しかったです!英気を養えましたv
さて、ほんではまた、いろいろ頑張ろうと思います。
08.07.14 今日は完全休業していました。
とりあえず、しっかり体力回復しました。またこれからいろんな町内のことや就職活動などをする日々に追われそうです。
日曜日に、某CMの「島根のおじさま」に会いに行ってきました。
シロイルカと書いてある水槽を見つけて、わ~いvと寄っていって見たら、で、でかい…っ!ゆうに予想の大きさの2倍はありました。しかもまだ大きくなるらしい…。
でもものすごく可愛いつぶらな瞳で、泳いでいる様子も、ものすごく愛くるしかったです!
バブルリングを出す口が、めちゃくちゃ可愛くて、頭良くて皆仲良しで、一生懸命芸を練習したんだろうなあ、と思えて、見ていて幸せでしたーv
他の海洋生物たちも、みんな綺麗で可愛くて、見ているだけで本当に心安らぎます。
館内の雰囲気も全体に柔らかで、心地よい観光でした。
また行きたいな。
とりあえず、明日からまたじたばたと頑張ります。う~ん、体力欲しい…。
08.07.13 お客様は、楽しい思い出を残して帰られました。
2日間という時間は短いものだな、と思いました。弾丸のようにいろいろなことが過ぎていきました。
ネットで3年半のお付き合いがありながら、お顔どころか声すらも知らない方と一緒に過ごさせて頂いたのですが、お互いの印象は会う前と変わらず、とても心安く感じました。
有難い出会いでした。楽しかった!
今夜はもう、泥のように眠いです。ではおやすみなさい…。
08.07.12 お客様は、無事に到着されました。
というか、順調すぎて予定到着時間の約40分前にバスが駅についてしまい、お迎えが間に合いませんでした。
手前の駅でメールでご連絡下さっていたのですが、私がお迎えに出る時間を迷っているうちに、駅にバスがついてしまって、そこからのお客様の電話連絡でやっと迎えに走ったという…。
そんで観光を始めても、私の下調べの足りなさから道をくるくる回ってしまい、タイムロスしたという…。
そんな状態で始まった観光案内ですが、色々話せたり見たりして、とても楽しかったです!
でも、その詳細はまた後日。今日はもうお風呂入って、明日に備えて寝ます。眠い限界です~。
08.07.11 火を通したナスは、今のところ大丈夫みたいです。
出ませんね、脂肪瘤。今のところ。ああ、良かった。
一つ食べられるものが増えると、料理のレパートリーが広がるので助かります。
でも煮た奴や皮を剥いて焼いた奴は苦手かもしれません。柔らかすぎるから。
私はナスの、噛むとキュッとする歯ごたえを、こよなく愛しているのですv
明日はいよいよ、お客様が我が家に来られます。
バスで15j時間も揺られて来られるのです。うう、しんどい。
今日の夕方出発して、明日の朝こちらに着きます。ほんで二日間、私の車で観光三昧です。
おしりが心配ですよー。私なら、そこまでの座りっぱなしは耐えられないかも。夜寝るベッドはスノコベッドだし、お尻が休まる間があるのだろうかと。
でも、今日届いたお客さま用布団は、ふかふかで寝心地良さそうです。
ちなみに防ダニ防汚抗菌布団で、掛敷組で、枕と敷パッドも付いていてカバーもおまけで、お値段がポイント使ったりレビューで値引きもあったりして、全部で1万円を切っています。
すごいお得感ですが、ともあれぐっすり休んで頂ければ言うこと無いですね。
明日、晴れるといいなあ。爽やかだと尚いいけど、それは贅沢でしょうかね。
08.07.10 何年ぶりかでナスを食べました。
私は、生のナスを食べると、なぜか脂肪瘤が出来る体質です。
先日ご近所さんから、畑で育てたナスを頂きました。実は私はナスの漬物が大好きなのですが、前述の通り生ナスは食べられません。
でも、生で無ければなんとか大丈夫かな?と思って、今晩の夕飯で、ナスを多めのごま油で炒めて、そこにピーマンとトマトとニンジンを加えて炒め、砂糖と味噌と醤油で味付けしたものを作ってみました。
う、う、う、美味い!
くそー、やっぱり美味いぜ、ナス!
さて、ナスの誘惑に負けて食べてしまいましたが、この結果がどう出るのか、ちょっとドキドキです。
8月末に向けての話になりますが、カカイル小説本のイラストをご依頼頂きました。
(夜光 花さまの御本ではありません)
これから細かい打ち合わせに入るのですが、とても楽しみです!
メールやお礼のお手紙など、色々滞っていて済みません。週明けからは何とか。
昨日は爽やかな気候だったのですが、今日は蒸し暑さが舞い戻ってしまいました。
週末は、少しでも爽やかだといいなあ。
08.07.09 一日中、窓拭きに明け暮れました。
一人暮らしを始めてからというもの、とりあえず、洗い物は溜めないようにしています。キッチンしかり洗濯しかり。
汚れた所は、なるべくすぐに掃除するようにもしています。時間が経てば経つほど、汚れを取る手間が増すからです。机の上などよく散らかす私ですが、一定の散らかり具合になったらそこそこ片付けるようにしています。
一人なので、自分がいつどうやってどう汚したのかわかるので、汚れた箇所も発見しやすく汚れも的確に取りやすくて楽です。
ただ問題は、自分が汚したとかじゃない汚れは放っておきがち、という面があるんですよね、私の場合。
例えば、窓の汚れ。ふと見れば、雨風にさらされた汚れの他にも、野鳥がウンコあびせてたり。
というわけで、今日はお昼ごはんも忘れて、窓拭きに専念しておりました。
窓拭きは、窓を開けてやるものなんですが、そうしていたら、昼間は隣の実家にいる愛猫チーが私を発見して、一日中(休み休みではありますが)呼びかけられまくっておりました。
チーには今、私の家ではまっている遊びがあるのです。多分それをやりたくて「オイこりゃ、そっちの家に連れてけ~」と訴えかけているわけです。
その遊び、すなわち「逆もぐらたたき」。
縦に大き目のダンボールのふたを開けて横倒しした状態での天井部分に、チーの前足一本が通るほどの穴が三つ開いていまして、まずチーは箱の中に入ります。で、天井部分の穴の上に、釣竿についたネズミのおもちゃを投げて置くと、中からチーの前足が、ネズミめがけてシュタッと繰り出され、ネズミが前足にはじかれて、ぴょーんと空中に飛ぶ、という遊びなのです。
その必死さが、見ていてたまらんおかしいのです。時々穴を間違えて、ネズミのいない穴からニョッと出るむなしい前足とか…(腹痛え/笑)。
餌を食べたいのに、その遊びが気になってやりたくてしょうがなくて、餌を食べられないくらい好きらしいのです。
で、今やり疲れて、チーは早々と寝ております。幸せですなー。
私も今日は疲れて、結構眠いので、ごめんなさい、おやすみなさい。
と、その前に。
光帆さま、うたた猫さまから
「感想は頂けると思っていなかったので本当に嬉しかったです。光帆さまには過分なお言葉を頂きまして、本当に有難うございました」
とのお礼のお言葉を、ここにお伝えさせて頂きますねーv。
私からも、ご感想、本当に有難うございました!すごく嬉しかったです!ではまたv
08.07.08 面接の結果が、今日郵送されて来ました。
郵送ですから、まあお分かりかとは思いますが、案の定「不採用」でした。
あーでもホッとしたー。
しかし、なんでこんなに時間がかかったんでしょうね?わからん~。11日間待ちましたよ。
でもまあ、次の就職候補を早く見つけないといかんです。給付金をもらえる期間が短い上に、物価が恐ろしい勢いで上がっていくので、今日買えた物が明日は買えなくなる、という事態になりそうですからね。やだやだ。
このサイトには、目立たないとは思いますが「オリジナル」部屋があります。
そこに、もし絵の御依頼主の許可が頂けたら、先日仕上げた「アロエベラ」のPR用の絵葉書のイラストを展示したいな、と思っております。
こういうお仕事が、別のお客様からもちょこちょこ頂けると良いんですけどね~。
今日はごみの収集日で、空のペットボトルなども出せる週だったので、一生懸命ラベルをはいでいたら、右人差し指の爪と肉の間にラベルがほんのちょっと食い込んでしまって血が少しにじみました。
でもそんな痛くないや、と思って作業を続け、終わった後で手を洗ったら、沁みる沁みる!さすが神経の集まった指先やねー、と思いました。
その後は、昨日の続きの、部屋の片づけをして、間で整理用の品物を買いに出たりしていました。
私はあまりおしゃれに興味が無いのですが、それでも着ないのにとってある服が山ほど、タンスから出てきました。大量のウェス(ぼろ布)が出来そうなので、フローリングのワックス掛けで困らなくて済みそうです。わーいv
08.07.07 カカシさんが羞恥プレイ。
照れ方がね、いかにも困ってて可愛いですね!
それにしても、長年の趣味とはいえ、まさかこんなことになろうとはね。個々でもアレだけど、数字の順番通りに並べると、言った後の表情が脂汗だらだらになってても仕方のない内容ですよね。根が常識人だからなー。お気の毒としか言いようがありません。んで、シカマルの顔がピヨピヨになっているのもうなづけます。
それにしても、閉めていた窓の外まで聞こえてて良いんでしょうか、暗号の解読…。鍵もかかってないし。外をヘコヘコ歩いている上忍に勝手に開けられちゃうし。
のどかやねー。
それにしても、自来也さんの記憶力ってすごいなあ、と思いました。京極夏彦さんが着ぐるみかぶってんじゃないでしょね?
シカマルは、フカサク様を人だと思ってますね。シホさんは、もしもカエルが苦手とかだったらどうなるんでしょう?驚いてめがね飛ばしたりしないかな?(素顔を見てみたいv)うーん、次号が楽しみです。
昨日の日記で言っていたお布団の通販は、日曜の夜だというのに、お店さんが私の問い合わせへの返事を送って下さいました!すごい親切なお店さんだー!申し訳ないやら嬉しいやら。お届け希望の日に間に合うとのことで、安心して注文させて頂きました。とりあえず一段落です。
今日は延々、部屋にあるいらないものを片付けて過ごしました。まだ終わりが見えません。夜はチーが来るので一旦片付けましたが、明日も続きをやっていると思います。
しっかし、今日も鬼のように蒸し暑かったです~。
学生の頃、大阪の学校の寮に入って、そこで容赦の無い濃厚な蒸し暑さを体験して、夏休みに帰省した時に、「暑いけど…アホみたいに爽やか!」と、都会と田舎の湿度の違いを思い知ったことがありました。
当時はまだ、温暖化のおの字も叫ばれて無い頃だったので、今よりもずっと涼しかったんだろうと思います。
今週末に都会から来られるお客様が、この田舎の蒸し暑さをどう受け取って下さるのか予測がつかないので、やっぱりタオルケットも用意した方がいいかなーと思っています。
08.07.06 布団が無い。
今週末にお客様が泊りがけで東京から遊びに来られます。嬉しいなっ!
一人暮らしを始めた頃から、隣の実家の母に「お客様が泊まりに来られたら、お布団とかは貸してあげるからね」と言われていました。
で、今朝それを頼みに行くと、母は「いいよ」と二つ返事で、お客様用布団を出してくれようとして押入れを開けました。そして一言、「あれ?無い…」と。
「はい?」と思って見せてもらったら、入っているはずの押入れには、掛け布団も敷布団もありませんでした。どうも母は、あるものだと思い込んでいたらしいのです。
うわあ、しまった。言葉だけで安心してて、今まで一度として実物を確かめてませんでした!
買うにしても、そもそも前からネット通販で目をつけていた防ダニ抗菌防汚組布団があったのですが、なんとなくその時必要な他の買い物に追われているうちに、それを注文するのを怠っていたのです。
急いでそのネット通販のお届け日数を見てみたら、3日間~1週間と、またこれが微妙な数字で。今日は休日で明日以降の注文の取り扱いとして、通常は注文を受けてから制作に入るそうなんですが、在庫があれば何とかなるかな、と思って、一応お届け日数の問い合わせのメールだけ出して様子を見ることにしました。
間に合わないようなら、地元の店で敷布団と、今の時期ですからタオルケットかガーゼケットをご用意しようかと。あと、枕!
ひとまず、今日は地元のお店を数店廻って、品物を確認しておくに留めました。
なんか他にも、こんなポカしてないといいんですけどねー。
とりあえず、何とかはなりそうです。日常のささいなエキサイト、刺激になって良し。
お店で見たタオルケットやガーゼケットは、夏らしく爽やかな柄でした。いいなあv
ともあれ、お客様をお迎えするのが、とても楽しみです。
08.07.05 お仕事の葉書2点、終了致しました。
アロエベラの葉書イラストは校正直しを終え、無事データを印刷担当の方に送り終えました。
これで、しばらくはサイトのことに専念出来そうです。
今、脳内はまず、みうりん様から頂いたバトンでもみくちゃになっていて、非常に自分的にはおもろいです。バトンはほぼ原型を解体状態で、組み立て方を必死で考えないと形になりません。
日常生活としては、職も決まらず預金も底をついてきて正直不安の真っ只中なんですが、絵はなんでか別物ですね。別の次元に価値観があって、不安なく描いております。うー、どう言ったらいいか判らないんですが、今のうちに描いて描いて可能性を拡げておこうとしか考えられないですね。
今日はテレビで「実写版・ゲゲゲの鬼太郎」をやっていたので、うちの鬼太郎カカイルの参考になるかな?と思って見ていました。結果、参考にはあまりならないかもしれないんですけど、「もっともっと自由に考えて良いんだー」というリミッターはずしの役割を、果たして頂けた様な気がします。
それにしても今の私の頭は、鬼太郎ヘアーにさも似たり。分け方は逆なんですけどね。
この間の面接の前に髪を切ったのですが、それまではカット代節約のためずっと切らないでいて、前髪をぱっつりと分けてピンで留めていたのです。
それがすっかり癖になってしまったようで、今もって、とめていなくてもぱっつり分かれてしまいます。
鬼太郎のように、「おばけは死なない、病気も何にもない」んだったら、無職もいいんですけどねー。
生きて、絵を描く。それもまた幸せですよね。
08.07.04 ハローワークへ行ってきました。
今日は本来、この間の面接のご返事を頂ける期限(求人票には7日後に返事とありました)だったのですが、次の求人も探しておかねば、と思ったので、留守電をセットしてハローワークへ行ってきました。
行ったついでに、ご返事がハローワークの方へはきていないか聞いてみました。本来でしたら、先に自宅に連絡が来るだろうとは思ったのですが、今まで来なかったので、聞いてみることにしました。
ハローワークさんは先方に、私の名を伏せて問い合わせて下さいました。
先方さんいわく、私の他にも面接を受けた方がおられて、今、選考をされているとのことで、ご返事を頂けない、とのことでした。そして、返事は本人に直接連絡します、とも。
…ということは、私は他の方が面接を受けた日の一週間後にしかご返事を頂けない、ということなんですかね?
それは確かに順当なんでしょうが、でも会社本位だなあ、と思ってしまいました。何だか腑に落ちないわー。生殺し。
その後食料を買い込んで家に帰っても、留守電には伝言も無く、夜まで待ってみたのですが、結局ご返事を頂けませんでした。
他のことでも、求人票に書かれていることと面接で説明されたことが違っている部分がありました。あまり誠実ではないな、と思わざるを得ないので、正直、選考に残されても嬉しくありません。
とっとと、不採用にしてくれ。
というのが本音です。
先方にも事情がおありでしょうが、こちらにも今後の日程とかあるんだい。
今の時点で断ったら先方さんも考える手間が省けるかな、とも思ったのですが、相手さんがどんな結論を出すのか見てみたい気もするので、ご返事を待つことにしました。
次の求人は、もうパソコンにはこだわるまい、と思いました。
しかし、本当に資格持ちの方は有利だなあ、と思わざるを得ない募集内容ばかりだなあ、とつくづく思います。
まあ、焦らず頑張ります!
明日はまた、町内会関連の作業があります。色々な作業が体験ツアーみたいで、結構面白いです。
08.07.03 ギフト部屋、出来ましたー!キャッホゥv
今日は、梅雨らしくグデグデに蒸し暑いです…。あちこちの窓を網戸にしてみたのですが、むしろ外の湿気が入ってきている…失敗したー。はううう。
そんな中、サイト内にギフト部屋を増築してみました。上部のボタンではなくて、TOPページのカウンターの下にリンクを設置しました。えへへへ、久々の更新です。
自分の作品を展示するのも楽しいですが、人様の作品を、演出を考えつつ展示させて頂くのも、またすごく楽しいです。
今回は、二作品を展示させて頂きました。片方は「着ぐるみカカイル」、もう一方は「黒天使・白悪魔」を題材に作成して頂いてます。自分の考えた設定のカカイルで作って頂けるって、すごい幸せなことなんだなあvと、改めて感じました。作品を下さったお二方、本当に有難うございますv
さて次は、みうりん様からのバトンとキリリクと、その他にもいろいろ…。この間の葉書のお仕事も、まだ続きがありますんです。
さーて、がんばるずぉー!
08.07.02 一日中ギフト部屋作り。
休憩を挟みつつ、今日は一日出かけもせず、ギフト部屋の材料をずっと作っていました。無職ならではの贅沢な時間の使い方なのに、描いても描いても終わらない…。もうちょっとなんですけどね。
近頃作らないものだから、透過アイコンの作り方とか初歩的なことをコロリと忘れていたりして、自分のボケ加減に恐怖を感じます。(すぐ思い出しましたけどね)
この勢いで、何とかしっかりとサイトの展示品作りに勤しもうと思います。
夜光さま、バトン済みませんね。私のイメージをお答え頂けて有難うですv ステキなお答えですが、その川は、もしかしたら私の脳のめぐりのごとく流れが悪いかもしんないです~。さっさと流れる美しい川になりたい!
ではギフト部屋作りの続き、頑張ります~。
08.07.01 福祉会で柏餅作り。
今日は、私が福祉委員をやらせて頂いている地元の福祉会の催しで、柏餅を作りました。
朝8:30から15:00までくるくる立ちっぱなし、というのは、私の日常生活にはまずないので、結構今の時間でも、足にきています。さすがに終わって家に帰って絵を描いていたら船こいでしまって、仕方なく一時間ほど仮眠をとりました。
柏餅作りは初めてでした。
私は洗い物などを主にしていて、大体の基本は他の慣れた委員さんが作られたのですが、最後の工程の、餅で餡をくるんで葉を巻くくらいの作業はやらせて頂きました。
ヘタッピだったけど、楽しかったです。
葉っぱは、地元では柏ではなく、サンキライという葉を使ってくるむのですが、これが蒸しあがると餅全体に香りが移って、それだけで普通の餅が贅沢な一品に変わって美味しくなります。
この製法を考えた先人は、本当にすごいな、と思いました。魔法みたい。自然の美味、堪能しましたv
バトンに答えて下さった冬之介さま、ぎんじろうさま、誠実な御回答を本当に有難うございましたvv
冬之介さまは、もうすぐご旅行が控えてお忙しい中、快く答えて下さって本当に済みません!大変有難うございましたv 後日お礼のメールかメッセージを、改めて送らせて頂きますので~v
ぎんじろうさまの答えの中の私への評価、「頑固」って、当たってます…。
先日の面接での質問で「自分の性格的特徴を3つ言ってみて下さい」と聞かれたので、その一つとして答えちゃいました、「頑固」って。ああ、傍から見てもそうなんだ!ぎんさまにはまるっと見抜かれておりますなあ~。隠し事出来ませんな(笑)。余談ですが御日記のトマトくんたち、みんな可愛いっすv早く赤くなるといいですね~。本当に有難うございましたv
さて、明日はとにかくサイトの絵を描いています。ただただ前進あるのみ!意気揚々v |